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へっぽこぴーりーまん書紀〜新卒入社編①

そして、出向になった。
新卒当時からボクは仕事ができない社員だった。
第一印象は良いらしい。
一見明るくて、受け答えがハキハキしていて、体育会系っぽくしゃきっと見える。低い声で冷静っぽくて。
一見頼れると思われる。
でも、実際はその反対で優柔不断で、変なところで頑固で融通が利かないところがあって。
典型的な、「あいつは一見できそうなのにアカンなぁ」と。マイナスギャップを感じさせてしまう。
新卒1社目は、食品メーカーだった。
第一印象で営業に配属された。これが運の尽きだったのかもしれない。
それまでやってたのはコンビニのバイトくらい。居酒屋や外食のバイトもしたことがあったが、機転の利かない対応で実質クビ勧告になったこともあった。
昔から機転を利かせた対応はそんなに得意ではなかった。
こんなボクが営業職になっちゃったのだから大変だ。
新卒で入った会社は、しっかりした研修なんてものはなかった。
商品勉強会などもなく、それとなく、先輩と営業現場を見て、配属3日目から一人で営業に出なくちゃいけない。
ボクに欠けている「機転」しか要求されない現場だった。
何から学べばいいのかもわからない。
変な自信だけは当時あった。
それが、悪い方向に作用しちゃって大変なことになっていく。
→次回に続きます

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