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オイルポットは、コーヒードリッパーとジャム瓶で代用

料理嫌いな上、面倒くさがりなので、これまで揚げ物は外食か総菜を買うと決めていました。
揚げ物したことないけど、すごく汚れるんでしょ?掃除も洗い物も大変だし残った油もどうしていいかわからないし、と。
しかしこのご時世、外食はほぼせず、ゼロウェイスト目指してプラパックに入った総菜も買わない。PP袋に入ったスーパーのコロッケも素通りしているうち、だんだん揚げ物が食べたくなってきました。

掃除はアルコールを吹きかけてから拭けば大変でないことがわかり、そういえばもとから油跳ねが気になるようなピカピカキッチンでもなく、揚げ物ってラクよ~という先輩主婦の言葉がわかるようなわからないような、ところまで来たのですが、
問題は我が家にオイルポットがないこと。

どうしていいかわからないので、できるだけ揚げ油を少なくして、残りは新聞紙に吸わせて捨てていました。でもゼロウェイストと真逆の現状にどうしたものかと。それに瓶入りで売っていないサラダ油を買わず、オリーブオイルを使っているので、経済的にももったいない。
実家のシンク下にいつもあったオイルポットは、いつのものだかわからない油が常に入り、すごく汚れていてなんか怖いとすら思っていました。
たぶんわたしにもオイルポットは手に負えない…

で、試してみたのが、コーヒードリッパーとジャム瓶の組み合わせ。
ドリッパーはケユカのステンレス製のを使っています。穴が底に小さく空いているだけなので、揚げ油を濾すフィルター的なものがなくても、おおきなかすは取り除けます。
こういうイレギュラーな使い方をするときも、ステンレスは強い。これがプラスチックのドリッパーだと、油の熱による劣化も気になるし、汚れ落ちも気になります。
うちにはないので試せませんが、茶こしでも良さそうです。

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まさに揚げ物した後のお見苦しい写真ですが、うちのオイルポットに代わる道具。

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ジャム瓶にコーヒードリッパーを乗せ(見た目より安定感あります)

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こぼさないように油を注ぐ。

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揚げ油の沈殿物は鍋底に溜まっているので、静かに注ぐだけで案外濾すほどの揚げかすは入りませんでした。

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さてこちらが濾した後の油。
これ、なんとなく次に揚げ物するまでとっておかなければいけないような気がしていましたが、よしながふみさんの「きのう何食べた?」の中で、
揚げ物で残った油を、炒め油として使い切るまで、次の揚げ物はしない(頻繁な揚げ物による油分摂取の防止のため)と書いてありました。
一度揚げ物したら、その油を使い切るために何度も揚げ物しなきゃいけない気がしてプレッシャーだったのですが、べつに通常の油として少しずつ使えばよかったんですね。
一度揚げ物で使ったからといって、わたしは風味の変化もとくに感じず、それ以来真似しています。

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