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エンジニアの開発合宿にデザイナーが参加して良かったこと

初投稿です。
先日、人生で初めてエンジニア開発合宿に参加してきました。
結論とても良い時間を過ごせたので、駄文ですが感想を投稿します。


▽参加した開発合宿
海外で働きたいエンジニア集合!初心者歓迎!セブ島で開発合宿 by NexSeed様 x GAOGAO




/// 自己紹介

バンコクの日系企業に勤める、歴4年のウェブデザイナーです。
自社やクライアントのウェブサイトデザインをメインで担当しており、プロジェクトの規模に応じて、ディレクションやマークアップも行っています。

在タイ歴は1年3ヶ月で、バンコクのクリエイターコミュニティを探しているときにGAOGAOを知りました。
事務所にお邪魔した際に代表の手島さん(@tejitak)に朝活について教えていただき、たまに参加させてもらっています。




/// 参加した経緯
GAOGAOのウェブサイトで以下の記事を読んだことがきっかけです。

海外で働きたいエンジニア集合!セブ島でNexSeed様とハッカソンを開催します!


・海外で働く人たち(日本人含め)とクリエイティブの仕事がしたい 
・もう少しテクニカル寄りのデザイン技術を習得したい

と次のステップについて漠然と考えていた自分にとって、「デザイナー参加OK」なこの企画はかなり気になるものでした。
しかし、

・個人で表立った活動をしてるわけではないデザイナーが参加しても大丈夫だろうか(浮いてしまわないか)
・本格的な開発が始まったら完全に足手まといなので、合宿中に精神的な死を迎えて辛いのではないか…等々の不安もあり。

悩みましたが、せっかく門戸を開いてもらっているのに行かないのはもったいないと思い、参加させてもらうことにしました。




/// 合宿の様子

1日目、2日目共に前半は登壇者のお話、それ以外はもくもく自主開発時間(+最終日は発表)というスケジュールでした。

具体的な様子は公式サイト(@gaogaoasia)の記事や、参加されたManahii_BKKさん(@manahii)がはちゃめちゃにわかりやすく書いてくださっているので、ここでは割愛します。もう本当に丁寧な記事で…当日の雰囲気を思い出すために週末8回くらい読ませていただきましたありがとうございます。

印象的だったのが、質問タイムや発表の際に静まり返るタイミングがなかったこと。
日本で勉強会に参加すると「発表したい人いませんか?」「(空調の音)」と、度々静寂が訪れますが、今回の合宿では本当に質疑応答と発表時間が充実していて。一方通行でない感じがとても良かったです。

あとは個人的に、日本からの学生さんの参加者に対して、運営側である水畑さん(@kengaogaoasia)が「推薦したい」という形で発表の場を設けて下さっていたことに、すごく温かい気持ちになりました。
兄貴と呼ばせてください。コップンカ。




/// 参加して良かった4つのこと
01. 登壇者のトークが、職種に関係なく響く内容だった
エンジニア合宿なので、登壇者のお話もエンジニア視点でのトークがメインです。
しかし、

・海外で技術者として働くということ
・やりたいことを実現するためにどういう生活をしているのか
・どうやってモチベーションを保っているかなど

特にこの辺りは、主語をエンジニアからデザイナーに置き換えても参考になるお話だったので、それだけでも参加して良かったなと。

短い時間で色々なタイプのエンジニアの話を聞く中で「自分はどんなタイプのデザイナーかな」「どんなコミュニティに属したいかな」など考える頻度が高まったので、リアルやSNSでデザイナーが集まる場所にもっと入って行こうと決めました。

ナイスタイミングでGoodpatchさんのDesigners Gym2期生としての参加資格をいただけたので、まずは第1歩を踏み出せそうです。



02. noteを投稿するきっかけをもらった
01.の内容と重複してしまいますが、今回の登壇者の方達は各方面で活躍されている方ばかりで。
「エンジニアの自分+α」のαの能力(価値)をどうやって強化してきたのか、ご本人の言葉で語られる体験はかなり説得力がありました。

ーまずは小さくアウトプットして、ちょっとずつ様子を見ながら進めていく
 最初のハードルは低くて良いし、別に意識高い系を目指さなくて良い
ーお願いしてみる
 ダメ元で頼って見ると、案外サクッと解決できることも多い。
 解決したらハッピー、解決しなかったとしても誰も損しないから大丈夫

特に上の2つが印象に残っていて。
帰りの飛行機で何しようか考えた結果、このnoteの投稿に至りました。

登壇された水野さん(@mizuno_takaaki)、とださん(@cohki0305)、手島さん(@tejitak)、てっしーさん(@atsuhio)、その節は(?)ありがたいお話をありがとうございました。
四天王と呼ばせてください。コップンカ。



03. 妄想が捗った

捗りました。
普段社内で仕事をする中で、新しいウェブサイトを作るときは

①企画する(ディレクター)→②デザインする(デザイナー)→③開発する(エンジニア)

というフローが自分に刷り込まれていて。
今回ご自分のサービスを開発されている方が多かったので、「もしも①→③→②というフローでデザイン周りをいい感じによろしくと頼まれたら」という自分にとっての未知パターンを想像することができて楽しかったです。



04. 参加者同士で「一緒に●●やりましょう」と話がどんどん進んでいく瞬間に立ち会えてワクワクした
もくもく時間やご飯時間、色々なところで新しいビジネスの話が飛び交っていたのがとても面白かったです。

初対面でも「やりたいこと」「できること」が明確になった瞬間、ビジネスパートナーになる可能性がある。そのためには日々何をやっているか自分を可視化できるモノを用意しておくことが大前提だなと痛感した瞬間でもありました。




/// 最後に
ポートフォリオサイトを作る腰が重かった自分に怒りの鉄拳を喰らわせつつの2日間の合宿は、あっという間に終わりました。

デザイナーにとってエンジニアは結構身近な存在(仕事をする上で接点が多い)でしたが、エンジニア主体の企画に自分から飛び込んで行くのは、初めての経験でした。

参加してわかったのは、フィールドが違っても参考にしたい情報が沢山あったし、逆に違うからこそ得られた気づきも多かったということ。

また「その場で作ってその場で動かしながら発表する」という空間に、エンジニアならではのライブ感とスピード感を感じられて楽しかったです。

朝活に参加することで感じていた「同じ空間に集まってそれぞれ好きな作業に集中する心地良さ」を改めて感じられた2日間でもありました。

もし「エンジニア主催の勉強会や合宿に興味があるけど、参加して良いのか不安…」というデザイナーがいたら、まずは主催者に問い合わせてみると良いと思います。(私も問い合わせました)

本格的なコンテストや、本当に上級者のエンジニアスキルが参加条件でない限り、受け入れてもらえる可能性は高い気がします。
機会があれば、ぜひまた自分も参加させてもらいたいなと思いました。

主催者の皆様、参加された皆様、お疲れ様でした。
そしてありがとうございました。




/// おまけ(合宿中に作ったもの)
Daily UIのお題3日目、Landing Pageを作ってました。
月が好きなので、もしも行けたらどんな感じのスケジュールでどんなことするかなぁなんてふんわり考えながら手を動かしてました。


先日、アップしようと思って何となくお題を再確認したら「Landing Page(above the fold)」て書いてありました。


やり直しだよ!(白目)


長文になり過ぎました。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
平成が終わる前にポートフォリオ公開。先延ばし、ダメ、絶対。


【完】

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