52本目 誤字までまって

デビステのてんぷら 52本目 (週刊PONTE vol.53, 2019.11.18)

先週の週刊PONTEの編集後記で、青木氏曰く。

-じんさんが寄稿してくださっている旅の話、考えてみたら、「旅とジャグリングの雑誌」というテーマにぴったりですね。そして、今これを書いていて気が付いたんですが、ずーっと下の発行者のところが「書く」のままでした。訂正しました。こういうのもちゃんとやらないとなあ。

これだけではない。同じく編集後記で、Juggle PackがJuggler Packになっていたりする。また、誤字とは少し違うが、現在連載中のじん氏の寄稿、末尾のTwitterリンクには、週刊PONTEではお馴染みの謎の文字化けがコッソリくっついている。URLに同化して非常に巧みに隠れているので、文字列のカメレオンと呼んでもいい。

実は前々から気づいていた誤記があるので、せっかくなのでここで紹介しておこう。メルマガ下部にある<END OF THIS ISSUE>のさらに下、PONTEのHPのアドレスが、

HP http://www.juggligponte.com

となっているのだ。
おわかりいただけたであろうか。ジャグリングのnが抜けて、ジャグリグポンテ.com。ほう、なるほど。しゃかりきパンダ的な。これは週刊PONTE第1号からの由緒正しい脱字なのである。
ちなみにジャグリグで検索すると、過去のタイプミスの歴史みたいなものが見られ、ピントクルのブログなんかでもジャグリグやJuggligと表記されていたりする。みみず氏のことだから、一周回って何か意図があってジャグリングとジャグリグを使い分けているのでは、と勘ぐってしまう。
誤記の量というのは、いわば書いた量の裏返しである。書けば書くほどミスは単純に増える。ジャグラーがドロップの関係のように、文字を書いていく人たちと誤記は切っても切り離せない仲なのだ。

誤記は1箇所見つけたら100箇所はある、とよく言われるのも頷けるのである。

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きんまめ:ジャグリグサークルジャグてっく元部長。くらいしか経歴がない。デビルスティックをやっていました。Gとか呼ばれる忌まわしき虫、伊坂幸太郎氏の作品では「せせらぎ」と呼ばれていたりする。名前と実態を巧みに乖離させているのである。好きなジャグラーは特にいません。

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