もっと評価されて欲しい日本のアーティストが沢山いる件（第一弾）

2022年2月26日 01:30

　日本のアーティストが世界で評価されない理由として、そもそも世界を目指していない等、アーティストやレコード会社側の問題ばかり論じられてきましたが、それだけではなく我々聴く側も世界に通用する楽曲を求めて来なかった事も、日本のアーティストのガラバゴス性を高めてしまった大きな要因だと思っています。
　

　世界に通用する楽曲を求めたこなかった我々は、じゃあ何をこれまで日本の音楽に求めてきたかというと、当たり前ですが日本で通用する音楽/楽曲です。
　一億数千万の人口を抱える経済大国の日本では、それで日本の音楽界隈は良くも悪くもガンガン回っていたのですが、人口減少を迎えるこれからはどんどん厳しくなるのは間違いない。

　そこで、これからの日本人アーティストは、世界が求めている音楽を意識して楽曲を提供して欲しい。例えばサビの部分は日本語で他は英語歌詞でも面白いし新しくアイデンティティーを誇れるのではないだろうか。
　そして、我々聴く側は、世界に通用する音楽を日本人アーティストに求めていくことで、JPOP伝統の美しいメロディーを活かしながら、ガラバゴスJPOPの悪い習慣が変えながら、世界に通用するソフトパワーを双方で醸成していきたい。

　視点を変えると、握手券ポップスやジャニーズ歌謡曲を聴かない洋楽好きの日本人をターゲットにすることで、より切磋琢磨できるのではないだろうか。
　そんな彼らが好む楽曲を作るアーティスト達がMステなり紅白にもっと出ることで、音楽に保守的な日本人の耳目を集め、Tiktok層にも浸透して、世界に拡がる理想的な展開を沢山作ることが、日本音楽界のアップデートになり、レベルアップにも繋がるのではないか。

　前置きが長くなりましたが、JPOPが良い方向に進んでくれることを信じて、これから紹介するアーティがもっと評価されることで、日本の音楽のレベルが上がると個人的に思っているアーティストや楽曲を紹介します。