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新日本FC その34:マスコミ報道とColaboと舛添氏の監査のケースを考察

【新日本ファクトチェックセンター】

■「本件精算には不当が認められる」という監査結果を踏まえ

前回記事(その33)で書いた通り、住民監査請求で「本件精算には不当が認められる」との監査結果が出たことで、本件は真相究明・疑惑追及に向けた大きな一歩を踏み出したと言える。

前回も述べた通り、既に『暇空氏の監査請求等の行動には「公共性」や「公益目的」が明確に認められる』と言える状況である。

「本件の疑惑追及を『陰謀論に染まった狂ったオタクの妄想』みたいに必死に矮小化して冷笑しようとしていた人達こそが『陰謀論者』だったと」

以前紹介した文春記事以外に、ネットメディアでも取り上げられ始めている。

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尚、上記監査結果は監査請求者である暇空氏の元には既に正式に通知済だが、都の言い分では世間への正式な公表は明日の1/4(水)らしい。


「その公表をもってオールドメディア達も当該監査結果や疑惑追及の件をきちんと報道するのでしょうか?」

そこよな。

日本に蔓延っている、いわゆる「ピンクスライム」系?の「党派性の強い記事を発信する日本の偏向メディア達(東京新聞や毎日新聞や朝日新聞等)」が本件の「Colabo側の疑惑問題」をきちんと報道するのか否か?

その点が国民・有権者からチェックされている事案だと言える。

尚、東京都の住民監査で監査結果「認容」が出たのは「2016年8月:舛添氏の公用車利用問題での住民監査」以来6年ぶりのこと。
なので今回は参考までに、その6年前の時の状況を整理・考察してみたい。

■2016年8月:舛添氏の公用車利用問題での住民監査結果について

上記の舛添氏の時の住民監査結果についての資料は以下である。

住民監査請求の監査結果
2016/08/01

https://www.kansa.metro.tokyo.lg.jp/PDF/08jumin/28jumin/28jumin19.pdf

この時の監査はざっくり言えば「舛添氏が都知事時代に野球観戦やコンサートに家族で行く際(私用で数回程度)に不当に公用車を使用していた」という問題である。

「え? なんか思ったより随分とショボい案件ですね?」

うむ。金額としては合計でもほんの数万円程度。
しかも住民監査結果が出た2016年8月というのは舛添氏が既に都知事を辞職した後のことで、「もし放置すれば今後被害が更に拡大」みたいなおそれもほとんどないような話。

ズバリ言えば今回の「Colabo等の不当会計疑惑」に比べて内容も規模も遥かにショボい案件である。

が、それでも「東京都の住民監査で監査結果『認容』が出た」のはかなり久しぶりのことで、そのショボい案件ですらオールドメディア達はこぞって取り上げていた。具体的には以下など。

舛添前都知事の公用車利用問題 経費返還を都に勧告
2016/08/01 テレビ朝日

都監査委員「野球観戦で公用車利用は違法」
2016/08/01 毎日新聞

都に6万5029円返還 一部は対象外となりネットからは「返還額もセコい」の声
2016/08/30 ハフィントンポスト日本版

舛添氏の公用車利用は違法 都監査委員が返還求める
2016/08/02 日本経済新聞

「テレビ朝日やらハフィントンポスト日本版やらの大手オールドメディア達も監査結果や当該問題をガンガンに報じていたのですね」

うむ。
舛添氏のたかが6~7万円の公金不当利用の問題ですらこれだけ大騒ぎしてメディア達が盛大に報じていたという事実。
しかも監査結果公表の当日(2016/08/01)にテレ朝や毎日新聞は速攻でニュースとして報道していた。このスピード感。

それに比べて今回のColabo等の不当会計疑惑の問題は

・【規模(金額)が遥かに大きい可能性がある(4団体だけでも毎年2億円前後の公金支出)】
・【このままなら今後も継続するはずの事業であり、『もし放置すれば今後被害が更に拡大』のおそれも大】
・【東京都の杜撰管理のコレをモデルケースとして全国展開を画策していた模様】

といった点から、舛添氏の件などよりも影響度や重要性が遥かに大きい案件なのは明白である。

もし万が一、1月4日予定の住民監査結果公表を見ても尚、オールドメディア達が横並びで一律無視をし続ける(or盲目的なColabo側擁護を続ける)ならば、それは事実上「日本のオールドメディアの(質の)終焉」を意味することになるだろうな。

■閑話休題

ところで、本件関連で最近一部で話題になっている動画がある。
Colaboやお仲間の共産党界隈の動画らしいのだが。

公金を乞う儀式?

「かなり気味の悪い動画です。が、元の動画に誰かがチンドン屋のラッパみたいなカッコ悪い変な音楽をつけて編集して笑いものにしている?のだとしたら、それはちょっと悪意の印象操作みたいでアレですね」

うーむ。ワイも最初はそう思ったのだが…

実は同じ出演者(共産党のあさか由香氏)の同様のオリジナル動画の時点で既にチンドン屋のラッパ?だった模様…

「あらら。ではこれは、日本のアッチ系マスコミによくある『悪意の編集』には該当しそうもないですね」

うむ。しかし共産党やそのお仲間達のセンス?は、なんというか「相変わらずぶっ飛んでいる」なぁ。

「笑える?んだけど笑えないです…」

尚、当記事は以下リンク先の個人ブログが本家である
新日本FC その34:マスコミ報道とColaboと舛添氏の監査のケースを考察 | zeromebaのブログ (ameblo.jp)

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