月命日の夜に。
亡くなったおじいちゃんの
月命日の前夜に不思議な夢をみてしまった。
というお話です。
祖母から伝わる正夢や明晰夢の遺伝でしょうか。
たまにですが私もリアルな夢を見て
近い出来事へのメッセージが含まれている事があるんです。
夢の内容は
リフォーム前の古いおじいちゃんちでした
ストーブの上の少し焦げたおもちの香りがする、ある日の朝
ストーブの前にはおじいちゃんが椅子に座って
私を見つめてる。
いつものテーブル、
いつものイスに座り立て膝をついていた。
でも、若い頃の様に黒くてふさふさの毛が印象的でした。
「ほんとうはね、アッチへいった人間は
こうして出てきちゃいけないんだけどもね。」
と、少し照れてる?!ように
言葉ジリに笑みを含んだようなきりだし笑
死んでることは
わかってるんだね。。(^_^;)
真面目な性格で
あの世の決まりでもあるのでしょうか。
それを最初に私に伝えてきた。
私はおじいちゃんに
「何か伝えたい事とか話したい事とかあったらいつでも出てきていいんだよ!!」
とくらいつき
すると、まんざらでもなく
なにやらニコニコしながらいろいろと
お話しをしはじめたのです。
見たことのある様なないような、
小さな子供達がおじいちゃんのまわりに
現れ、それぞれに遊びはじめました。
その中に私の息子や従兄弟や、
そう、多分親族なのかな?
それらがみんな、息子位の
3歳、4歳位の小さな子供たちなんです。
部屋を走り回ったり、てんやわんやしてます。
おじいちゃんが
「わたしはね、子供たちが小さい頃、
とてもあの時代が良かった。子達の為なら何でもできたし、
あの頃の自分もね、一番良かったし幸せだった。」
と。
「あなたと◯◯(息子)を見ているとね、
子供らが小さかった頃の自分をね思い出すんだよ。
それで、わたしは元気になれていた。
ありがとう。」
て言われた。
100歳でこの世を去りましたが
働くことが大好きな家族思いの尊敬できる人でした。
夢でおじいちゃんは
汗をかいて、日曜大工の様な
何かを子供たちのために作って用意してる。
その笑顔がとてもとてもキラキラしていて素敵だった。
その笑顔で人生の全てを
語っているかのようでした。
子供たち、それを支えた
祖母に対しての愛情が
無条件に伝わってきて
こんなに幸せな気持ちになるなんて
本当に素敵な時間を感じる事ができました。
生きて死ぬまでにお互いを思う心を
育てていく事が大事な事なんだと。
祖父から学べた事。
大事に伝えていかないといけないな!と。
おもいました。
いつか人は必ず死んじゃうわけだけど。
人のきもちを理解して寄り添えるよう、
相手にもその心を見せていけたらな。
月命日の前日、いつもとは違う特別な感覚にソワソワしていたほど
亡くなった祖父にこれから会えるような妙な高揚感でいっぱいでした。
おじいちゃん、ありがとうね。
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