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ワカンダ・フォーエバー

この記事は本日11/11に公開した「ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー」に関しての感傷記事になります。

ネタバレ、個人の感想のオンパレード。
お読みになる場合自己責任でお願いします。

最初に

まず前提として今作がどのような外的位置の作品かご説明いたしましょう。
「ブラックパンサー」はマーベルスタジオの映画で、アヴェンジャーズシリーズに分類される作品。
マーベルは「アヴェンジャーズ」という主軸を置いて様々なヒーローの集合映画を作り、その中のキャラクターを主役に映画を作って1つのストーリーを紡ぐという方法を取っている。

アイアンマンやキャプテンアメリカなどのキャラクターが有名だが、今回はブラックパンサーが主役の第二作目となる。

アヴェンジャーズシリーズの中ではブラックパンサーの出演はそんなに多くない。

初登場が「キャプテンアメリカ シビルウォー」
その次に主役タイトル「ブラックパンサー」
続いて「アヴェンジャーズ インフィニティウォー」
「アヴェンジャーズ エンドゲーム」
そして今作となる。
5作品。
意外と多かった。

ネタバレ満載

予告していた通り、ここからはネタバレを含む今作の内容に触れていく。

今作「ワカンダ フォーエバー」の何がしんどいかって、前作までの主人公ティ・チャラ役の俳優、チャドウィック・ボーズマンが実際に無くなっている状態からスタートしている。

事実、エンドゲーム時には病症に侵されており、末期であったようだ。

その情報を踏まえて今作「ワカンダ フォーエバー」がどれだけ泣かせに来ているかご説明しよう。

まずマーベル作品はロゴムービーを映画冒頭に流すのだが、普段はアイアンマンやキャプテンアメリカなどのヒーローを流す形を取る。
ジャンプの表紙をイメージして貰えればわかりやすいかもしれない。

今作だ。
今作は全部ティ・チャラという、その時点で泣かしてくる。
やっちゃダメだわ。

そしてプロローグというか冒頭は、ティ・チャラが危篤という状態からスタート。
俳優が亡くなっているので状況説明だけで死んだというシーンのスタート。
うん仕方ない。

ストリートしては兄の死を拭いきれない妹、シュリが主人公にバトンタッチ。
そしてワカンダだけで取れる鉱石「ビブラニウム」を武装したネイモアという男の登場で話は大きく動く。
ぶっちゃけ彼は「ククルカン」という神の化身として海底帝国を納める王。

そのままシュリが海底帝国にさらわれて地上に対しての協力を請われるもそのタイミングで救出が入り、ワカンダとの戦争に。

その後なんやかんやあってシュリはブラックパンサーになってククルカンを降伏させて、平和を取り戻しました。

さて、問題はこの後さ。

兄の葬式に使った衣装を燃やすことで決別を図る。

ここでさ。
今までチャドウィックが出演してシュリと交流していたシーンを流してきたんですよ。
あかんて、そんなことしたら。

正直なところ今回の映画はチャドウィック追悼のために作られたという印象が強い。

人間の死とはこんなに儚く、心に刺さるものなのだと感じざるを得なかった。

合掌。

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