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2023.GW 那須、福島、新潟を旅する-7

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自分に言いたい。レポ溜めすぎだろと。
これがGW最後のレポになります。どうぞお付き合いを。

高床山森林公園キャンプ場をあとに高原で涼んだりしながら、
今日のお宿は燕温泉 樺太館
日本秘湯を守る会会員宿です。
彼岸に来て彼岸に帰る〝つばめ〟と同じように、夏だけ湯小屋を建てて営業したところから、燕温泉の名がついたのだという。
関山からの涼やかな高原のロードは時折山肌に雪を残して、ここが有数の豪雪地帯であることを忍ばせる。

帰路のR18からの妙高山

宿に着くと新緑がお出迎え、ちょっと紅葉の様。
停まっている車は、燕温泉の野湯-黄金の湯まで行く人たちのものかそれとも妙高山への登山者のものだろうか。
黄金の湯へは、宿からの激坂道を見たらちょっと萎えて、今日はいいことにする。

帳場には気さくな若旦那さんかな?2階の部屋へは大女将に案内されると・・・突然、緊急地震速報が鳴り響く。
震源地に近いせいもあってかなりな揺れだった。大女将は顔面蒼白で、その後食事会場で顔を合わせるたびに「怖かったね」と何度もいわれた。
私は内心では、入浴中じゃなくてよかったよとも思ったわけで。

このお宿は基本10人を超えるお客様は取らないようで、男女別の内風呂と男女交代制の露天風呂があるのだけど、他のお客様とバッティングすることはほぼなかった。
硫化水素臭のあるやや白濁気味のカルシウム・ナトリウム・マグネシウム-炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物泉で源泉からの自然湧出のお湯が掛け流される。
やや熱めだけど、すごくいいお湯。

女湯
じゃかじゃか
露天風呂

熱めなので長湯はできないんだけど、気持ちよくて何度も入りに通う。
そして定刻に夕食です。山の幸満載で、ほんとこの時期に山間部の宿に泊まる贅沢!どれも涙出そうなほど美味しい。

山菜~
山ウド1本豪快、このかごはみんな山菜
今しか食べられない7種の山菜の天ぷら

若旦那さんがお酒にうんちくのある人で、扱っている日本酒も地のものを集めたラインナップで充実してます。
それを一つ一つ説明してくれて、好みのお酒を選ぶことができます。
日本酒好きにはたまらんよ~
妙高山の純米吟醸は私好み、春のにごり酒は優しく女性向かな。
なんでも寒い地方では酒は甘く、料理は辛くというのが文化らしい。
最近は、それほど極端なことはなさそうだけど。

1st
2nd

食事後も一段落してからまたお風呂に向かう。
2階の一室に休憩室があって、無料でマッサージ機が使えるのがうれしい。

朝食もおいしかった。すぐにおひつが空っぽに、相方更におかわり。

食後のコーヒーを頂きました。

お湯もいいし食事もいいし、ここもリピ確定。
帰りに妙高山麓直売センター とまとのお土産券もらったので寄ってみます。
お土産は小さなクッキーだったけど、何より山菜の種類が多くて安い。
丁度時期だからだだろうけど、今まで入ったどの道の駅より安かった。
コシアブラ、根曲がり竹、山ウド、タラの芽、ウルイを買った。
トマトはまだ時期じゃないので買わなかった。

最後は上田のおぎはら植物園で毎度の苗を買って帰った。いい旅でした。

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