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baby ring with Tanzanite

12月生まれの娘に、とベビーリングのご依頼。ちょうど1歳になった指のサイズに合わせてお作りしました。誕生石を入れて、お名前にちなんだクルミや桃を連想するようなデザインにしたい、とご希望があったので、タンザナイトと桃の形をイメージした玉ころを並べるように。

もうひとつ、ご自身の名前の由来が、お父様がカスミソウから名付けてくれたということもあり、タンザナイトを真ん中に、桃の玉ころとカスミソウの花を彫り入れて、ひとつの指環となるように。素材は、10金のイエローゴールドでお作りしました。

タンザナイトは、古来より「先見の明」があるとも言われ、古代ケルト民族の間では「霊力を授ける石」としてあがめられたそう。「清らかな心」「幸福」の花言葉を持つカスミソウ。桃は、厄除けや魔除けなど邪気払いの木とされ、長寿、多産や子孫繁栄、生命力の強さを表す縁起の良い果実とされています。

親から子へと受け継がれたたくさんの愛情は、しっかりとしみこんで、こころを豊かに育む栄養となって。子どもの成長はあっという間。ちいさな手も大きくなって、指環の小ささが懐かしくなるころには、素晴らしい思い出もたくさん満ち満ちていますように。


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