昨年11月に東京の新宿区で交差点の信号が青に変わるや否や急発進したタクシー。

そして目前の道路に群がっていた鳩を一羽轢き殺したという一般市民から警察への通報。

結果、そのタクシードライバーが「鳥獣保護法違反」の罪で逮捕されるといったなんとも寒々しい話がありました。

寒々しいと言う理由は２つ。

その行為が故意だったのではないかと思われる事と共にその目撃情報からの逮捕令状の発付です。

事の詳細はネットなどからの情報だけで定かではありませんが、ドライブレコーダーなどの検証と獣医師によるハトの解剖結果などを元に逮捕に至ったとのことなのですが、、

どうしても何故逮捕まで？の疑問が消えません。

ちなみに
犯罪を犯した容疑者を逮捕するにはそれなりの要件を満たす必要があるようなのです。

今回は逃亡や証拠隠滅等々の可能性も低く、逮捕まで行かずに警察はドライバーを呼んで厳重注意で済ますことは出来なかったのか？

と、
同じタクードライバーとして素直な疑問です。

とはいえ
やはり伝え聞くその状況を想像するに、鳩とはいえその群れに突っ込む行為はプロドライバーというより「人」としていかがなものか？

その直前によほど気分のムシャクシャした事があったのかも知れません。

そんなことを自分に置き換えて思う時、自分なら同じ行為をしただろうか？

う〜ん、、。

やはりどんな事情があったにせよ、もう少し冷静な運転をして欲しかったなぁと思います。

取りも直さず
我々タクドラは鳩は勿論のこと、他の生物と共存する公共の道路を使って生活をさせて頂いているのですからね。

綺麗事を言うようですけど
プロドライバーは、冷静な対応を忘れず周りの環境に対する優しい思いやりや配慮があって然るべきなのです。

コラムタクドラ@zakkiy