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食べながら瞑想「マインドフル・イーティング」

いつまでも健康な身体でいるためには、毎日の食事や睡眠、そして適度な運動にも気を付けることが必要ですが、何より重要なのが健全なメンタルを維持すること。

マインドフルネスは、瞑想に起源を持つ心のトレーニング。集中力を高めるなどの効果から、現在多くの企業で注目されています。グーグルが社員研修にマインドフルネスを取り入れていることは有名ですね。

心と身体は一体なので、精神の乱れは身体の乱れに繋がります。マインドフルネスの瞑想は、過去や未来のことではなく、今のこの瞬間に集中することで、脳を活性化しストレスをたまりにくくする効果があります。

瞑想をするタイミングは、朝起きてからベットの上でやってもいいし、温かいお風呂の中でやるのもいいですが、毎日の食事を瞑想の場にするのも効果的です。

テレビやスマホを見ながらの食事をついついやってしまいますが、食べることに集中するのは瞑想以前に、口に入れたものをちゃんと味わい、よく噛んで消化をすることは、そもそも大切なことなんですが・・・

「マインドフル・イーティング」の具体的な方法は

①見る、触る、匂う

まずは食べるものを見たり触ったりします。そして、よ~く観察したら、今度は匂いをかいで楽しみます。ワクワク!

②自分の感覚を観察する

①の観察や匂いをかぐことによって、自分の中にどのような変化があったかを観察します。美味しそう!と思ってつばが沸いたり、香ばしい匂いに空腹感をおぼえたり。ドキドキ!

③食べものを口に入れる

ここでようやく口にしますが、すぐに噛むのではなく、まずは舌の上で触感を調べ、自分の感覚にどのような変化があるかを観察します。おー!

④よく噛んで食べる

最後によく噛んで、噛んだ時の歯の感覚や口の中の感覚を観察します。そしてよく味わった後に飲み込み、食品を味わった一連の感覚の変化を観察します。うまーっ!

まあ、でも実際にひとくち食べるのに何分もかけることは出来ませんよね(笑) でも、他のことに意識が行った状態で”ながら食事”をするのではなく、いつもよりゆっくり味わいながら食べるだけでもマインドフルネスを鍛え、心を整えるのにちゃんと効果があります。

毎日の食事にマインドフルネスを取り入れて、健康な精神を維持していきましょう!

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