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HEAVY METALなゲームをやろう!

IN FLAMESはどの時代も全部好き。
どうも、ザルソバです。

毎日たくさんの新作ゲームが発表されていますが、ゲームは積んでませんか?僕はたくさん積んでます。
積んだゲームの高さが天に届くのが先か、僕が天に召されるのが先か。
それは誰にも分かりません。

さて、僕はビデオゲームとヘヴィメタルがとても好きなのですが、
2022年9月13日になんとヘヴィメタルなビデオゲームが発売されます。

その名も『Metal:Hellsinger』

Serj Tankian推しなトレーラーがこちら。


PS4版ストアページ


『Metal:Hellsinger』はFPSとリズムゲームを合わせたというタイトルで、
両ジャンル共に不慣れな僕にとってはかなり難しそうなのですが
注目すべきは『Hellsinger』の名の通り、このゲームに楽曲を提供しているミュージシャンです。

(以下商品ページより引用)
Serj Tankian (System of a Down)
Matt Heafy (Trivium)
Mikael Stanne (Dark Tranquillity)
Randy Blythe (Lamb of God)
Alissa White-Gluz (Arch Enemy)
Tatiana Shmailyuk (Jinjer)

(引用終わり)

なぜか商品ページ本文では省略されていますが、
SoilworkのBjorn Stridなんかも参加しているようです。

00年代以降のメタルが好きであれば、おそらく避けては通れないであろう超豪華ボーカル陣ですね。
僕は北欧にもアメリカにも足を向けて眠れないので基本的に北枕で寝ていますが、その理由になっている人たちばかりが名を連ねています。
この錚々たる面子のオリジナル楽曲をバックにゲームをプレイできるなんて、メタルヘッド兼ゲーマーである僕のような人間にとっては贅の極みではないですか。

ちなみに体験版も配信されているのでやってみましたが、FPSをほとんどやったことのない僕は序盤で心が折れそうになりました。
・・・買いますけどね!



ヘヴィメタルとゲームの関係は深いです。
ゲームに出てくるハードロック/ヘヴィメタルテイストのBGMといえば枚挙に暇がありません。血湧き肉躍るヘヴィでハイテンポな音楽はアクションやSTGはもちろん、RPGの戦闘パートにベストマッチですし、
『Brutal Legend』のようにズバリそのままヘヴィメタルをゲームのテーマとして扱い、有名楽曲を作中でBGMとして使用しているタイトルもあります。
デジタルピンボール『Necronomicon』にDream TheaterのJohn Petrucciが楽曲提供をしているような例や、日本のタイトルだとSEX MACHINEGUNSとMichael Schenkerが参加している『ヘビーメタルサンダー』なんてゲームもありましたね。
そういえば聖飢魔IIもゲームに・・・やめときましょう。


ちなみに個人的な意見ですが日本でメロパワが人気なのは植松伸夫氏(FFシリーズ)や伊藤賢治氏(サガシリーズ)の影響が大きいのではと考えていますがそれはまた別のお話。


実はNintendo SwitchやPS4、Steamその他でプレイ出来るインディーゲームにもヘヴィメタルがテーマだったりメタル系ミュージシャンが関係しているタイトルがあります。

前置きが長くなりましたが、僕がプレイして特に良いと感じたメタルなインディーゲーム4タイトルを紹介していきます。



1.Valfaris


スイスの伝説的ヘヴィメタルバンドCeltic Frostの
元メンバーCurt Victor Bryantがコンポーザーを担当したタイトルです。

Celtic Frostといえば歴史的名盤「To Mega Therion」なのですが、彼はアルバムでいうと「Cold Lake」以降のメンバーみたいです。

そういえばゲームの主役キャラがトム・○・ウ○リアーに似てるような・・・。

ゲームとしては魂斗羅やメタルスラッグのようなオーソドックスな2D横スクロールアクションで、精緻かつゴアなピクセルアートと初見突破が不可能な高難易度が特徴です。

理不尽に難しいのではなく、挑戦するごとに敵やトラップのパターンと対処法が見えてくる丁寧な作りが見事。
BGMと世界観が良いので何度も同じところをやり直しても苦になりません。
嘘。ちょっと辛いところもある。でもクリアできたときの達成感も一際大きいです。
ストーリーはあって無いようなものなので、ひたすらクリアとメタルネタ探しに没頭できます。
セールだと700〜800円程度で買えるオススメタイトル。

PS4版トレーラー

PS4版

Nintendo Switch版



2.The Messenger

現在はNekrogoblikon、過去にはInferiやDestroy Destroy Destroyでドラムを担当したEric.W.BrownことRainbowdragoneyesがコンポーザーを担当したタイトル。

BGMは全編に渡りチップチューンで実はメタル要素はあまり無いのですが、彼の経歴にピンと来るなら必ず琴線に触れるフレーズが頻出します。
またゲームシステムと深く関わる部分で、殆どの曲に8bit verと16bit verの2つのバージョンがあるのも聞き所。

ゲームとしてはこちらも2D横スクロールのアクションで、ストーリー前半はステージクリア型。後半になると探索要素のある所謂メトロイドヴァニアになります。

印象に残るキャラやテキスト、そして過去の世界(8bit)と未来の世界(16bit)を切り替えながら進む独自性もさることながら、アクションゲームとしての完成度も非常に高い傑作で、これもセールだと1000円以内で買えます。
こんなおもしろいゲームが1000円で買えるんだから、ゲームってコスパの良い趣味ですよ。

個人的に「おもしろい2Dアクションを5本挙げろ」と言われたら必ず選ぶであろう超オススメタイトル。
あと主役はNINJAです。
NINJAはMETAL。

Nintendo Switch版トレーラー

PS4版

Nintendo Switch版



3. Vigil: The Longest Night

台湾のデベロッパーが開発したゲームですが、
コンポーザーはフィンランドの歌舞伎メロディックデスメタルバンド(本当にいるんですよ、そういう人たちが)のWhisperedのギターとボーカルを担当するJouni Valjakkaです。

BGMはWhisperedのスタイルから期待されるようなメタルサウンドではなくゲーム本編のホラー風味に合わせたような物静かな曲が多めですが、そのどれもがメロデスのアルバムに序曲として使われてもおかしくない不気味さとスリリングさを帯びています。

本編はソウルライク×メトロイドヴァニアという近年増えてきたスタイルのゲームですが、PVに出てくる台湾ホラーやみんな大好きクトゥルフ神話から影響を受けたと思しきボスキャラのグロさは特筆すべきでしょう。
僕は未クリアでして数時間プレイしただけなのですが、ロード時間の長さや次に何をすればいいのかが分かりにくい等の欠点も目立つものの、雰囲気は良好なタイトルだと感じました。
また難易度選択もあってレベルも上がりやすいので、この手のジャンルの中ではゴリ押しが利く方・・・かも。


NIntendo Switch版トレーラー


Nintendo Switch版

※PS4版無し


4. ライジングヘル

「Rising」も「Hell」もメタルを聴いてたら日常生活での「おはよう」「ありがとう」くらいの頻度で出てくる単語ですが、その2語がタイトルのこのゲームも勿論メタルに縁ある作品です。
デスメタル大国インドネシアのスタジオが開発したゲームで、コンポーザーは検索しても詳しいことが分からなかったのでミュージシャンの方ではないかもしれません。

ゲームとしてのジャンルは縦スクロールローグライクアクション。
挑戦する度に構造が変わるトラップだらけの地獄の塔を、敵を引き裂きながら這い上がっていきます。
縦スクロールと公式では謳っていて確かにジャンプ攻撃の使い方が肝要だったりしますが、基本的には横スクアクションの縦長ステージのような感覚でプレイ出来ます。
サクサクと軽快なテンポでゲームが進むので油断しがちですが、慎重に進めないと簡単にライフを削られてやられるゲームバランスが丁度良い。
プレイすればするほどポイントが貯まってキャラや武器等の有利な要素をアンロックできるので、他のローグライク同様とにかく繰り返しプレイするのが大事なゲームです。

BGMは公式だと「耽美的」と言っており確かにパイプオルガンのような音も聞こえてくるのですが重くて暗いゴシックメタル的な雰囲気はなく、ゲームと同様に軽快なテンポの曲が多く、繰り返しプレイするうちにいつの間にか口ずさめるようになっているキャッチーさも兼ね備えています。
むしろ明るめのハードロックでは?

Xbox版トレーラー


PS4版

NIntendo Switch版


以上です。いかがでしたか

一回言ってみたかった。

ストアのリンクは自分が主にお世話になっているeショップとPS Storeのものを貼っていますが、どのタイトルもSteamでプレイできますし、Xboxでもプレイできると思います。
ちなみにページが見た目的にうるさくなると思って貼りませんでしたが、紹介したタイトルの中には各サブスクでサントラが配信されているゲームもあります。

他にもメタルっぽいゲームの曲は星の数ほどありますが、書こうとすると膨大な時間がかかってしまうのであとは君自身の目と耳で確かめてくれ!
発売前に『Metal:Hellsinger』の体験版で体を慣らしておきたいので、文章を書くのはこのへんにしてゲームやります。



え、ギルティギアに触れてない?
それこそギルティは文字数と時間がいくらあっても足りませんよ。


おしまい


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