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【インドの宗教の歴史2】ヒンドゥー教➡️シャンカラ・不二一元論・ヴェーダーンタ➡️シヴァ神マジ迷惑➡️ラーマーヌジャ・修正不二一元論➡️シク教➡️『インド憲法25条インド発祥の宗教、全部ヒンドゥー教〜仏教・ジャイナ教も』

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インドの宗教の情報は日本のwebに多くあるんだ。ただし、誰もが意味が分かっていない・・だから整理した。これで分かる、でも難しいよ、総ての人が意味がわからなかったんだから・・。

前回はコチラ


ヒンドゥー教と言う名の謎?

ヒンドゥー教のルーツはバラモン教だから、バラモン教の説明の言葉を入れ替えただけみたいになってしまうが・・・一応する。( ;´Д`)

◉ヒンドゥー教は「インド教」といわれる場合もある。
◉本来、インドの宗教・文化の渾然とした複合体に対する便宜的な呼び名であり、正確な定義を与えることは不可能。

◉ヒンドゥー、この言葉のルーツはヨーロッパで作られた、インドの宗教・文化一般を指す便宜的な呼称で、正確に対応するインドの言葉は存在しない。

ヒンドゥー教の定義は、インド、インドの文化、インドの宗教に関する研究と、植民地主義の利益を目的とし、西洋の持つ「宗教」という概念の枠組みから行われてきた。

◉「ヒンドゥー」(Hindu)とは、インダス川の名称に起源をもつペルシア語であり、「インダス川の流域の人々」を意味したが、のち「インド人」を意味するにいたる。これが、英語などにも取り入れられて、ヒンドゥー(インド人)の宗教・文化をさすのに「ヒンドゥイズム」という語が作られた。日本語のヒンドゥー教とはこの語の訳である。

◉・・・などという呆れたルーツがあるが、しかし普通には、伝統的バラモン教を基礎に、インド原住民の民間信仰や習俗が結合したものをヒンドゥー教と呼ぶ・・・
・・・となっているが、我々日本人は、たぶん西洋人も。キリスト教や仏教のように、ヒンドゥー教という独立した宗教があると思っているよね。

・・・・どうするんだよ、ヒンドゥー教のこの実態の怪しさ、存在の怪しさ!(;´Д`A


インド原住民の民間信仰や習俗が結合した・・は嘘だ。でも悪気がなくてもそう説明するしかないところがある。真面目に説明したら、話が糞長くなるド。今回のnoteはそれをする。


「ヒンドゥイズム」→イズム(ism)とは?

1主義。主張。学説。「イズムを異にする」「イズムにとらわれる
多く固有名詞の下に付いて、特有な主義・流儀・傾向などの意を表す。「早稲田イズム」「本田イズム」
[類語]思想・主義・理念・信条・信念・哲学・人生観・世界観・思潮・イデオロギー・精神

イズムの派。ある主義。主張。学説を信じる人達の集まりの団体みたいな・・イデオロギーに近いと思う。観念形態。思想傾向。特に、政治・社会思想もたいな。

イズムは根性の精神論みたいなもので、事実に基づいたものじゃない・・・

宗教はイズムだ・・・。

主義・主張・学説・思想・主義・理念 世界観・イデオロギー・他を同じくする人の集まり。

宗教は・・・政治団体。政党と同じなんじゃねーって思ってきた・・(・・;)

ヒンドゥー教の「三神一体」とは?

ヒンドゥー教は、この3神を主要神格とする。これは、結局のところ、イズムだ・・・「三神一体」 主義・主張・学説・世界観・イデオロギー。この説明でマトモなものはない・・の。

ブラフマーはOUTだった・・・(汗)

ウパニシャッド哲学・梵我一如に入れ替えられたバラモン教が、ヒンズー教。だから、見た目はぜんぜん違うが、仏教・ジャイナ教と中身は変わりがない。(;´Д`A

>ジャイナ教と仏教はインドの同じ時期、同じ地方で発祥した事から当初は仏教の一派(姉妹宗教・双子宗教)だと言われていました。(このblogのジャイナ教の説明は良い)

>実際に人生を苦であるという価値観を始め、輪廻転生、業、解脱、涅槃、戒律(特に五戒)など共通点も多く、ざっくり知りたい人に関しては原始仏教とほとんど同じと言っても良いのかもしれません。

仏教とジャイナ教はクリソツであるキリスト教とイスラム教より、より似ている。ただ、騙すにも行き過ぎで、仏教みたいに世界に飛び火できず、インドの中でとどまっているという感じ。

仏教の何も持たないほど精神が優れている、人生何もしないほど偉い。不殺生、平和シュギ!をトコトンまで突き詰めた惨めな仏教がジャイナ教。

ワシにもチンコ付いているけどね、なんかガッカリするね。( ;´Д`)

というわけで、仏教・ジャイナ教だけでなく、良さげにみえるヒンドゥ教もOUTだ!!


つぎ!インドのデタラメはウパニシャッド哲学・梵我一如だけで終わらない!( ;´Д`)

不二一元論(アドヴァイタ)を提唱した
初代シャンカラ(700年頃 - 750年頃)

初代シャンカラ

初代シャンカラ(Ādi Śaṅkara、700年頃 - 750年頃)は、マラヤーリ人の8世紀に活躍した中世インドの思想家。不二一元論(ふにいちげんろん、アドヴァイタ・ヴェーダーンタ)を提唱した。

不二一元論とは、8世紀のシャンカラに始まるヴェーダンタ学派の学説・哲学的立場である。この不二一元論は、ウパニシャッドの梵我一如思想を徹底したものであり、ブラフマンのみが実在するという説である。

不二一元論とはこれだ!

©️ジャンカラ

◉自我は存在しないという、スピのいつものやつはシャンカラの発明!
今までのウパニシャッド哲学の梵我一如は、ブラフマン(ヤハウェ)がバラバラ細かくなって、個人の人間の魂になったというのが、アートマン(個人の自我)だった。

梵我一如とタイアップで作った学説、ビックバン
だからこれは、いつか宇宙は縮小して最初の点、「ONE」に戻る事になっている。

不二一元論を、例え話でする。
自我(アートマン)は幻であり、ロールプレイングゲームのTVの前のプレイヤーのように、幻のゲームで遊んでいるだけなので、ゲームを切れば、ゲームの中のキャラクターは消えて、TVの前の自分本体だけになる。ああ、ゲームに夢中になっていた、そのキャラクターになりきっていたと気づく。悪夢みているならゲームの電源切れよ。(死!ニルバーナ!を選ぶのが悟り

仏陀の教えを善だと完全に思いこんでいるから、意味がわからなかった。
坊主の顔を見ろ!悪党だろ?僧とは古来、嘘をつく仕事の役人なんだ。

ジャンカラの理屈で、生きている貴方はただの幻で、どうでもいいことになった、苦しんでいる貴方は存在しないとなった。それはマーヤ。苦しいと思う貴方は修行が足りん。搾取している統治者はウハウハ。

「神の御足の教師」として宣伝された彼の教えは、原因を必要とせず存立するところのブラフマン(梵・ヤハウェ)と、アートマン(自我)は同一であるという主張にもとづいている

実態があるのはこれだけ!早く悟って死ね!と言う意味。

スマートラの伝統において、インド神話ではシャンカラはシヴァ神の異名である。( ;´Д`)えっ!?

シヴァ神の別名

マハーデーヴァ(偉大なる神)、シャンカラ(恩恵を与える者、救世主)、ナタラージャ(舞踊王)など。

シャンカラ・・あるんだ・・・。

シヴァの別名:このブログは好き(^_^;)

このnoteの内容と関係ないが読むべし。

シヴァの別名:たくさんありすぎてよくわかんないくらいすごい。
・ナタラージャ(舞踏神)
・パシュパティ(獣の神)魔象の生皮を纏って魔族と戦う
・バイラヴァ(恐怖と殺戮の神)怒りにわれを忘れブラフマーと戦う(笑)
・マハーデーヴァ(全てを統べる偉大な神)
・シャルベーシャ(羽のある獅子)ヴィシュヌの化身である人獅子と戦う
・ガンガーダラ(ガンジスを受け止める神)
・シャンカラ(幸せを与えてくれる神)
・カーラ(時間の神)

役割:世界の破壊と創造(全部そろっている・・汗)
持物:三叉戟、蛇等

ブラフマー:ヴィシュヌ:シヴァ

左がブラフマーでOUTで決定な。
シヴァ神は、「真ん中のヴィシュヌ神の化身である人獅子と戦うのだ・・」ヴィシュヌも怪しいのだ・・
もう少し調べてから話す。( ̄▽ ̄;)

シヴァ神が最高神として司るものは以下です。リンク

  • 世界を創造し、世界を維持する

  • 世界を破壊する

  • 世界を終わらせ、再創造させる

また、アディヨーギー・シヴァ(第一の修行者)とも呼ばれ、ヨガや瞑想、芸術の守護神でもあります。

ヴィシュヌ・サハスラナーマ(ヴィシュヌ神の賛歌)ではシヴァ神に、例えば「純粋な者」「プラクリティのグナの影響を受けぬ者」など複数の意味を与えている。(多分、第六天魔王、大自在天の意味。最高に自由に生きられるレベルに達した者)

シヴァ派におけるシヴァ神の最高神としての位置づけは「マハーデーヴァ」(偉大な神)「マヘーシュヴァラ」(偉大な王)「トリローチャナ」「パラメーシュヴァラ」(至高の王)など多くの異名を持つことで知られている。

日本には20、インドには200シヴァ神の異名があるらしい・・・。


シャンカラ物語:伝説に満ちた「シャンカラの生涯」

イエスや釈迦の偉人伝のシャンカラのバージョンにあたる。

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