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マインドフルネス警察の【読書・瞑想日記】-『エッセンシャル思考』vol.12

 【読書日記】『エッセンシャル思考』が面白い!vol.12

なんだか最近頭が冴えない。

パフォーマンスが落ちている。

そう感じた方は、原因は「なんでもやろうとしている」からかもしれません。

ぼくも「上司や同僚から頼まれた仕事」「なんとなく面白そうなプロジェクト」「雑多なメール対応」などに追われ、とにかく作業しなければ何も終わらないという状態にあり、苦しんでいました。

そして見つけたのが『エッセンシャル思考』という本。

簡単にいうと「より少なく、しかしより良く」というコンセプトのもと、自分の人生でどうでもいいことを切り捨て、正しいと思うことに時間と資源を集中投入する方法が書かれています。

この本を途中まで読み終わりましたので、面白かった所を箇条書きでピックアップします。

【古代ギリシャの時間を表す2つの言葉】

①クロノス
・時計の針
・量の問題

②カイロス
・「今だ!」と感じるタイミングのようなもの
・質の問題

→カイロスは「今この瞬間を生きること」によって感じることができる

【今しかない件について】

「やるなら今でしょ!」がいつも正しいと思いません。でも意外なことに、ぼくたちには「今」しかない。それは、未来や過去が想像の中にあり、決して触れられないということです。未来や過去に思いを巡らす時間が多くて、頭の中がいっぱいになっていると、注意が必要。

【紙に書くことの2つの効果】

・有用なアイデアを忘れないこと
・覚えているうちに何かやらなくてはという焦りを感じなくて済む


明日も続きを紹介していきたいと思います。

 【瞑想】本からの学び(箇条書き)

・瞑想によって気づけることは、心の激しい精神的・感情的な活動に、多くのエネルギーを使って行われているということ
・この活動によって、静寂や充足を体験することができなくなってしまう

・心の中の無意識と不満足感には、許容範囲がある
・その許容範囲を超えると、リラックスした感じは味わえず、分裂した感じや追い込まれた感じにさいなまれる
・この時に、自分が何を考え、何を感じ、何をしているかがわからなくなる
・最悪なことに「自分がわかっていない」ということに気づくことができない

・誰もが「自分のしていることが分かっている」と思うが、それは間違い
・現実には好き嫌いに動かされている
・マインドフルネス瞑想をすると、自分は自分について何も知らないということが分かる
・注意集中力を養うと、あらゆる問題が解決できるのではなく、曇りのないレンズを通して問題をはっきりと見ることができるようになる

参考図書『マインドフルネスストレス低減法』

ぼくが毎日少しずつ読み進め、瞑想のガイドとして使っているのが『マインドフルネスストレス低減法』です。

ぼくがこの本を使う理由以下の3つ。
・著者のJ.ジョンカバットジンがMasterClassで講師
(MasterClassは世界レベルの著名人が講師を務める、アメリカの有料オンラインクラス)
・妻がすでに持っており大絶賛
・メンタリストDaiGoさんも紹介

普通の本と比べると本書は390pと大著ですが、毎日少しずつ読み進めて確実に自分のものにしたいと思います。

 3分瞑想のやり方

瞑想に興味があるけど、どうやっていいか分からないという方に向けて、3分瞑想のやり方を紹介します。

3分だけなので、気負わずにすぐに始めることができます。

【3分間瞑想のやり方】
・3分だけでいい
・座ったまま
・目を閉じて
・力を抜く
・背筋を伸ばす
・呼吸は自然に任せる
・どんなふうに感じているかを感じる
・呼吸を観察する(呼吸に注意を集中する)

瞑想は、意識的に心や体を観察して、今という瞬間から次の瞬間に向けて体験したことを、あるがままのものとして受け入れるプロセスです。

マインドフルネス瞑想の本を読むまでは、瞑想とは何か特別なものを感じることだと思っていたのでとても新鮮でした。

3分瞑想の感想

本日も3分瞑想しました。

今日は呼吸の観察に集中できていた時間が長かったです。

なんというか、自分が呼吸している様を後ろから見ている感覚でいると、呼吸の観察に集中できました。

無意識に心が支配されないよう、体が発するメッセージをしっかりと受け止めれるようになりたいと思います。

現代は何かと忙しく、自分の体を知り、感じとる大切さに気づくには、あまりにも急ぎすぎているように感じます。

瞑想を生活に取り入れて、注意を集中させる力を養うことがオススメです。

まずは3分間から始めれますので、興味があれば是非トライしてみてください。

やってみないと分からないこともありますし、ぼく自身は瞑想を取り入れて、少しずつストレスが減ってきました。

明日も続けていきます。

それでは。


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