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用賀サマーフェスティバルでNEM(Yume Coin)決済してみた

8/25~26にかけて「用賀サマーフェスティバル」が行われており、そこでNEMトークン(モザイク)であるYume Coinを用いた決済が導入されていたので体験してきました。ウォレットとしてはLCNEMが用いられております。

個人的にLCNEMやサマーフェスティバルの取り組みは密かに応援していたので、いろいろと気になったところはありましたが、今後もっと盛り上がっていくことを期待しています!

すごく暑い日でしたが、雰囲気はこんな感じでした(その後もっと人が増えました)

■手順


支払いまでの手順は配られている冊子に記載されていますので分かりやすかったです。

私はもともとLCNEMウォレットに151XEMを入れていたので最初の「〜商品券の買い方〜」の手順2までは終わっていました。
交換所で1000円分のYUME Coinを入れていただきました。自分のスマホのLCNEMの画面のQRコードを読み取ってもらって送金してもらいました。

どうやら手数料用に1XEMもプレゼントしてくれていたようです。
一般の方は逆に戸惑うかもしれないですね。

また、反映されるのに1分程度かかるとのこと(Webベースとはいえ反映されたら通知か、定期的なフェッチをしてくれると理想かなと)

ここでお話を聞いたところ
・使えるのはQRコードが貼ってある店だけ
・どれくらいの人がこれまでYUME Coinを交換したかを伺ったところ、12:00に開始してから1時間程度で現在5,6組が利用したということで結構多い印象を受けました

数時間後は20人以上になっていたようです。

そして最初はじゃがバターを買ってみました。

ということで350円なのでQRコードを読み取って払おうとしました。
ところが、このお店の前にはQRコードがなかったです。
そして店員の方にはこの上の画像の番号を入れてほしいと言われました。

おそらく店員の方は番号とおっしゃっていたので、XEMの意味を正確に知らされていなかったのでは?と思われます。正直XEMも持っていたので払えないこともなかったですが、一般の方は持っていないと思うのと、YUME Coinを使いたかったのでかなり困りました。(もしくは350と入れてほしいという意味だったのかもしれません)

QRコードで読み取りたい旨を伝えると、少し離れたところに各店共通のQRコードが貼ってあり、そこで読み取れました。
ただ、その店の前でQRコードを読み取れないと、お店を離れることになってしまい食い逃げ状態に見えなくもないのでやはりQRコードはお店ごとにあったほうが良いなとおもいました。
(あと売上は各店舗管理のはずと勝手に思い込んでいたため、1箇所にまとまっていることに違和感を感じてしまいましたが...これは私が悪いです)

(上記のQRコードはじゃがバターを買ったところとは別の場所のものですがこういうイメージです)

WebアプリならではでQRコードを読み取る際のカメラの権限周りが毎回要求されるところも難しい問題だなと思いました。LCNEMの木村さんも下記のように言及されております。


こちらが送金確認画面。
ちなみに暗号化の部分の×はメッセージを入力しないと押せない。メッセージがないときは暗号化と×ともに非表示で良いと思います。

(不安なので確認画面も見てもらいつつ)送金結果画面を店員の方に見せて決済完了。

ゲットできたじゃがバター

同じ要領ではしまき(チーズ)350円も買いました。
この時も店員の方に番号と言われたので同じオペレーションになっていると思われます。

最後に200円のタピオカジュースを購入

最後に150円分余ったので、フェスティバル本部のQRコードを読み取って1円分記念に残して投げ銭してきました。
ただ普通の感覚だと、使い切りたいかキャッシュバックはしたいだろうなと思います。

その他気になった所

・決済完了後の残高表示にもラグがある。
→最初にYUME Coinを買ったときと同様。通知か自動リロードがほしい所(通信容量の増大にもつながるので難しい)

・他にトークンを所持しているとどちらを使えばよいか迷う。間違って350円のものを350XEMで買ったら大惨事(この日は1XEM=約10円)
→理想のオペレーションとしては下記のようになるかもです。
1.支払う金額300「円」と入れる
2.支払いに利用するトークン(YUME Coin or XEM)を選ぶ
3.勝手に300円分計算されて確認画面に遷移

・手数料が毎回0.4XEMで合計4回使ったので1.6XEM支払ったと思われます。→最初にもらったのが1XEMなので、もし事前にXEM入れていなかったらXEMが足りていない??一般の方がどうなっていたのか気になります。。

・手数料も値段に込めてユーザーに意識させないようにできると理想ですね。

まとめ

今回は、現金1000円を現地でトークンに交換して1000円分使ってみました。まだトークン決済に慣れている人はあまりいないと思いますし、逆に詳しい人が気になって来ていたのもあると思います。
いろんなステータスのユーザーの方がいるところで対応するのは、難しかったと思います。

今はまだ、スマホで決済できて楽という以外に、あまり積極的にYUME Coinを使う理由がないのではと一瞬思いましたが、もともと持っているトークンで支払えたり、交換できる世の中になって行く可能性を考えると、その時はだいぶ便利になるはずです。

予算とバランスが必要になりますが、現地トークンに交換すると+○○円みたいな形でお得になると、より多くの方に使われる可能性も増えると思います。そういうパターンも見てみたいですね。
NEMでは気軽にトークンが発行できる仕組みがあるので、改善とこれからの普及に期待しています!


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