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元大手不動産屋が教える「最もお得なマンションの買い方」

「結論を先に言うと」

築10年から20年の価格が下がりきったマンションを買うことです‼️

新築マンションは広告費や人件費、新築プレミアが付いてますので、基本的に本来の価値よりも高いです。

そのため一度中古になると10年から15年近い時間をかけて価格が一気に落ちます。

10から15年経つと、下り坂の角度がゆるやかになり、少しずつ価格落ち着いてきます。



◆どうすれば、『価格が落ち切った』とわかるか?

エリアによっては新築時から上がるマンションもあるので、

「不動産屋に言って成約事例(過去に同じマンションがいくらで売れたか)を全て見せてもらい、価格が下がっていることを確認してから購入する」ことをお勧めします。


このマンションの価格の推移は、親切な不動産屋ならこちらから言えば教えてくれます。悪い人は隠しますが笑


*成約事例はレインズという不動産屋専門のサイトで見ることができ、一般の方は見れません。

買う前には必ず成約事例を確認して、相場よりも高いか安いか見極めてから買うと、相場よりも200,300万円高いマンションを買うことが無くなります。

特に「チャレンジ価格」という、売主様が高い金額で売りに出して、食いついたらラッキーという価格はスルーですね。

◆何故世の中に相場よりも高いマンションが多いか

マンションに限らず、何故「チャレンジ価格」が世の中に売りに出てくるかというと

基本的に売主様は実際に売却を考え始めると「イエイ」や「すまいバリュー」と言った、仲介会社が競合する査定サイトを使いますので、

競合に負けないように仲介会社が本来の価格よりも高く査定書を出し、売主様に選ばれようとするためです。


ただ、高く売りに出すことで、販売は長期化し、人気のない物件だと思われるので、高すぎる価格で売りに出すことは、返って本来の価値より安く売ることになり損をすることが多いです。

あくまで大切なのは成約事例を基にした客観的な根拠のある査定です。

ただ、「みんな気に入られようと高い査定額を出して、後から値下げしましょうと言ってきますよ」と伝えても、3割ぐらいの売主様は一番査定額が高い会社で売りに出してしまいます。

仲介会社が買主様に、「このマンションは相場よりも高いですよ!!」と教えてくれればいいのですが、

売主様の味方に立つと高く売らないといけない、

買主様の味方に立つと安く買ってもらわないといけない

利益相反している関係だからこのような高いマンションが世の中に出回っています。


まとめ


・「築10~20年のマンションを選び、成約事例で本当に安いか確認する。」

・それだけでいいマンションを買うことができまし、高いマンションを掴まされることはなくなります。


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