ぜろいち

楽しい面白い人生を。 夫、息子、娘、義母と5人暮らし。 会社員とファイナンシ…

ぜろいち

楽しい面白い人生を。 夫、息子、娘、義母と5人暮らし。 会社員とファイナンシャルプランナーを兼業。「温和」と履歴書の長所欄に書くほど温和。でも頑固。 趣味は異世界観探索(ゲーム、読書、映画、リサイクルショップ)。これからは範囲を広げて地球探索を。

最近の記事

【家計の歴史はファミリーの歩み⑨〜セカンドオピニオンも宇宙人〜】

自己啓発研修で根をあげ 中退を選んだわたしに トレーナーがくれた 最後の言葉 『自分の尻尾を掴むこったな』 …ちょと何言ってるか わかんないすけど… と思いましたが わからないままでも 「尻尾」を 探さざるを得なかったのは 最愛のふたりのこどもが もれなく 薄暗くなっていったからです 原因は明白 私の灰色吐息のせい いつも通りご飯を作り いつも通りパートに出かけ いつも通り笑っている つもりでも 出ちゃってるのです こどもたちは おとなが発するものを

    • 8.オーラどころか生理が止まる

      満開の、灰色の桜。 心身ともに沼の底。 自己嫌悪沼の破壊力。 暗い春から遡ること半年、 私のテンションは最高潮でした。 かの営業マンに 「どうやったら私も覇気が放てるのですか」 と聞くのはさすがに突拍子もないので 「そういう考え方は どこかで学ぶんですか?」 「独学ですか?」 「本ですか?」 商談が終わるまでに聞き出さねば、と しつこく質問を重ねてようやく掴んだのが 自己啓発の研修でした。 「はい行ってきます、 48万円のフルコースで!」 即日申し込み

      • 7.覇気を放つ彼とオーラをまとう彼女

        自己嫌悪の沼に沈む半年前の話。 36歳の年。 経済力のキャパを超える家を 建てました。 頭金などもちろん無く、 ブラックリストに片足を突っ込んだ 夫では全額融資は叶わず、 私も連帯保証人となり、 金利の高い追加融資も上乗せして、 71歳まで続く借金を 金銭感覚パラダイスな夫と共に 背負ったところで、 「これ…大丈夫なのかしらん」 と、 不安を抱くには遅すぎるタイミング、 ようやく、 「お金のことって誰に相談したらいいの?」と しっかり者の妹にSOSを出

        • 6.実母から「高いツボを売り歩いている」疑惑をかけられる

          私の名前は『愛』といいます 両親が 「誰からも愛される子に」と 願いを込めて 付けてくれました 私、妹、弟の三人きょうだい 神経質で 無口で 体力も気力も乏しかった私を 両親はいつもどこか心配そうに 見守ってくれていました 見守るどころか 母は 私の大学受験の時も 会場まで同行したくらいです 今年40歳になる私を 両親は今でも『愛ちゃん』と 呼びます 3年前の冬 休日に母と二人でランチを していた時 やはり少し心配そうに 母は私に切り出しました 「愛ちゃん

        【家計の歴史はファミリーの歩み⑨〜セカンドオピニオンも宇宙人〜】

          5.べったり依存夫婦の葛藤 『昔のママに戻ってよ!!』

          タイトルにあるセリフは この一年 夫が困るたびに 私に放ってきたものです まず! 私のことを 「ママ」と呼ばないで下さい 他意がなければ結構ですが 夫の場合、甘えがたっぷりぷりと 含まれます 同居している夫の母は とても世話好き いくつになっても母と息子 私は「第2の母」になる気は 全くありませんので 私のことを 「ママ」と呼ばないで下さい 返事はしません なおかつ 「昔のママに戻れ」 だなんて要求を 受け入れるはずがありません 家計を分担し始めて 初月から夫は知

          5.べったり依存夫婦の葛藤 『昔のママに戻ってよ!!』

          4.変革一周年 モニタリング報告

          この手を離したら 奈落の底に落ちるのでは そんな不安から 夫のお給料振り込み口座を ぎゅーーーっと 握っていましたが 怖いから、という理由で 動かなければ それはそれで うちは茹であがってしまう 状態でしたので 一念発起 カエルは井の中から 這い出たのでありました。 夫は見ているのです。 「妻はいつも口だけで、 喉元過ぎれば流れていく」かどうか 「妻はぬるま湯に これからも浸かり続ける」かどうか。 こちらはこちらで 腹をくくって 本気で挑まなければなりません

          4.変革一周年 モニタリング報告

          3.博打嫌いの大博打

          埒があかないのです。 「夫婦の金銭感覚の違い」以前の問題で。 事情を知る親戚知人が言いました 「泥棒と一緒に住んでいる」と。 油断すれば貯金箱が空っぽになるお家ですので、同居している義母の財布からお札が1枚2枚無くなるのは文字通り、日常茶飯事。 現在夫婦正社員で共働き、夫のお給料は全額預り、お小遣いを手渡し、家計管理は私が請け負っていました。 諭吉さんが行方不明になられては大変、と夫が家にいる間は自分の財布を入れたポシェットを

          3.博打嫌いの大博打

          2.夫に跳び蹴りプレゼント

          誤解無きよう。 私は 履歴書の「長所」の欄に 『おっとりとして温和』と書く程 気が長い。 忍耐力もあるほうです。 父が短気だったから、空気を読んで 大人しくしていることも慣れています。 人目を気にする質でもありました。 そしてひたすらに、無気力、でした。 同居という環境下で 夫が 結婚と同時にパチスロの借金をカミングアウトした時も 臨月に突然 退職して帰ってきた時も 陣痛がきているのに「お金貸して」と言った時も 義妹のお年玉や義母の財布からお金をくすね

          2.夫に跳び蹴りプレゼント

          1.「同居は嫌」だと泣きました

          かれこれ16年前… 23歳で 結婚・同居・出産 ぜーんぶ一気にやってきました 私(当時 社会性0点、内向性満点) 夫(自由な借金王) 義母(過干渉、おしゃべり大好き) 義妹(11歳差、当時中学生) 義祖父(大柄、夫とたまにタイマン張る) そこへ 長男誕生 2年後 長女誕生 3世代7人暮らし 「逃避」と「代償」の時代の 始まり始まり そもそも 新卒で入社した会社で適応出来ず 「辞めます」という意気地も無く 結婚します、子どもも生まれます、 もうこちらまで

          1.「同居は嫌」だと泣きました