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働きながらバンド活動する上でのススメ 〜曲作り編〜

ひのきの棒で全クリとか、時短最速クリアとか。
ゲームにおいてシバリを設けることが楽しさを加速させたりすることってありますよね。

我々のバンドはメンバー全員が本業として働いてます。

そんな中で、複業的にバンドで一儲けを狙っていますが、これが意外と縛りプレイ的な楽しさがあるな、と。

今日はそんな中で、我々の曲作りのステップをご紹介します。アジェンダは以下。


①ミニマムメンバーで骨子作り

まずは、骨子づくり。

これは直近はVo/Gtの原およびDrのアライで担当してます。

かつては4人で集まってジャムりながら探ってたりしたものですが、全員が社会人となると予定調整だけで一苦労。ということでミニマムメンバーで集まって実施します。

別に集まるメンバーは誰でもいいんですが、我々のバンドは特にリズムを大事にしたいと思っておるが故にドラムは曲作りの冒頭から重要に考えてます。ということで、ギターのリフ+ドラム+ラフ歌でざっくりとした骨子を作ります。

曲によってまちまちなんですが、ここでイントロ→A→B→サビ→間奏→…みたいな曲の展開くらいまで出来てるとその後がラク。

ここで作るラフはスマホで録音してDropboxで共有。聴き直して調整みたいな繰り返しを数回行います。

ちなみに録音については、ラフなんでiPhoneのボイスメモで十分です。

デジタルの恩恵にあやかりまくって情報共有します。Dropbox便利。


②全メンバーでラフセッション

概ね骨子が出来たら、メンバー全員でセッション…といければいいのですが、ここでも一つ工夫があります。

今現在、ギター青木が地方転勤中だったりするので4人全員でスタジオに入るのが難しいという実情。(普段スタジオは都内もしくはその近郊で入ってます)

ということで、青木以外の3人が集まり、オンラインビデオチャットでつなぎます。

これは最近はじめたんだけど意外とイイ。

タイムラグの問題で流石に4人でのセッションはできないんだが、スタジオの空気感を共有することが非常に重要。

曲作りの細かいキメ部分など、4人の意見が出し合って合意形成の元、進めることで、曲がシャープになっていく。

ちなみにビデオ接続はwherebyを活用してます。

いつもお世話になってます。

③ラフセッションからの調整

ここからは重複もあるんですが、やはりdropboxにアップしてそれぞれがそれぞれに聴いてくる。

その上で、次のリハまでに気になる箇所を秒数とかをメモりながら共有。

ちなみにここで非常に重要なのは、偶発性でして。セッションをしていく中で、ミスだったりノリだったり、もしくは細かく決めてなくて各々の解釈で演奏したりってのが結果的にいい感じのアンサンブルを奏でることがあったりするんですよね。で、そういうのってたいてい後から録音を聴いて「あれ、ここイイな」となるわけです。これを「不本意のアンサンブル」と呼ぶことにします。

不本意のアンサンブルなんかも曲のアレンジに取り入れていくと面白いんですよね。

④全メンバーでのツメ

ここまで来たら後はツメ作業。

オンラインでうまくやっても最後のツメはどうしても対面じゃないと厳しいかなと思ってます。




そんなこんなで、仕事をしてるからこそ、しばりプレイ的に、際限ある時間の中で、我々ZEKUUはこういう曲づくりをしてます。

ということで今まさに行程④をやらんとしているところなので、そろそろいい加減レコーディングをしたいなと思ってます。

かしこ。


東京を中心に活動するZEKUUと言うバンドです。今後増えていくであろう、”複業ミュージシャン”のポジションを30才を超えて狙うべく色々試行錯誤をしております。


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