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『ダウントン・アビー』

原題「Downton Abbey」

◆あらすじ◆
1927年、英国国王夫妻が訪れることとなったダウントン・アビーでは、グランサム伯爵家の長女メアリーが執事のカーソンを復帰させ、パレードや豪勢な晩餐会の準備を進めていた。そんな中、先代伯爵夫人バイオレットの従妹で何十年も音信不通となっていたメアリー王妃の侍女モード・バッグショーとバイオレットの間にぼっ発した相続問題など、一族やメイドたちのスキャンダル、ロマンス、陰謀が次々と巻き起こる。
 


ABBEYとは(教会も備わってるような)大きなお屋敷って感じっすかね。

ドラマ版の最終回から数年後が舞台なのね。
ドラマの評判はかねがね聞いてたけど海外ドラマ観始めるとシーズンが長くなるから時間的に脅迫観念に駆られるんだよなぁ・・・だから観なかったんだけどね。
内容全く知らなかったからなるほどこういう群像劇なのね~と思った。
ドラマの設定に忠実だと何処かで読んだのとドラマ観てなくてもちゃんと解るストーリと内容になってるって書いてあったから観に行ってみたよん。

しかしこの数多いる登場人物への焦点の当て方と配分は上手かったな。
これだけ居たらわかんなくなりそうだけど、外国人の名前とか顔とかに比較的慣れてる方だから結構すんなり観られたわ。てか多分範囲がお屋敷内ってのが良いんだろうな。これが場所的に多岐に渡っちゃうとしっちゃかめっちゃかになっちまうと思う。

この極内輪な感じがいいよねぇ~。
なんて言うか【業が執拗に巻き散らかされる】って言うのかな?wwwwニヤリって感じだよね(笑)

王室付きの使用人へのバチバチな戦闘態勢がイカシテルww
日本人だったらこうはならない感がある。

で、それぞれが自分達の【個性】を活かしてやり込めてく手段や過程が意地悪過ぎないっていうか正当的って言うか好きなタイプの反撃!(笑)

あと、王と王妃の関係性が面白かった。
王妃出来た人だね。

この群像劇の登場人物の各々の背景を描きながらのドラマだったらそりゃシーズン6まで行くわな。面白そうだもん。
正直観たくなったけど纏めてみる時間も無いしちょっと無理だわ。
でも映画は楽しめたんで観に行ってよかった。

なんだかこの映画は老舗菓子屋が新旧取り混ぜて色とりどりにバランス良く纏めて「はい、どうぞ」と渡された菓子折りみたいだったな。うん、上手く出来てた。

これはみなさん嵌りますな。

要素が余りにも多岐に渡っていて誰かに必ず感情移入出来そうだよね。


2020/01/28


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