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ニキビ治療(イソトレチノイン内服)はゼオンクリニック

思春期頃からでき始めるニキビ。スキンケアや保険治療(塗り薬など)を続けてもなかなか改善せず、すぐに新しいニキビができ、ニキビ跡も気になってしまうなんてことも…。
そんな方に治療の選択肢の1つとして紹介したい、"ニキビ治療の切り札"とも言われているイソトレチノイン内服についてご紹介します!


※当院はメンズ専門クリニックです

イソトレチノインとは

イソトレチノインはビタミンA誘導体の内服薬です。
"皮脂の分泌"と"皮膚の角化異常"を抑制することでニキビを改善することから、海外では「難治性のニキビ」や「重度のニキビ」に対しての治療として推奨されています。
ニキビに対して高い効果を期待できる反面、副作用もあることから、日本では未承認の自費診療となります(保険適応外)。

※必ず医師の診察のもと処方するよう定められています。

ニキビの原因

ニキビの形成には皮脂分泌亢進毛包角化異常(古い皮膚が剥がれ落ちず厚くなる)、アクネ菌(ニキビの原因菌)、炎症の持続が関わっています。さらにそれらは互いに悪化要因となります。

ニキビの原因

イソトレチノインの効果

①皮脂腺を萎縮

イソトレチノインは、皮脂腺を萎縮させる作用があり、皮脂の分泌が阻害されることで、ニキビの原因菌の増殖を防ぎます。

②角化異常を改善

皮膚の細胞を正常に整え、皮膚が厚くなることを解消する作用があります。

イソトレチノインの特徴

  • 長期的に寛解(症状が一時的または継続的に改善し、安定している状態のこと)が見込める

  • 重症のニキビにも効果を発揮する

治療ができない方

  • 治療期間中に妊娠の計画がある方

  • 18歳未満の方

  • 精神疾患の治療中、または既往がある方

  • テトラサイクリン系の抗生剤を内服中の方(ビブラマイシン、ミノマイシンなど)

  •  血液検査異常(肝機能障害、高コレステロール血症など)

  • イソトレチノイン、トレチノイン製剤、ビタミンAにアレルギーがある方

  • 大豆アレルギーのある方

  • 6ヶ月以内に手術を受けた方、または予定している方

※その他、気になる症状等あれば気軽にお問合せください。

副作用

妊娠または妊娠している可能性がある場合、胎児に先天異常、流産、早産を引き起こすおそれがあります。また頭痛、目のかすみ、めまい、吐き気、嘔吐、脳卒中、下痢、筋力低下などのほか、精神症状(鬱や自殺企図など)の副作用を生じることがあります。
また、ほとんどの方に乾燥症状(唇、眼、鼻腔内など)がみられます。

治療中の注意事項

  • 治療中または治療後2ヵ月間は確実な避妊が必要となります。

  • 肌が敏感な状態となるため、内服治療中にレーザー治療や手術などは避けることを推奨します。

  • 治療中または治療終了後6ヵ月は献血をしないでください。

当院の治療について(初診の場合)

イソトレチノインの治療は、効果が高い分、副作用もある治療薬のため、ご来院していただき医師診察をした上で治療を進めていきます。
当院は男性専門クリニックです。また、対面での診察や血液検査を行いながら治療を進めていくため、来院していただき治療・処方を行います。

①予約
電話・WEBで簡単にご予約いただけます。診察料は無料ですので、お悩みの方はお気軽にご相談ください。

②カウンセリング・処方
所要時間は30分ほどとなります。問診・カウンセリングを受けたのち、処方をいたします。任意で採血を行います。

③定期フォロー(1ヵ月、3ヶ月)
治療開始後、タイミングでご来院していただき、副作用の確認や採血を行います。

治療完了(5ヶ月)
1クール=5ヶ月程度を目安に治療をします。多くの方が症状の改善を見込めます。再度、副作用の確認や採血を行います。
継続治療をご希望の場合は、2ヶ月間の休薬期間をおいてから、2クール目の治療も可能です(多くの場合、1クール目よりも短期間で治療します)。

価格

初診の方は、1クール(5ヶ月)を目安に治療します。
治療による副作用に注意が必要なため、定期フォロー時に血液検査(別途料金)が必要となります。

価格表

適応の症例紹介

①赤みや膿のあるニキビが数個程度

第一選択として、保険治療から始めてみることをオススメすることが多いです。皮膚科を受診したことがあるが、塗り薬では改善しなかったといった場合や少しのニキビでも気になってしまうという方は適応となる場合もございます。

ニキビ 症例1
ニキビ 症例2

②赤みや膿のあるニキビがたくさんある

炎症が起き膿が溜まっているようなニキビが繰り返してできてしまっており、顔半分に対してニキビが十数個以上ある場合は適応となる可能性が高いです。

ニキビ 症例3
ニキビ 症例4

③ニキビは落ち着いているが、ニキビ跡(赤みや凹みがある)

現在進行中の新しいニキビがない場合は、イソトレチノインの治療適応外となる可能性があります。肌の凹みを改善するダーマペン4やレーザーによる赤み治療などがオススメです。

ニキビ跡 症例1
ニキビ跡 症例2

※あくまでも一例のため、気になる場合は無料カウンセリングへお越しください。

※当院はメンズ専門クリニックです

Q&A

Q.どの程度のニキビなら治療できますか?

基本的にイソトレチノイン内服は中等度~重度のニキビの治療として推奨されています。治療の必要性はニキビの数や肌の状態、ニキビによる心理的な影響具合に応じて決定します。
ニキビの数が少なく限定的である場合は、保険治療の範囲内で改善可能な場合もあります。その場合は、まずは皮膚科での保険治療を優先的にご案内させていただく場合もございます。
実際に診察してからの判断となりますので、治療を迷われている方はカウンセリングにお越しくださいませ。

Q.他の美容治療(脱毛含む)をしていますが、内服はできますか?

イソトレチノインの内服によって、通常よりも肌が敏感になっている可能性がございます。当院ではイソトレチノイン治療中または治療終了後1ヵ月以内の他治療の併用は避けてご案内させていただいております。施術によって異なる可能性もあるため、ご不安な場合はお問合せくださいませ。

Q.ニキビ跡のクレーターに効果はありますか?

ニキビをできづらくする治療のため、現在あるニキビ跡(色素沈着やクレーター)には効果はございません。イソトレチノインを内服することで、新たなニキビ跡の発生は予防できます。ニキビ跡治療は、イソトレチノイン治療終了後に案内可能です。

Q.内服量はどのくらいになりますか?

用量は医師診察後に患者様に応じて設定いたします。

Q.イソトレチノインはどこで買えますか?

イソトレチノインは医師からの処方が必要な薬剤となるため、ドラッグストアやネット等での購入はできません。個人輸入は、個人の判断で服用になるため副作用のリスクが高くなることに加え、悪質な場合は偽物の薬であったり正しい成分が配合されていない場合もあるため推奨できません。

※その他、ご不明なことがございましたら、お気軽に問い合わせください。

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