不安障害と立ち向かう転職奮闘記

記事に立ち止まっていただき、ありがとうございます♡

美容ラジオパーソナリティの白石明日香です🌹✨



ラジオパーソナリティと名乗ってはいますが、実は本業ではありません。
まだまだ駆け出しの段階で、無報酬で活動しております😊
毎週木曜日22時30分~、かわさきFM79.1MHzにて放送中の「エンタメコロンブス」という番組に出演しておりますので、気が向いたら聴いてみてくださいね♪


こちらの👆リスラジアプリをダウンロードしていただければ、国内どこからでもお聴きいただけます😊




さて、ラジオパーソナリティが本業でないのであれば、じゃあ白石さんの本業って何ですか?ってなりますよね(笑)


はい、普通に会社員してました。
そして来月からも会社員をします。



実は昨年末、2年8か月勤めた会社を辞めて、転職活動をし来月から未経験業界・未経験職種にて新天地で働かせていただくことになっています。




前職は新卒入社した会社で、大好きなコンテンツを生み出している名前を出せば誰もが知っているであろう企業でした。(今回は無料公開記事なので、具体的な企業名は伏せますね)

大学時代には、外国語学部だったにも関わらず、そのコンテンツが好きすぎて、卒業論文を執筆して大学を卒業してきたほどでした。


なので、新卒でその大好きな会社に入社できて、自分のことがとても誇らしかったし、何よりも大好きなコンテンツを作り上げていくことにこれから一社員として携われるんだとキラキラした気持ちで胸いっぱいでした。




そんな大好きだったはずの会社で働いて2年が過ぎたころ・・・
勤務中、原因不明のめまいを発症し、休職する事態となってしまいました。




一時復職が叶うものの、症状が悪化してしまい、発作が起きてしまった
ある日、




「不安障害で、鬱状態です。今の職場からはしばらく離れましょう。」




通院していた精神科の先生からこう言われ、私は退職をし転職することを決意しました。
(この辺のことに関しては、また別記事でまとめさせてください🙏



今回は不安障害で鬱状態と診断された私が、未経験業界のコンサルティング営業職を募集していた会社からスカウトをいただけたお話をします。





◆転職活動を始める時にしたこと


私の場合、休職+最後の有休消化で前職を退職しました。
最後の有休消化期間の頃には、ある程度体調も安定していることが多く、これからどうしていこうか考える余力もありました。


私は、休職中実家で過ごしていたのですが、やはり実家を出て東京で頑張りたい(ラジオ収録もあるため)という気持ちが強く、東京勤務で転職活動をしようと心に決めました。



転職活動を始めるのにまずしたことは、転職エージェントサービスと転職サイトに登録することでした。


転職エージェントサービスとは、キャリアアドバイザーの方が自分の希望する条件に合った求人を紹介して下さったり、今後のキャリアについて初回カウンセリングで相談に乗って下さったり、履歴書などにアドバイスもいただけたりと、転職活動が初めての人にとっては心強いサービスだと思います。



私は、

  • 初めての転職活動

  • 接客業界での接客スキルしか持ち合わせていない

  • 履歴書や職務経歴書の書き方に不安があった

  • 転職サイトには掲載のない、未公開求人も見たかった


上記のような理由で転職エージェントを利用しました。


私が実際に利用していた転職エージェントサービスです。👆
担当キャリアアドバイザーからの紹介求人は的を得ていないことが多かったのですが(笑)私は利用して良かったなと思っています。


来月から入社する会社からも、dodaを通じてスカウトをいただきました。



それから自己応募でも就活していきたい&多くの企業を見たいと思っていたので、マイナビ転職にも登録していました。
※もちろんdodaでも自己応募可能です。




◆転職サイトを有意義に使う方法



dodaもマイナビ転職にもどちらもスカウトサービスという制度があります。

マイナビ転職では、スカウトというよりも自分の希望条件を設定しておくと、その条件や希望にマッチした会社から「応募してみませんか?」と応募オファーが届きます。


一方、dodaは企業から実際に面接確約オファーや「あなたの○○に惹かれました」と企業採用担当者の方からメッセージ付きで応募スカウトが届きます。

特にプレミアムオファーを企業から頂けると書類選考免除の面接確約の上に、企業側が求職者のことを本当に入社してもらいたいという強い意向があってのスカウトなので、内定もいただける確率が自己応募より何倍にもアップします!



転職サイトや転職エージェントサービスを利用する時は、ただ会員登録をして求人を眺めるのではなく、ぜひ企業からオファーをいただけるスカウトサービスを利用できるようにセッティングしてみてください✨


スカウトサービスの利用は本当におすすめです!!

  • 自分一人では探しきれない多くの企業や職種と出会える

  • 転職市場においての自分の価値を図ることができる(👉企業採用担当者からのメッセージやオファーをくれる企業などで判断可能)

  • 書類選考は弱いけど、面接に行けば自分の魅力を伝えられる!!という面接強者にはもってこいのサービス(私はこのタイプでした)

  • 自分の希望条件に合った企業と巡り合いやすい


上記は実際に私がスカウトサービスを利用してみて実感したメリットです。

少し脱線するのですが、転職活動において自分の市場価値や企業の市場を確認することは非常に重要で、それを見極めるためにもスカウトサービスは最高でした!!(※転職活動における市場価値については、また別記事でシェアします!!就活で悩んでいる人のためになる情報!!)



◆不安障害で鬱状態で雇ってもらえるの?



結論、雇っていただけました。
しかも、不安障害であることを会社側に申告済みです。



私の転職活動の軸・目的は様々あったのですが、そのうちの一つに
「もう一度新卒就活をやり直そう」
という目的がありました。



どういうことかというと、本来の新卒就活の時は自分の”好き”という気持ちばかりを優先してしまい、広く企業を見ることができていませんでした。

なので、今回の転職活動で自分の興味なかった業界や職種にも積極的に応募してみたり、求人を比較してみたりしていました。


その延長線上で・・・

「不安障害や鬱の話をしたらどれだけの企業が理解してくれるのだろうか」


と疑問に感じていたので、実験程度に不安障害の話をしてみた企業が何社かあります。中には、書類に記載して提出した企業もありました。



私が受験した全ての企業に精神障害のことを話したわけではないので、割合は出せないのですが、結果的には来月から入社させていただく会社だけが偏見なく、理解をして受け入れてくださいました。
(※現在の私の健康状態ですが、ここ4か月発作もなく、健康な方と同じように生活できていて、医師からも労働の許可が出ているため転職活動をしていました。それを踏まえて会社にお話しました。)


◆精神障害を抱えてスカウトを受けるには?



ここで最も重要なのが、


病がちゃんと落ち着いてきて、医師からのGOサインも得てから転職活動を始めることです。



精神障害真っ只中、まだ症状も落ち着かないのに転職活動を始めても、自分に合う企業を見極めることが難しいと思うし、面接に向かうのも大変でしょう。



生活や自分のキャリアに不安や焦りを感じてしまうかもしれませんが、大丈夫です。

生活は家族や傷病手当金に頼りましょう。

自分のキャリアにも焦る必要はないと私は思います。
なぜなら、体が元気でなければ自分が思い描く未来を作ることは不可能です。
仮に状態が良くないまま進むことができたとしても、きっとまた休まなければいけないほど体に不具合が出てくるだろうし、そうなったら理想としていた未来からは遠のきます。



人生は長いです。
ほんの二か月、一年、五年、休んだとしても、その中で学ぶことはたくさんあるはず。
不安障害のことについては別記事で詳しくまとめたいのですが、私は不安障害で社会生活から離脱していた時、家族や友人からの愛情を知ることができたし、本当の自分の気持ちに気づけるようになりました。



自身の健康が安定してきた時に転職活動を始めてください。
そうしたら、私のように精神障害のことも理解してくれた上で内定を出してくださる企業に必ず出会えるはずです。


鬱病だから、パニック障害だから、自分はもう社会生活を送れないなんて思わないでください。


道はたくさんあります。


今年のお正月に毎年伺う地元の神社へ初詣に行きました。
その神社は山の上にあり、毎年なが~い階段を上って参拝しに行きます。


私と母は御朱印を集めているのですが、神社のある山から下山してから御朱印をもらい忘れてしまったことに気づきました。


やっぱり元旦の御朱印だし、どうしてもいただきたかったので父と弟には車で待ってもらい、母と二人でもう一度上りました。
その時、いつも上る階段とは違うルートで登ったんです。


無事に御朱印をいただき、下山する時に母が「こっちにも道があるね!下りてみようか!」とまた違う道を見つけてそこから下山しました。


その時、ちょうど私は当時一番行きたいと思っていた会社の最終面接の結果待ちの時期で毎日ドキドキしていました。(※結果は最終面接落ちでした)



そんな私に母が下山しながら、



「ある場所にたどり着くのに、道はたくさんあるって教えてくれてるみたいだね。」




と声を掛けてくれました。

本当にその通りだなと思いました。


ずっと敷かれたレールの上を歩いてきたような人生だった私は、不安障害で鬱になったことも自分としては本当に想定外で、初めてレールを脱線した経験でした。



母に掛けられた言葉で、敷かれたレールの上を歩き続けなくてもいいんだ、道はたくさんあるんだと視野が一気に広がりました。



だから今、精神障害で悩んでいる方や再起して転職活動を頑張ろうとしている方に届いたらいいなと思います。

道はたくさんあるし、あなたのことを理解して受け入れてくれる場所も必ずあります。




ここまでお読みいただき、ありがとうございました。



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