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新しいnoteの活用術

ちょっと仕事がらみのお話なので、詳しく書けない面もありますが。

いわゆる消費者向けのプレゼントキャンペーンってありますよね。
ハガキだったりネットだったりInstagramなどのSNSだったり。
近頃は本当に様々なツールを駆使して展開されております。

で、そういうキャンペーンの事務局のお仕事をたまにしたりします。
つまり、クライアントから受託して、そういう応募受付の運営をするわけです。

そういった体験からのお話です。

たくさんの消費者が応募の際に一言コメントを記入いただいたり、特に記載項目がなくても自らコメントをつけて応募される方が一定数いらっしゃいます。

クライアントが地方の企業だったり、景品が●●県産■■■■というような食品関係だったりするときに、たくさん出てくるコメントがあるのです。

・父が●●県出身で、、、
・祖父が●●県に住んでいて、、、
・昔、父の実家が●●県にあったので、、、
という親近感アピールですね。

こういう案件に携わった当初は、「へぇ~そうなんや!すごい縁あるやん、この人」って思ったこともあります。

でも同じようなコメントがどんどん現れてきたり、また別の様々な都道府県に関連する案件をやっても、同じようなコメントが届くものなんでね・・・。

あまりにそういう人が多く、そして、そういう人のアカウント名を見ると景品用垢って書いてたりしてて、どうやら日々色んなキャンペーンに応募しまくっている様子なので、毎回あちこち出身やと書いてるんかなぁと思うようになってきました。

そもそも、
効果あるんかな?
罪悪感は無いんかなぁ?

と思いますよね。

少し似たようなやり口でいうと、
親戚が亡くなって、、、
・親戚の法事で、、、
というのも昔からあるように思います。ホンマか?と思われるやつ。

でも、これで休めたり、何かの誘いを断ったりできたなら、効果はあると言えます。(罪悪感は無いんかんぁは共通しますが。。。)

冒頭のプレゼントキャンペーンのコメントは・・・どうでしょう?
基本、厳選なる抽選でしょうからねぇ。
コメントの良し悪しは効果はないように思うのです。

作文コンテストとかなら、おぉ!この人は良い!!といって選ばれることはあるでしょうが・・・。

ですので、今回はこの「父が●●県出身で・・・」というコメントを書くことがいかに無用の長物であり、駄文であるかを説明します。

しかも、効果あると思って(つまり当選確率が上がると思って)記載している“偽コメント”ではなく、本気で親近感を感じて、主催者に伝えたい!って思っている人のコメントに対してです。(本当にいるかどうかは別として。。。)

ーーー
その親近感、あるのはあるよね。僕も誰かが大阪出身って聞くと確かに親近感を一瞬抱くこともあります。
けど、まぁいっぱいおるっちゃおるし、本気で親近感を抱くのはおこがましいとも思います。

さらに、
・父が●●県出身、、、
・祖父が●●県に住んでいて、、、
・昔、父の実家が●●県にあったので、、、

ちょっと遠いんよなぁ・・・。

仮にですよ、大阪出身の僕に向かって、
「私の父が大阪出身なんです!!」って言われたとします。

あぁそうなんや・・・。
大阪のどこらへん??(苦し紛れに)

くらいしか返せない気がします。で、もし、自分の地元だったりすれば、少しは「そうなんや!」となるかもですが、それもその人自身の思い出とか体験ではないわけで、

おぉ、めっちゃ地元一緒やん・・・
で終わってしまいますね。

よろしくお伝えください、とはならない。
何を伝えたいのか、いや、伝えたいことなどない!

つまり、なんのバック(見返り)も見込めないのです。

そう思うと、「父が●●県出身で・・・」レベルのことは伝えてはいけないと思うのです。
伝えても良いけど、相手が困る、ということです。

じゃあ、そういうプレゼントキャンペーンに応募する際のコメントとして何が最適か、ということも考えました。(ようやく本題・・・)

そもそも、多くの場合、厳選なる抽選なので当選結果には影響しない、としましょう。実態は様々かもしれませんが。

じゃあ何を書くべきか。。。
仮に大阪の名物、「551の豚まん」が当たるプレゼントCPに応募するとします。
その応募の際に書くコメントとして、こんなのはどうでしょう?

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私は、551の豚まんが大好きです。
既にnoteに2万字を使って褒めています。
是非、読んで欲しいです。(URL:・・・・)

当選したらもちろん5万字くらいの感想も書いちゃいます。
なんなら、依頼を頂ければ10万字のレポを書きます。
だから、商品をください。サンプルとして!
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これ、僕が担当者なら絶対にそのnoteを読みます。
で、良い感じの内容であれば、クライアントにも伝えます。
もしかしたらクライアントが行動力・好奇心ある方であれば、サンプルも提供するかもしれません。
なんなら、そのクライアントから取材依頼あるいは、ライターとしてのお仕事も頂けるかもしれません。

おそらく、その企業のHPにあるinfo@・・・・.co.jpみたいなアドレスに送ってもスルーされますよ。

プレゼントキャンペーンという商品を欲しい消費者を集める「窓口」に向けて発する方が良いと思います。

はい、新しいnoteの活用術を考えてみました!

長文過ぎて、誰も最後まで読んでくれていない気がするけど・・・。
駄文、無用の長物ですな(笑)。

もし、万が一、本当にnoteの活用術を期待して読んで頂いた方がいらっしゃいましたら、ごめんなさい。

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