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Une Semaine à Zazie Films 週刊ザジ通信【10月18日㈬~10月24日㈫】

今年も東京国際映画祭が始まり、SNS上には公式上映をご覧になったシネフィルの方々の感想が上がっていたりして、「あ~、私も観に行かなくては!」と気が急くのですが、23日の月曜に出張から戻り、24日から出社して、雑事に追われてなかなか映画祭エリアに足を踏み入れることが出来ていません。何度かこちらに書きましたが、公式上映とは別に(全作品ではありませんが)プレス、配給会社向けの“P&I(プレス&インダストリー)試写”というのが行われていて、パスを提示するだけで観ることが出来るのですが、実はそのインダストリー向けのパスの登録料が今年から有料。5本以上観なきゃ、元が取れん!(そういう問題なのか?)という感じで、焦っております。

先週の当通信ではリヨンで行われていたリュミエール映画祭について書いたので、今週は予告させて頂いた通り、帰りに寄ったパリで観に行った“VIVA VARDA !”展について。会場はベルシー(Bercy)のシネマテーク。パリ在住映画ジャーナリストTさんがご一緒して下さいました。10月11日に一般公開になる前に行われた内覧会では、後半のヴァルダ作品の衣装も担当していた、この展示の企画者でもある娘のロザリーさんが、直々に案内して下さったそうです。展示は5つのカテゴリーに分けられて、映画監督としてのキャリアを振り返るのはもちろん、写真家としてのヴァルダもフォーカスされていました。展示内容については、私の拙い文章よりも、パリの日本語メディア“OVNI”に詳しくレポートが載っていますので、こちらをお読み頂ければ!(Hさん、ありがとうございます!)代わりに私は撮って来た写真を貼りますね。

ユーモアあるヴァルダにふさわしい装飾が施されたシネマテーク入口。
『冬の旅』コーナー サンドリーヌ・ボネール扮するモナが劇中着てたジャケットが!
貴重な写真も数多く展示されていました。ゴダールはもちろんレネ、ロブ=グリエも登場!
猫好きで有名だったヴァルダの、猫グッズコレクションのコーナーも!
『顔たち ところどころ』のワンシーンのミニチュアジオラマ。車窓の景色が動画になってます。
会場の様子。 来場者層は、老若男女幅広かったです。

たっぷり2時間かけて展示を観て感じたのは、「こんな凄い人と仕事が出来て、幸福だったなぁ」ということと、「ご本人がいなくなっても、これからもヴァルダさんとザジの関係は続くのだろうなぁ(儲からないけど。笑)」ということ。美術館のキュレーターの皆さんに呼びかければ良いのでしょうか?日本にもぜひこのエキジビションを持ってきて欲しいものです!

パリ シネマテークでの会期は2024年1月28日までだそうです。パリにご旅行計画中の方はぜひ観に行ってみて下さい!

さて。今週はいつもお読み頂いている皆さんにもプレゼント!ヴァルダ展のショップで買ってきたご覧のポストカード4枚セットにして、3名の方に差し上げます!

なんとまあキュートなポストカード\(^o^)/ 4枚セットは超豪華(自画自賛)。

下記infoのメールアドレスまで、subjectにお土産希望!とお書き頂き、まずはハンドルのみでも結構ですので、お名前を記してメールにてご応募下さい。その際、当通信の感想、励ましのお言葉などお書き添え頂くと、当選率が上がるかもしれません(笑)。今週は“水曜更新”ならず、2日遅れになってしまったので、応募締め切りは来週末、11月4日とさせて頂いて、当選者のハンドル名の発表は当通信の次々回(11月8日予定)ということにします!当選者の方は、お手数ですが、郵送希望先の住所、お名前をメールでお戻し頂ければ幸いです。じゃんじゃんご応募お待ちしております!

info@zaziefilms.com

texte de daisuke SHIMURA





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