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娯楽に溺れた一日の話

 起床12時20分。久しぶりに午後に目覚めを迎えて、しまったと思いつつ、昨日の残り物のご飯と鮭を頬張る。やはり、鮭の塩分と米の組合せは日本一だと感じた。

そうして、1年以上待ち望んでいたアマゾンプライムで配信の海外ドラマ「The boys」のシーズン2を観る。

まだ冒頭の3話のみしか配信されていないのだが、地続きで話がしっかり構築されており、前シーズンで起こった出来事がどうなるのかという期待に十分に応えてくれるものとなっていてとても満足だった。

特に今シーズンはドラマ面に力を注いでいるように思う。

特に敵役の「ホームランダー」は冷酷で残忍で、独断専行のサイコパスだが、前回発生した出来事の影響で自身の立場を若干揺さぶられる状態に陥る。

彼がシーズン1よりも好き勝手出来なくなったことで、孤独感に苛まれ、人間的な愛情を理解していないという側面がより強調されていたように思える。


また私がキャラクターとして注目したいのが、シーズン2からの新キャラ「ストームフロント」である。

彼女は拘束されない自由な問題児といった快活さを持ち合わせており「フェミニスト」っぽいキャラ。しかし、そんな彼女も後の展開でやっぱり「クズヒーロー」だったという事が明かされる。

人間的には「表裏がない元気っこ」キャラで視聴者の好感度を高めておきながら、後に「クズ」な側面を見せつけるというのが「The boys」らしい胸糞さだ。

もちろん、「ヒューイ」や「アニー」との関係性や「ブッチャー」のハードボイルドさも見どころだが、それは別のレビュー記事で述べようと思う。


そんなこんなで「The boys」を鑑賞中の間に、私が敬愛する「BBHF」の2nd Full album「南下する青年」が届いた。

このアルバムの感想も記事にしようと思うが、非常に力の入った力作で音の透明感と重厚感がひとえに重なり、「北から南へ移動し続ける青年」という一つの「物語」が出来上がっている。

サウンドも多様なジャンルが盛り合わさっていて、聴いていて楽しく、歌詞も物語を語りすぎないちょうど良い言葉数が心地よい。

そんな風に娯楽を享受しまくっていたら、19時ぐらいに寝落ちしてしまって、眠りの中では知り合いの女の子とガンシューティングゲームをしているというわけのわからない夢をみていた。

私がとにかく撃つのが下手くそなので女の子は呆れ返っていたという悲しいお話。

夢がどんな結末を迎えたかは覚えていないが、とにかく部屋が暑かったため半分茹でだこになりそうな気分で目を覚ました。体に熱が籠っていて気持ち悪かった。

気づけば22時近くになってしまい、慌てて今日の記事を書いているという始末。いつもの日課をこれからこなすことになってしまったが、明日はこんなことにならないよう、早めに就寝を心掛けたい。

意外と文字数がかさんでしまったが、今日はこんなところでおしまいだ。


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