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雪の新潟は良きと申します-2

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あさ~
さてさて朝活のお時間ですが、外がとんでもないことになっていました。
1日目の夜に天気が崩れることは承知してたけど、朝には晴れ予報だったので、新潟なめてました。いや、びっくり!

雪はまだ降ってるし、愛車には30cm以上雪が降り積もっています。
とりあえず愛車は見なかったことにします。
別方向の 鷹の湯方面の風景、雪がホイップクリームみたいです。

道路をはさんで真向い

のんびり朝湯に浸かり適当に朝食を済ませて、雪も止んできたので愛車の雪下ろしタイムです。若旦那さんが雪下ろしの道具を貸してくれました。
降りたてだったので案外軽くてさくさく下ろしていきます。

完成形

私たちはたまたまな雪下ろしだったので(それも車)うきうき楽しくてしかたなかったけれど、地元の人々は黙々とただ淡々と感情を入れずに働きます。家の前面や道路など広範囲でかなりの労働を早朝からしなければならず、ほんとうんざりなんだろうなあと声を掛けるのも憚られます。

車を救出した所で計画していた大崎 雪割草の里に向かいます。
初めナビが狭い山道を選択していたので、ひやひや運転だったけど、すぐに広い道になりました。
雪割草、正式名はミスミソウと言います。全国には数か所自生地がありますが、新潟には何か所かの自生地があります。
まだ雪深い3月、雪の間から可憐に顔を覗かせる雪割草は、新潟の春を告げる花々たちです。海岸を見下ろす小高い丘の中腹にいろいろな色の花弁やしべが目を楽しませてくれます。
¥400の入園料を払って山道を一周する700mのコースになっています。

小さくてぽつぽつと群生しているので、ゴージャスではないけれど、そのかわいらしさににまにましてしまいます。

オウレンも春の山野草
コシノカンアオイ

水戸黄門で有名な葵のご紋の意匠はカンアオイ属のフタバアオイの葉ですが、このコシノカンアオイも同じ仲間です。地味な花なので中々お目にかかりません。
お花を楽しんで、どうしても雪割草が欲しくなってしまう。
色々見比べて散々悩んでピンクのかわいいのをチョイス。花はとっくに終わりましたが、今も庭で元気に育っています。無事夏越ししてくれるといいんだけど。。。

宿に戻って散策の汗を流します。いい湯じゃ~
いい時間になって夕食は隣の寿々木へ

若旦那さんに「席を予約します」って言ったんだけど、「大丈夫空いてるから」と、でもこの日はどんどんお客様がやってきて大忙し。
私たちは18時に入っていてほんとよかった。。。

まずは日本酒、相方は生ビールです。突き出しの筍の土佐煮
日本酒は地元の銘酒で名前失念、テーブルで瓶からついでくれます。
途中もう1合追加

酒のアテをどんどん注文しちゃいますよ。

イワシの刺身、新鮮でこりこりうまい

旦那さんが、フグの免許持ってるんですね。なのでフグの湯引きを注文
うまあ

イカと貝の酢の物、ネギが効いてます
居酒屋の卵焼きはついつい食べたくなる

シメは相方が焼肉定食を頼んで、二人でシェアして食べた。

定食は良心的な価格設定で、アラカルトはそれなりにです。
アラカルトはかなりメニューが多めなので迷っちゃいます。

食事が美味しかったので、素泊まりで居酒屋の食事もいいなあ。
こうして松之山温泉の夜は更けていきました。

翌朝に会計をして最後ににゃんとお別れしました。
こちらのにゃんとは、女将さんの部屋の障子越しにいつも目が合うのね。
近くであいさつ出来てよかった。

3/1から宿泊料金が税抜き¥6000に変更しています。
私たちは早くに予約していたので旧料金でした。

にゃん、バイバイ

つづく

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