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悲しきかな、皮膚の病

昨晩、今年初の虫刺されデビューを果たしてしまいました。
もう蚊がいるのかよ〜!早いよ〜!

今、私の左手はボッコリ腫れ上がっております。なかなか痛々しい状態です。

私は、もともと皮膚が弱いです。
過去にアトピー性皮膚炎と診断されていた記憶があります。最近は引っ越して、信頼できる病院から離れてしまったので、昔ほど皮膚科に通っていませんが。

どのくらい皮膚が弱いかというと、本格的な皮膚病の方ほどの苦労はないですが、ざっとこんな感じです。

顔色に関しては皮膚の弱さと関係ない(と思う)のですが、皮膚が生白い(なまっちろい)ので、結果として皮膚の炎症が非常に目立ってしまい、困ることが多いです。

特に夏場なんかは、発疹のできた皮膚の見た目があまりよろしくない・・・というかぶっちゃけグロテスクなので、半袖半ズボンを着るのがためらわれます。まあ、長袖とか着ると余計に皮膚が炎症起こすので、結局半袖を着るんですけど。

「見た目」というハードル

皮膚の炎症や病気は、他の部位の病気に比べ、「敬遠されがち」だと感じます。なぜかというと、見た目でモロにわかるからです。

ぶつぶつ(蓮コラとか)が苦手な方っていますよね。私もあまり好きではないです。あれは、元来「ぶつぶつ」が病気を想起させ、人間に危機感を感じさせるために起こるそうです。あとは、毒を持つ生物に斑点があるのも関係あるとかないとか。

要は、「ぶつぶつ」は生物にとって危険だという感覚が人を怖がらせるということです。生き物としては正しい判断ですよね。実際、感染するタイプの皮膚病などに、知識なしで近寄るのは危険でしょう。

ですが、感染しないアトピーやじんましん、炎症なども、気持ち悪がられてしまうのが、皮膚病の悲しいところ

その病気がうつるかうつらないかなんて、患っている本人に聞かなければわからないのだから、当然ではあると思います。
あと、皮膚病は大抵、どうしてもグロテスクな症状になりがちなので、それも気持ち悪がられてしまう要因でしょう。私も実際、自分にできた発疹を見るたび「キモいな〜」としみじみ感じます。

ですが、それを原因に人との関わりを避けるのは、さみしいものです
感染するようなものなら、適切に治療がすむまで他人と距離をおくべきですが、別に感染も何もしないのならば、それを他人にとやかく言われる筋合いはないでしょう。

皮膚病に限った話ではないですが、病気を見た目だけで判断するのは悲しい誤解をうむばかりです

病気に対して「全く気にしない」というのは、難しいことだと思います。なにせ、自分や周りの大事な人にうつったら困りますから。

ですが、相手の病気について話をきき、理解することで、恐怖は薄れます。

また、病気を患っている側も、相手に理解してもらうことで、余分に自身の病について卑下せずにすみます

皮膚に現れる病気のなかには、見た目がハードだったり、なかなか近寄りがたいものもあります。私も、時々、物怖じしてしまうことがあります。

ですが、その病で一番困っているのは、おそらく患っているご本人です。
身の回りの大事な人が、「私の肌は醜いから」と気にしすぎていたら、「少なくとも私は気にしないよ」と伝えられるといいなと、私は思っております。

左手がパンパンすぎてキーボードめっちゃ打ちづらいな。泥水でした。

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