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お金の授業その⑧技術を上げなくともお金は生み出せる。

M4です。

本日は「技術を上げなくともお金は生み出せる」ということについて伝えていく。

この内容は、前回の記事を読んでいることを前提とする。


「自分の技術を上げないと報酬は増えない」という誤解


多くの人が誤解している代表例として、「自分の技術を上げないと報酬は増えない」という考え方を持ってしまっている。

これはつまり「仕事の質=自分の技術=報酬」という"一点"でしか考えられていないわけだ。

しかし、お金の本質が「感謝」なのだとすれば、感謝の値を増やすのは「技術」だけに限らない。



感謝の値を増やすのは「技術」だけに限らない。


例えば、あなたの今の仕事が「訪問介護」で、お客様の自宅に直接伺い介護を行っているとしよう。

・どうすれば、今の介護職で感謝の値を増やせるか?

ここで2つの方法を考えてみよう。
└|方法1「1時間あたりの介護の質を上げる」
└|方法2「1時間あたりの介護の数を増やす」

「方法1」を選択した場合、より満足度の高い介護を行い、1時間あたりの介護料金を高くする必要がある。しかし、こういった介護職は国の制度や保険の兼ね合いもあるため、なかなか1時間あたりの料金を上げるのは難易度が高い。

「方法2」を選択した場合も、1時間あたりに介護できる人数には限界があるため、数を増やすということは難易度が高い。

と、技術だけで考えた場合は、上記のように考える方が多いだろう。


お金に捉われると"本質"を見失う。


上記のような発想で止まってしまう人が多い理由は、お金に捉われてしまっているからである。

・もっとお金を増やす方法はないか❌
・もっと自分の技術・能力を上げる方法はないか❌
・もっと自分が効率的に働ける方法はないか❌
👉 もっと自分が得られる感謝の値を増やす方法はないか⭕️


では、私ならどのように「感謝の値」を増やすのかと言うと。

方法1の視点で考えるのであれば、「介護自体の質を上げる」のではなく、「1時間あたりの質」を上げることにフォーカスする。
仮に1件の家庭に2名体制で介護を実施しているのであれば、マニュアルの見直しや介護方法の見直しを行い、1名で対応できないかと考える。そうすれば「1時間あたりに1人が対応できる介護先」は増えるため、結果として1時間でより多くの人に感謝してもらえる(質は2倍に上がる)

次に考えるのが「介護と介護の間にかかる時間を短縮する」という視点。
1件目の介護が終わり2件目に訪問するまでに、移動や予約時間の関係で「1時間」かかっている場合は、結果「3時間で2件の介護」しか対応できていないため、対応エリアの見直しや対応時間の見直しを行い、介護と介護の間にかかる時間を短縮することで、結果として3時間でより多くの人に感謝してもらえる(質は1.5倍に上がる)

方法2の視点で考えるのであれば、お金の問題で介護を導入できていない家庭に訪問し、介護の技術を教えるだろう。こうすれば、「あなたの介護技術を用いて介護できる人の数が増える」ため、結果的に感謝される人は増える。

あなたが仮にパートで介護をやっていたとして、上記のような改善案を会社に提案したり、そのためのマニュアルを作成したり、個人で介護技術を誰かに教えたりなど、お金だけに捉われず「どうすれば感謝の値を増やせるか」という視点で行動を起こしていけば、結果的にあなたが得られる感謝の値は大きく増えていくだろう。


なぜなぜ思考法を実践し、あなたが得られる「感謝の値」を増やす方法を考えてみよう。


では実際にやって見せる。
今回は例として「会計事務」を取り上げよう。

↓ ↓ ↓

Q.あなたの事務はどんな人に感謝されていますか?
A.会社の社長

Q.なぜ、会社の社長はあなたに感謝するのですか?
A.収入と支出を正確に把握できるから

Q.なぜ、収入と支出を正確に把握できると感謝されるのですか?
A.会社の方針決定や税務関係が潤滑になるから

Q.なぜ、会社の方針決定や税務関係が潤滑になると感謝されるのですか?
A.無駄な支出が減り、数字で問題点を把握できるから

Q.なぜ、無駄な支出が減り、数字で問題点を把握できると感謝されるのですか?
A.その分、会社を良い方向に改善していけるから

Q.なぜ、会社を良い方向に改善していくと感謝されるのですか?
A.より多くのお客様に我が社のサービスを提供できるから

・・・

Q.あなたの事務はどんな人に感謝されていますか?
A.数字で問題点を把握し、より多くのお客様に自社のサービスを提供したい人たち

Q.数字で問題点を把握し、より多くのお客様に自社のサービスを提供したい人たちに、もっと感謝される方法はありますか?
A1.より問題点を数字で見やすくする
A2.同じように自社のサービスを提供したい人たちに私の会計技術を教える
A3.自分と同じ会計事務を職業にしている人たちに、より早く会計事務をできる方法を伝える

などが導き出されます。


本日のアウトプット


上記のお題を実践してアウトプットするように。

それでは回答を待つ。
あなたはお金を生み出せる人間だ。





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