駄目なときって
あさがやんず
2004.11
雨の降る夜は
何もする気なし。
寝転がって
夢の中をゆらゆらと。
だけど、晴れの日も
やはりやる気なし。
こんなものさ、
駄目なときの
おれの日々。
頁をめくる指さえもだるい。
眠り過ぎた背中
床擦れができそうだ。
笑いたければ笑えばいいさ。
欠伸をしながら
映画を眺める。
猫とおいら
うたた寝して
日が暮れる。
現実が綻んでくるようだ。
一秒一秒が
一秒ずつ過ぎる。
明日は明日の風が吹くさ。
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