54本目 綾鷹お茶を濁さず

デビステのてんぷら 54本目 (週刊PONTE vol.55, 2019.12.2 )

副業が一番の佳境を迎えておりまして、今回のてんぷらは少量ですが、許して頂きたく存じます。

副業って何かって、小説の公募である。このメルマガが配信される頃には脱稿している(はず)。現在、字数上限より100字くらいオーバーしてる状態で、何回も読み直しながら文末や表現を少しずつ削っている作業中。美容師が、仕上げのちっちゃいハサミでチョイチョイっと毛先をついばむような作業である。これがまた楽しい。作品自体はほぼ完成しているという安心感からくるものなのかもしれない。作家津村記久子は、カレーのあくをとっている時が一番楽しい時間だ、みたいなことを語っているが、それに近い感覚なのだと思う。あと、折り畳み傘を丁寧に畳んでいるときも楽しい。
今回応募しようとしてるものは、デビステのてんぷらを連載する中で着想したもので、PONTEにはここで感謝を意を表しておく。もちろん作品内容はジャグリングと関係がない。

本日は内容が少ないので、先日の市長賞に選ばれた短編を公開して茶を濁しておく。賛でも否でも両論でも感想をいただければという下心もあるが、純粋に、作ったルーチンは見せたくなる気持ち、皆様ならよくおわかりかと思う。

「1500W40秒」
https://note.com/zikuashi/n/n8188a43c1f8f

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きんまめ:ジャグリングサークルジャグてっく元部長。くらいしか経歴がない。デビルスティックをやっていました。カレーのあく取りの話をしていたのは津村さんではなく絲山さんだったかもしれません。真相は闇の中(本の中に真相はある)。好きなジャグラーは特にいません。
デビステのてんぷら冊子版はコチラ:https://kinzokumame.booth.pm/

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