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体幹部の筋力向上と膝回りへの障害予防を考えた時のバランスディスクスクワット

バランスディスク上で姿勢を保つには、膝が内外に向かないよう筋力で支え、体幹部で全方位へバランスを保つ必要があります。
更にソフトボールを前部で保つ事により、力点を発生させ機能性を増します。
そのままスクワットを行い、ファンクショナルトレーニングへと昇華させます。
前後左右に揺れながら腕を前に突き出し、スクワット運動をせねばなりません。
体幹部の機能性、筋繊維の向上がなければスクワット自体が不可能なので、難易度は中以上です。
運動強度は低いので、筋繊維があからさまに太くなる向上は見込めませんが、機能性向上、障害予防には抜群の効果を発揮すると考えております。

加齢に伴い考えられる障害リスクの筆頭は転倒です。
転倒により大腿骨が骨折し、再生不能な車いす生活となる。
その状況は何としても避けねばなりません。
予防は医療に勝ると考えておりますので、予防の分野で仕事をしている私にとって、使命感を持てる考え方です。

転倒は加齢により、姿勢反射で対応しえない結果発生する現象です

参考文献

姿勢反射の機能性向上を考えた場合に有用なのは、上記のようなファンクショナルトレーニングであると考えております。
重い物を持ち上げ、発汗し、息が上がるような、体感として分かり易いトレーニングではありません。
ただ、加齢に対して何も対抗策を講じない方の日常生活に起こる状況を想像しますと、転倒時に一切押し返せる筋力がなく、内外旋した膝周りに全体重が掛かり、内側靱帯を激しく損傷する状況が想像出来ます。
一度切れた靱帯は全快しません。
そのような時に、体感として分かり易いトレーニングではなく、その人にとって必要なトレーニングを考えるのが、私の仕事です。

ダイエットの最効率法が筋力トレーニングと考える方も居られますが、それは違います。
自分の体(私なら70kg)を持ち歩いてウォーキング・ランニングした方がよほど痩せます。
私の考える筋力トレーニングは、先ずは障害予防。
健康が最優先です。
その先にスポーツへの身体作りや、ダイエットがあると考えております。
専門的な障害予防トレーニングを一個人で行う事は困難(私自身個人では管理実行できない)だと感じますので、そのような際に私のようなプロのトレーナーがお助け致します。
是非あなた様の健康寿命を延ばすお手伝いをさせて下さい。

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