消費するだけで満足だった

僕はずっと、人がつくったもので楽しんでいた。

マンガを読む

サッカーを見る

洋服を買う

とか。

それらは、好きなことといえば聞こえはいいが、単なる消費行為だ。

マンガを描くこともサッカーのトレーニングをすることも、洋服を仕事にすることにも、まったく興味がなかった。

極端な言い方をすれば、「お金を出してつくられたものを買うことが楽しかっただけ」だ。

消費者。

僕たちは、毎日広告を浴び続ける生活を送っている。

電車に乗ってもネットを見ても雑誌を開いても、要するに「買え」という意味のメッセージであふれている。

一見広告ではないツイートだって、接触効果が働いて、結局ネットで最近よく見るものが欲しくなってきたりする。

でも、それは「欲しいと思い込まされた」だけであって、「欲しいもの」ではない。

断じて、「好きなもの」などではない。

だとしたら、本当に好きなもの・ことって何なんだろうか。

手帳・ノートやブログで文章を書いていると、徐々にわかってくる。

おもしろい。

好きなもの・ことに関連して、作り出す側に回ると、お金も増える。

先日読んだ立花岳志さんの『「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる』にも通じる話だ。

▼関連記事『「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる』(立花岳志)は、ブログを書く理由を考えるきっかけをくれる本だ!

とはいえ、資本主義社会で、消費者でいることを完全にやめるのは難しい。

(ちなみに立花さんは、人生のステージを上げるためのお金は使った方がいいと書いている。やはりお金の使い方は、金額ではなく、なぜ使うかが問題なのだろう。)

でも、消費者性を下げることはできる。

目指すのは、好きなことを生産につなげる状態だ。

さあ、欲しいと思い込まされた「いらないもの」を買うのをやめ、好きなことを探そう。

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