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【写録】Rose Festa(03)

イングランズ・ローズ
バラ科のイングリッシュローズの品種。
2010年に作出。
深いピンクの花びらがたくさん重なる。1輪から3輪の房咲きをする。カップ咲きかロゼット咲き。外側の花びらは反り返る。花びらが少ないため、開花まで一ヶ月ほどと短く、開花しても株の消耗が少ないので四季咲き性が強く、夏にあまりに暑いと休むことがあるが、シーズン中は絶え間なく開花し、晩秋(11月)まで開花する。

夏場暑ければ一旦影をひそめるも、年中咲くことのできる品種。
ということで、いわゆるオーソドックス品種ということなのでしょう。

映えますよね。
ダリアっぽく見えますが、歴とした「ウチは、由緒正しい薔薇やねんっ!」という、イメージが漂います。

今回はCANONのR5に24-240mm CP-Lフィルター装着にて大半を撮りました。

ウィンダミア
イギリス北部にある美しい湖水地方にある最も大きなウィンダミア湖から名前が付けられました。「国際香りのばら新品種コンクール」2011年受賞。
すっきりしたコンパクトで魅力的な姿は、暖かい地域でもくずれることなく、トゲのほとんどないシュートを根元から出し、次から次へと花を咲かせます。

カンカン照りとまではいかなくとも、紫外線の強いド日中。F値の高いレンズ+偏光フィルターでISO値を100に落とすのも、簡単にできてた様に思いますが…風強く、花もユサユサゆれておりました。

こんな風で、上部バンバン開花してる花の膝元にしゃがみ込むと結構な日陰だったりもして。そうなるとSSを1/500秒になんぞできず。黒つぶれとかが目立つので、モロモロの工夫が求められます。

まぁ、工夫するのは、ライトルームの中のヒトたちなんですがね。

The Poet's Wife
遺伝子の中にリアンダー・グループの系統を少し持ちながらも、他のイングリッシュ・オールドローズ・ハイブリッドともよく馴染みます。リアンダー・グループの特徴であるツヤのある葉、色あせないはっきりとしたイエローの花を持つ素晴らしいバラです。

ザ・ポエッツ・ワイフさん。
こちらには確かに見覚えがあって、昨年も綺麗に咲いておりました。育てやすさからなのか、50mぐらい延々と畝に沿って植わっており。

間違いなく世羅高原農園・バラ園の主力、と云えましょう。

「できあがりの写真に黄色味がのりやすい」のはNikonアルアル。
ただ、今はNikon機手元にないので、その程をうかがい知ることは難しゅうございます。

実際のところ。「そういわれれば、そうかしらん」程度にしか思ったことがございません。むしろ、そこに留めておくのが、写真趣味の範囲に在るヒトの立ち位置なのかも。。と考えております。

「見えたモノを見えたママにしない(できない)ところが、写真の良いところなのだ」と、いうことで。色のキャリブレーションはモニターだったり、編集ソフトだったりと。センサーから記録された絵をいじくる環境でも変わる気満々。

そんな風に言い分けてみる、趣味人でございます。

いわゆる、「味」というヤツですかね。