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性格分析のために何をやるべきなのか?

自分や他人の性格を知るために、色々やってるみなさんのための記事です

個人で性格診断するなら、

・心理学の知見や、ちまたで流行りのMBTIや16性格、その他性格診断のアレコレを参考にする
・相手の行動や発言を観察したり、有名人に対してはインタビューや本や記事を探す

こんな感じで性格分析やる人が多いと思います

でも
・具体的に、どのように分析してるのか?
・情報源の正確さは吟味してるのか?

この2つについて書いた記事があまり見当たらないので、分析手法と情報吟味について簡単で初歩的なことをまとめます



分析手法について


性格診断は、自分が見たものを、直観的に判断しているのが普通ですね

でも何に注意を払うべきか?について書いた記事はかなり少ないです

最低でも、次の4つについて答える必要があるかと思います

①行動や発言そのもの
②対象→行動や発言の対象は何か?
③文脈→行動や発言のあった状況は何か?
④解釈→それに対して私はどう判断・説明・解釈をするのか

まず相手や自分の行動・発言を観察します
このとき、
・何に対しての行動か?
・誰に/何に対しての発言か?
をチェックして下さい
もっと言えば
・相手/自分の意識は何に向いていたのか?
・相手/自分の目的は何なのか?
もチェックできると良いです
5w1hを使うと整理しやすいですね(特にwhatとwho)

①②が終わったら、③文脈や状況が何かを押さえて下さい

具体的な問いの例は以下
where、whenが何か?
その時の話題・テーマは何か?
その行動はどんな状況の中で行っていたのか?

行動や発言の意味・目的は、その場の状況に左右されることが多いです
状況や文脈を押さえる点は、あまり見ないと思ったので書いときました

最後に④解釈のフェーズです
この段階でMBTIやらユングやら心理学やらを使います。
①〜③までをやっていたら、理論を当て嵌めたときの分析精度は、これまでと比べて上がっていると思います。

できれば分析の記録を書いて残しておきましょう。後で見返すことができるので

でも①〜④までのチェックリストを意識するだけでも変わってくると思います

情報源について


性格分析の大前提として、統計データに頼るか、多様な分析サンプルをたくさん取る必要があります。
↓の記事がだいたい説明してくれてる


その上で、情報源の正確さについても、ある程度の見積もりはしておくとベターです

ほんとうに優しい説明は、総務省のココ読むといいです



性格分析の場合、インタビュー記事、行動や発言を直接見聞きする、SNS上の発言、などが情報源になるでしょう

正確さを調べるためにできることで、基本的たことを3つ

一旦落ち着け→早とちりしてないか?
②元ネタを探す→信頼できる情報源か?
③反証を探す≒その情報が間違いと言えるケースを想定・調査する

上3つをやれば、だいたいの正確さは確保できるかと

一応、すぐに使えるチェックリストも、下にまとめました。よかったら使って下さい

・実際に見たり聞いたのか?自分はどこまで正確に見ていた?
・他人から聞いた話なのか?
・元ネタは記事や本なのか?
→正確さは?SNSと週刊誌と新聞と統計データとでは正確さ違う
→それを書いてる著者によって、情報の正確さや質や分野が違う
・情報は基本的に一面しか見えない
→多角的に観察した方がベター

小ネタ
実はこの記事を書くのに、CSパースの記号論、ウィトゲンシュタインの言語ゲームを参考にしました。あと現象学

終わり


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