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『オーシャンズ11』 豪華キャストは紅白歌合戦みたいで十分楽しい。ブラピのチーズバーガー映画としても有名。

評価 ☆☆



あらすじ
詐欺師のオーシャンは服役終了後、すぐに相棒のライアンと連絡を取る。今度のターゲットはラスベガスのカジノ富豪ベネディクト。彼のカジノの地下金庫から1億6000万ドルを盗もうという計画。8人のその道のスペシャリストを集めて、綿密な計画を練ろうとするが次々と難題が起こる。



最近、映画観てますか? 僕はBSの押井守監督作品を観直していました。面白いのか面白くないのかよくわかりません。アニメ作品は基本的には評を書きません。なぜかって? それは深い謎です。謎は謎のままにしておいて下さい。



『オーシャンズ11』は2001年公開のアメリカ映画。監督はスティーブン・ソダーバーグ。酷評が多いですが比較的面白かった。だってさ。ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、マット・デイモン、ジュリア・ロバーツ、アンディ・ガルシアだぜ。映画は俳優の演技(あるいは存在感)を楽しむものだとしたらこの映画は最高ランクに入る。



往年のエリオット・グールドも出演しているなんて(『ロング・グッドバイ』いいですよね)、シナリオなんてどうでもよくて(実はどうでもよくないんだけど)、彼らが同じスクリーンで演技しているだけでいい。ゴージャスである。



こういうオールキャストムービーは紅白歌合戦みたいなものだ。みんな軽い感じでやっていた。ジョージ・クルーニーとブラッド・ピットのコンビもよかった。ふたりとも性格良さそう。脇役のマット・デイモンもいい。楽しそうである。



それにしてもブラッド・ピットはよく食べる。何か意味があるのかとネットを調べるといろいろでてきました。このあたりは自分で調べてください。でも、この映画はブラッド・ピットによるチーズバーガー普及のための映画と思えるくらい、チーズバーガーを美味しそうに食べている。僕はチーズバーガーが好きなので、この作品を観ると無性に食べたくなる。



あなたのまわりの“オーシャンズ”というのを考えてみても面白いかもしれない。その集団の中での役割ってありますよね。えーと、とある集団の中では僕の役割はエリオット・グールドだろうと最近思っている。背格好は全然違うけど。



ドン・チードルとか、エディ・ジェイミソンとかの役割のひとってなかなかいない。シャオボー・クィンだっけ? あの小柄な中国人もいない。ただ、脇役がいるから主役が引き立つんだ。この映画でも脇役に注目してほしいものである。



追記



この映画がオリジナルだと思っているひとも多いようだ。もともとは1960年の『オーシャンと十一人の仲間』のリメイク。監督はルイス・マイルストン。フランク・シナトラ、ディーン・マーティンなどが出演していた。ものすごく前にテレビでやっていた。日本でもやんないかな。こういうの。



初出 「西参道シネマブログ」 2007-08-14



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