大学職員の欠点

最後の投稿から1年近くたってしまった。
昨年はプライベートで色々あって慌ただしかった。
下書きは結構書いていたが、公開するまでに至っていなかった。
色々区切りがついたので、今年は日記感覚で色々書くと決意した(3回目)。

仕事の方は、今の部署も2週目に入ったので、多少慣れてきた。
今は法人系の部署にいるので、仕事へのやりがいはあまり見いだせていない。
何回か「転職」が頭をよぎるが、確実に収入がさがるのでやる気はでない。
非常に金のかかる趣味があるので、今の収入でギリギリなのだ。

大学職員の欠点は、転職しにくいことだ。
身になるスキルも、人に言えるような実績も作るのは難しい。
そのくせ給料は(時給換算で)そこそこいいので、やめるのももったいなく感じる。
30代近くまで一般企業で揉まれてから、転職でくるのが一番いい職場だと思う。
新卒で目指している人は、一生の仕事にする覚悟をもった方がいい。
出たくても出れないから。

新卒といえば、うちの大学は初任給が低い。
同業どころか一般の中小企業以下だ。
昇給幅が大きいので、3年目には同世代より多く貰えるが、1、2年目は結構きつかった。
それもあって最近は新卒採用が上手くいっていないようだ。
応募はたくさんあっても、内定辞退が多いらしい。
もったいない。数年我慢すれば、それなりの額がもらえるのに。
もしかしたら、生き残る大学だと思ってもらえなかったのかもしれない。

仕事にやりがいを見いだせないと、プライベートを充実させようとしてしまう。プライベートを充実させるには、金がかかる。
アフィカスみたいな下世話な内容になってしまったが、ある程度今の状況は理解した上で、職を選んだつもりなので後悔はない。
だけど、モチベーションを維持するのは中々難しい。
業界そのものの、先行きが暗いのもある。
仕事というものは、金だけよくても、やりがいだけでも続かない。
結局、バランスなのだろう。


この記事が参加している募集

#仕事について話そう

109,975件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?