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菊芋ごろごろ。

先日、畑で放置になり自然繁殖して小さな森を作っていた菊芋を少しばかり、掘り起こしてみました。
枯れた茎をスコップで退けて、傷にならないようになるべく遠くから掘り始め、掘り進めていくと。
最初の1つが見つかってからは、どんどん出てくる。スコップを入れればその度に、いくつもいくつもごろごろと。もはや面白いを通り越し、これいつ途切れるんだ状態。掘っても掘っても掘っても掘ってもイモが出る‼︎大きなものから小さなものまで。用意したコンテナに、掘っては投げ、掘っては投げ。なかには腐ったものもありましたが、恐らくそれは親イモなのでしょう。『ここならスコップをいれても安全だろう』…が、通用しない。なんでこんなところに⁉︎がしょっちゅうあり、折れてしまったものもけっこうありましたが。それでも、スコップを入れただけイモが現れる。

某ファミコン版RPGで言うなら、1マス進むたびに敵が出現!のような、聖水撒きたくなるような出現率。なんじゃこりゃ‼︎

とりあえず、持ち上げて腰が痛くならない重さで断念。3m四方を掘ったところで、身体がギブアップ。まだ、10m四方は余裕で残っていますがもう無理…。

そしてこの量、洗うのもけっこう大変。持ち上げてずっしり腰にくる重さ、1つ1つ洗っていたのでは真夜中必至。コンテナに入れたまま、散水ホースリールのノズルをジェットにして一気に土を洗い飛ばす。菊芋は表面が凹凸激しく、コンテナをフリフリしつつ水を浴びせかけて洗いましたが…小芋はそうともいかず、これは苗箱に入れ替えてジェット水流。

軽く水を切り、苗箱に入れても重い。土の重さがなくなっても、変わらずずっしりな大収穫。イヌリン大量ゲットだぜ‼︎食物繊維バンザイ‼︎

さて、この菊芋は丸ごと、愛する人にプレゼント。簡単に調理できるレシピを添えて、発泡スチロール箱に入れてお届けしました。たぶん総重量、5キロくらい。食べきれないか…。

菊芋って、いま市場価格は高いんですかね。畑で作るとなかなかできにくいと聞きますが、うちでは掘りきれない食べきれない。嬉しい悲鳴とはまさにこのこと、でしょうか。

大切な人が、これで少しばかりお腹の調子を整えられることを願いつつ、次はいつ掘ろうかと画策中。春になると芽がでてしまうので、秋から冬の間がベストシーズン。

食べ切るの、たぶん無理かな。また来年も、しっかり育ってくれますように…‼︎

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