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“大きな決断” マーケティングディレクター諸田優大 Web3スタートアップ「0x Consulting Group」へ

今回は、0x Consulting Group主要メンバーで、Web3マーケティングディレクターとして活躍している諸田を紹介します!

諸田は、0xCに転職するにあたり、自身のXでもWeb3領域への挑戦と決意を投稿しています。Xでは、「選択の経緯」や「人生設計」について想いを語っていますので、ぜひこちらもチェックしてみてください!

インタビューでは、Xで話していない0xCへの転職の決め手や、Web3マーケティングディレクターの仕事内容や挑戦なども語ってもらっています!


―今日はよろしくお願いします!ちょっとかしこまってしまうので、いつものようにモロキチさんと呼ばせてもらって良いでしょうか(笑)

諸田:諸田でも、モロキチでも好きに呼んでください!よろしくお願いします!

これまでの経歴


―まずはモロキチさんの経歴から教えてもらえますか?

僕は、京都大学大学院卒業後、新卒で都内大手コンサルティングファームに入社しました。

また、会社員時代にニュース、ブログ、記事、投稿などを読むことで報酬を獲得できる分散型コンテンツ配信プラットフォーム「ReadON」に出会い、現在もReadONのJapan Business Development Managerを務めています。

Web3との出会い


―「ReadON」との出会いが、Web3業界で仕事をするきっかけになっていたようですが、Web3に興味を持ったのはどんなタイミングでしたか?

大学時代から、仮想通貨というものがあることは知っていて少額取引をしていました。社会人になって、大学の友達からSTEPNというアプリがあることを聞き、売買だけではなくアプリを介して稼ぐという体験に興味を持つようになりました。自分が知らないところでブロックチェーンって広まっていってるんだ、と衝撃をすごく受けたのを覚えています。

実家に帰省した時に会った旧友が、ちょうどいいタイミングでSTEPNで遊んでいることが分かり、詳しく聞かせてもらったら、当時めっちゃ価格が高かったスニーカーをなんと30足以上持っているとのことでした。しかも、

「余ってるから興味あったらあげるよ?一緒にやってみない?」という願ってもない誘いを受け、STEPNを始めてみました。

STEPNの歩いて稼ぐ体験を楽しみながら「次のX to Earnはなんだろう?」と、いろいろなプロジェクトを探している時に偶然ReadONに出会いました。

ー友人との再会がきっかけだったんですね!ここがなかったらもしかしたら...

そうですね、Web3には興味を持っていなかったかもしれないですね。

ReadONでは高価なNFTを貰うことを目指してWL(ホワイトリスト)やOG(オリジナルギャングスター)を集めるために試行錯誤していました。
具体的には、ReadONのホワイトペーパーを訳して宣伝したり、ReadONのTwitter投稿を和訳宣伝したり。その努力(?)に目をつけてもらい、運営のElonという人から「モデレーターになってみない?」と誘いを受けました。

そこから、ReadONの運営側として、本業の昼休みや夜の時間を使って、英語のAMAを訳したり Discord の運営をしたりをするようになり、たくさんの人に助けられながらコミュニティのファウンダーに繋いでもらい、今のポジションに至ります。

ーReadONを通してWeb3プレイヤーから運営側にまわる体験をしたのですね!

0xCを知ったきっかけ


―ところで、モロキチさんは何をきっかけに0xCを知ったんですか?

ReadONの日本の周知拡大に向けて、アンバサダーの方から有力なコミュニティを聞いていたところ、LGGコミュニティ(0xCが運営するWeb3コミュニティ)を勧められました。

その後、タイミング良くLGGコミュニティの方からReadONのDiscordを介してコラボ打診の連絡をいただきました。その後、ReadONーLGGコミュニティのコラボAMAやレポート作成のやり取りにおいて、現在の0xCの主要メンバーとの関わりを持ち始めました。

0xCへの転職の決め手


ーそこから0xCに転職されるわけですが、決め手は何だったのでしょうか?

あまりにReadONの活動が楽しいので、「Web3を本業にできたらいいのになぁ」と考えるようになりました。
そんな時に、以前AMAを一緒にやった川口美樹さん(Marketing Director)から「コミュニティマネジメントを仕事にすることに興味ありませんか?」とメッセージを頂きました。

美樹さんにはかねてよりお世話になっていたので、直接会って話を聞くことにしました。お話を伺って業務内容に魅力を感じ、恒希さん(弊社Founder)ともお話しをさせていただくことになりました。
Founder面談を経て、0xCで働くことへの魅力に気づき、転職を決意しました。

ー細金(弊社Founder)との話で印象に残っているエピソードはありますか?

仕事だけでなく社員の家族への配慮が印象に残っています。
最終面談の際には私の家庭事情も踏まえて働き方に関していろいろとご調整いただきましたし、入社前に参加させていただいた全体定例の際には仕事のことだけでなく家族との時間の過ごし方にも触れてお話をされているのが印象的でした。

以下は、入社後のエピソードになるのですが、年明けに情熱大陸に出ていた「鮨・めい乃」に、妻や0歳の子供も一緒に招待していただいたんです。恒希さんともう一方、0xCで働いているメンバーも、奥さんとお子さんを連れてきました。普段なかなか忙しくて家族でゆっくり過ごす時間を取れていなかったのですが、ただでさえ予約困難な店に、妻と子供を連れて行けたのが非常にありがたかったです。

社員本人と時間を過ごそうとするトップはいても、家族ぐるみで「妻や家族に感謝する会にしましょう」なんていう趣旨で社員と接するほど家族想いなトップは他にいないと思います。ここは本当にすごく心が動いたところですね。あとご飯が超美味しかったです(笑)

生きていく上で大切にしていることがハマった


ー家族との時間というのは、モロキチさんにとって大きいのですか?

人生の時間の使い方を考えた時に、働いてる時間と、大事な人と過ごす時間が大きいかなって思うんですよね。
個人的には、子供も生まれて、家族との時間は特に大事にしたいなという想いが強くありました。働いてる時間も、ただお金のためというわけではなく、そこがやりがいのあることに切り替わるっていうのが、正直自分の中ではすごく大きいです。

Web3の領域でいろんな人に触れ合いながら、普段会わないような人たちとコミュニケーションを取りながら、新しいものを作れている今が、すごくワクワクして楽しいです。

―モロキチさんが大切にしている「やりがい」と「家族との時間」というのが、Web3の業界ではマッチしたのですね。

0xCに転職してみて


―0xCに転職してみて、Founderの細金の印象はどんな感じでしたか?

恒希さんはやっぱり「理想が高い」の一言に尽きます。そして、その理想の解像度が高いのが、ザ・経営者だと思いました。
僕は現状の課題を見て、問題解決するためのアプローチをしがちだったんですが、恒希さんは一番良い理想を描いて、それを実現するために何を作ったら良いのかを考える。ここの違いを知って、自分の考え方や人生観が変わり、すごく尊敬しています。

―0xCの他のメンバーはどんな印象ですか?

・業界トップクラスの知見を持った役員が在籍している
・プロフェッショナルな人が多い
・メンバーの熱量が高い

などなど、専門性やプロ意識の高いメンバーが揃っているなというのは感じていたのですが、0xC最強だなってエネルギーを感じたことが明確にあって。

入社する前に忘年会にお招き頂いたのですが、最後に感謝の手紙みたいなコーナーがあったんですね。
美樹さん(Marketing Director)に対して、マーケティングメンバー男性3人が日ごろの感謝の手紙を書いて読み上げるという、見てるこっちまで気恥ずかしくなるような企画でした(笑)
でも、この企画で私の心も震えたんです。ネタに走るのかななんて想像していたら、そのメンバー3名が手紙を読みながら感極まって、声を震わせながら、

「本当にありがとうございます。美樹さんのおかげで仕事に対しての向き合い方が変わりました。人生が変わりました。ずっとついていきます。もっと頑張ります!」

と語り始めたんです。そんなことを言える情熱的な人が会社に何人もいるって他にはないなって思ったんです。情熱っていくらお金出しても買えないじゃないですか!
お金で買えないものをメンバー一人一人が持っていて、それをみんなで受け入れて、素晴らしいよねって称え、共感できるカルチャーがあるのは、もう0xC最強だなって思いました。

―0xCはどういう会社だと思いますか?

クライアントを含めた外部との関わり方において、Win-Winの関係構築により業界発展に寄与していると思います。
0xCはクライアント企業様1社あたりのトークン経済圏の時価総額を1兆円にすることを定量目標に掲げています。
場合によってはクライアント企業様同士がお互いの情報を知って、双方が成長できる機会を生んだり、協力関係構築のきっかけ作りに励んだりしています。
このような思想のもと顧客接点を作っているため、個別最適に走らず、業界や社会が良い方向に進むような営みができていると感じます。

Web3マーケティングディレクターの仕事


―今はどんなポジションの仕事をしていますか?

マーケティングディレクターとして、KONAMI様やスクエア・エニックス様などのプロジェクトに関わらせていただいています。Web2ユーザーをWeb3にオンボーディングさせるために、X運用チームと協力したクロスメディアによる新規顧客獲得やファン化のための仕組み作り、コミュニティ活動に対するポイントインセンティブの設計などをしています。

―前職のスキルを活かせている部分はどんなところですか?また、Web3業界で仕事をするために必要だと感じているスキルを教えてもらえますか?

ビジネス全般の何でも屋さんがコンサルタントなので、前職でやっていた仕事は本当に全部役に立ってます!マーケティング戦略/KPI策定や上流戦略構築におけるロジカルシンキング等のスキルなど。英語でのコミュニケーションによる海外キーパーソンとの協力関係構築なども活かせると考えていて、前職の同僚や上司にはずっと感謝していますね。

一方で、それだけじゃダメだなっていうところも実際に動いてみて感じるところが沢山あります。3つ挙げさせてもらうと、

まず1つ目は、「パートナークラスの関係値作り」です。マネジメント経験がなくても、本当にマネージャー以上の顧客との信頼をうまく勝ち取っていかないといけないので、ここは絶賛チャレンジ中です。

2つ目が「センス」ですね。マーケティングってデザインなんですよね。例えばXの投稿であれば、アカウントを立ち上げて、一発目に何て打ったら一番バズるかな?と考える。これって正解がなくて、競合を調べて傾向分析して、論理的にこうだ!とは言えるんですが、それが必ずしも面白くないじゃないですか。その辺のバズらせるため、周知拡大するためのセンスは今磨いているところです。

3つ目は「エンドユーザー視点」をもつことです。
例えば、Discordにユーザーが入ったときに、この人がどういうふうに感じるのか、というのを、Discordに詳しくない人の視点で追体験することです。僕は全部調べた上で入っていたし、すでにDiscordにいる人はベテランばかりなので、難しい単語を使いまくっても 全然コミュニケーション取れるんですよね。
なので、本当に何も分からない人がDiscordに入ってきた時に、「この仕様を初心者が理解できるのかな?」というのを色んなバックグラウンドの人の感覚になって追体験・検証していく習慣をつけるのが難しかったです。知っていることを知らない前提で考えなおすことは入社してから特に鍛えられたスキルの一つです。

今挑戦していること


―コンサル時代に経験していない、クライアントさんとの関係性作りやユーザーに響くセンスを磨くところに挑戦中なのですね!
大前提としてモロキチさんは全部楽しまれているように感じるんですが、新しいことに挑戦する中で、正直辛かったり難しいと思ったりすることはありますか?

僕、新しいもの好きで何でもやりたい派なんですよね。何でもやった結果、キャパオーバーになって時間がかかる、そして一番大事にしたい家族の時間を削ってしまう...みたいなことが結構あるので、その辺の裁量労働の難しさみたいなものに今直面しています。

会社だったりすると、部下に投げてっていうことができるんですけど、みんな同じようにやっているので...誰がたくさん業務を抱えるかみたいな心配もあるがゆえに、なかなか仕事を振りづらい環境だとは思うんですよね。

―そんなときにどう向き合って乗り越えようとしていますか?

その辺りをどうやったらみんなが丁度よく働けるのか、自分自身も自分のキャパシティをちゃんと考えた上で、仕事のできるできないを調整しないといけないなとは感じているところですね。

ただ、常にポジティブでいられるための環境が整っており、月に数回の全体ミーティングではファウンダーが直接、企業や個人としてのあるべきを語ってくれます。
特に「自分の今の仕事が社会にどう役に立つのか」を毎回考えさせられるので、目下取り組んでいる仕事が、単純な作業ではなく、やりがいのある仕事と感じられるのは大きいです。

本当に毎日仕事が楽しい。これは、興味のある領域の仕事ができているからだけではなく、自分のやっていることが会社、業界、社会のために役立つことを理解できているからだと思います。

今後成し遂げたいこと


―では最後に、今後成し遂げたいことを聞かせてください!

個人的には3つあります。

1. Web3事業を成功させたい
2. Web3業界のご意見番になりたい
3. 飲食店をもてたらいいな

1つ目は、Web3のいろんなプロジェクトの最初から最後までを伴奏する経験をたくさんして、Web3事業を成功させたいと思ってます。

ReadONも本当に、 アルファ版のアプリができていない時から一緒にいるし、ディスコードサーバーでどんなイベントをしていたかとかもずっと見てきたし、ReadONがこれからトークンを出して、世界に知れ渡って、そこからサステナブルにプロジェクトが動いていって、最終的に民主化される、分散化していくみたいな。今、完全なものはないって言われてるトークンエコノミクスの成功例みたいなものを見届けたいなっていうのがありますね。

2つ目は、Web3業界でマーケティングだったり、何らかの領域でご意見番になりたいと思っています。
というのも、人に物を教えたり、一緒に頑張れるよう手を差し伸べたり、協創体験をしたりするのが僕はすごく好きなんです。
今のレベル感だとできることは限られますが、これから1年、2年、3年、5年と時間をかけてこの業界に慣れ親しみ、知識をつけ、人との関係性を構築していくことで、いろんな視点から物を語れるような人になりたいなと思っています。

3つ目は、Web3とは関係がないのですが...実は僕、調理師免許持ってるんですよ。料理がすごく大好きで。大好きな食をより身近にする!じゃないけど、将来、自分の飲食店を持って、好きな人を呼べたり、飲食業界にWeb3を導入して課題解決したりするお手伝いができたりすると楽しいだろうなと考えています。
でも、社会人になって、日々忙しさを感じたり、実際に飲食店を持つことを調べたときに、やっぱり初期投資はめちゃくちゃお金がかかるし、人に任せて本職の片手間で管理するというのでは全然上手くいかないだろうと感じています。事業をやるとなると、初期投資が必要になってくるので、その側面でいうと、僕にとってWeb3事業を成功させることは価値のあるものだったりしてますね。

モロキチさんありがとうございました!
インタビューを記事にしている間に、新たな目標を掲げてきたモロキチさん。

描いた未来を着実に現実にしていくでしょう。これからのモロキチさんの活躍に注目です!

採用情報


0xCでは現在、共に働ける仲間を積極採用中です!

  • 時代の最先端を追いながら、正解がない中で自ら挑戦を通じてトレンドを生み出してみたい

  • マーケティング領域に限らず、トークンエコノミクス領域など、様々なプロフェッショナルと一緒に仕事をしてみたい

  • グローバルで仕事をすることを通じて、世界で通用する人材になりたい

ピンと来た方はぜひ、ご応募をお待ちしています!
カジュアル面談も可能ですので、お気軽にご連絡ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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