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スタートアップのリアル:不安と期待、家族の理解【転職ストーリー(中編)】

ZeeDia life scienceのセミナーでは、臨床開発職、特にCRA(臨床開発モニター)のキャリアやスキル構築について、社長と一緒に学んでいきます。
本記事では、代表の北村眞介と、社員で臨床開発コンサルタントの佐藤彩乃との対談セッションの模様をお届けします。

新たな挑戦への不安と期待、そして家族の理解。これらすべてが交錯するスタートアップ。成熟企業にはない柔軟性、自分自身の声を活かせる環境について語っています。

この記事は【前編】【中編】【後編】の3つで構成されています。

■動画はこちら(視聴時間:6:25)

スピーカー

北村眞介(北村さん):代表取締役
ZeeDia life science(株)代表取締役。約18年間、外資CROに勤務しながらも、足掛け10年、創業インキュベーション5年を経て、2022年2月にZeeDiaを設立。

佐藤彩乃(あやのん):臨床開発コンサルタント
薬学部出身。新卒で外資CRO(医薬品開発業務受託機関)に約7年弱CRAとして働いた後、約2年のクリニカルオペレーションリーダー(COL)を経て、スタートアップ企業に転職。間もなく産休へ。

スタートアップに対する不安

北村さん:派遣先も安定してね。いい所にいらっしゃいますが。スタートアップに来て1年経っていませんが、やっぱり「不安定だな」とか「いつ潰れるのかな」みたいな、不安ってあったりしますか?

あやのん:北村さんにも言っていましたが、ホント失礼な話、最初の方から「潰れたらどっか他の会社に転職すればいいし」と言っていたんですけど。

創業から1年経って、私が入ってからまだ1年経っていませんけど。会社としては無事1年も経ちまして、人もどんどん増えていますし。

私、1年でここまで人増えるって想像していなかったので、本当に北村さんの人徳というか…「人たらし」だなって最近よく言うんですけど。それが(会社存続に)寄与しているのかなと思っています。

だいたい潰れちゃう会社って1年持たないと聞くので、北村さんには人が集まって来る感じで、大丈夫かなって思って。

北村さん:大丈夫ですか?言わされていませんか?

あやのん:言わされていないです!大丈夫です。

北村さん:過分なお言葉、ありがとうございます。確かに1年経って、黒字化もできましたし。今期も黒字化ができれば、より経営も安定してくるし。それベースに与信も高まって。新事業も作れるようになっていくし。このまま上手く行くといいなと。ありがとうございます。

家族の理解は大丈夫でした?

北村さん:ちょっと質問変えさせてもらって。スタートアップ入る時って家族の理解って大丈夫でしたか?「そんな危ないところやめろ」みたいな。

あやのん:そうですね。うちはありがたいことに「いいんじゃない?」「やりたいならやれば?」っていうのはありましたね。

私、臨床開発職はバブル期だと思っていて、コケても「どっか行けるでしょ」っていうのもあって。「ダメだったらちゃんと他、転職しますんで」って言って。「じゃあやってみたら」っていうので。特に反対はなかったです。

会社で横のつながりはありますか?

北村さん:よかったです。ありがとうございます。あの(ZeeDiaに)入られて派遣されていますけれど、会社で横のつながりとかってありますか?

あやのん:そうですね。今は社員というか、派遣に出ているコンサルは会社が前に一緒の方だったので。元々知っている人も多いですし、横のつながりはもちろんあります。

他社さんに行っている方もいますが、「会社間でどんな感じ?」みたいな情報共有をしますし、コミュニケーションは取れていると思います。

ZeeDiaに不足しているところ


北村さん:なんかそうすると、不足していることを聞きたくなるんですけど、「ちょっとなー」みたいなところってありますか?

あやのん:そうですね。できてまだ1年くらいの会社なので、細かいルールはちょっと手探り感はあると思っています。システム1つとっても、「これ申請してみたら、うまくここは表示されません」とか、「これがなんか出てきません」とか。

あんまり大したことじゃないですけど、そういうことはやっぱりあるので。自分たちで作っている感じはあります。

あとは結構、製薬メーカーさんやCROだとよくあるのが、ヘルスケアとかウェルビーイング系の福利厚生を最近入れているとこ多いと思うんですけど。それ私、気に入っていて。今、実際ZeeDiaにはそれがないので、「これから入るといいな」と北村さんに言っていますね。

自宅オフィス快適化サポートについて


北村さん:ありがとうございます。その分、家で仕事することが多いから、「家を充実化させよう」ってサポートさせてもらっていますけど、どうですか?

あやのん:すごく良いです。「在宅が多い」ということで、自宅をオフィス化・充実化させるために補助を出していただいています。コンサルは皆、椅子を買ったり、机を買ったり。

私の場合はビジネス用のワイヤレスのイヤホンを買ったり、ちょっといいマウスを買ってみたり。腰が痛くならないクッションを買ってみたり。色々しているので、すごくありがたいですね。

北村さん:なかなかね、自分で会社の仕事のために自腹を切って装備を増強するってしないですもんね。

あやのん:そうですね。なんか「できるし、いいか」って思っていたものを新しくできたっていう。評判いいと思います。みんなと話しますけど。

北村さん:良かったです。何よりです。


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