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#168.徐脈

最近、気になっている妻の症状。

先月の下旬から、その傾向がある。

『徐脈』

徐脈(じょみゃく)とは不整脈の一種で、洞性徐脈、徐脈性不整脈とも言われる。成人の安静時心拍数は一般に毎分60〜75回(bpm)であるが、※60回(bpm)未満を徐脈と定義する。 ※50回未満と定義することもある。

緩和ケアに入院し

その際のステロイド投与時から

脈拍が落ちてきている気がする。

今では妻の脈拍は35前後と

明らかに脈拍は少ない。

その原因が

腫瘍が大きくなってきているのか

それともステロイドの副作用なのかはわからない。

ちなみにステロイドの副作用としては様々なものがあるが

主なものとして

1.糖尿病・脂質代謝異常症・高血圧
2.消化管潰瘍(胃潰瘍など)
3.骨粗しょう症
4.免疫力低下による易感染
5.中心性肥満・満月様顔貌 などがある。

またステロイドパルス療法の場合、特徴的な副作用として

洞徐脈、低体温が発現するよう。

ステロイドパルス療法は1グラムのステロイドを3日間連続で点滴することを1クールとして疾患によって1~3クール行う治療法。

妻は確かに以前から低体温になっている様な気がするんだよな。

また他にもクッシング現象というものがあるが

クッシング現象とは急激に頭蓋内圧が亢進することで、血圧上昇と徐脈が見られること。

以前から心配しているシャント詰まりからの頭蓋内圧亢進により徐脈になっているのかと考えたが、バイタルでは血圧上昇はなく安定している。

腫瘍が大きくなってきているのかどうかは

MRIなどを撮らない限りわからない。

今、妻がどういった状況なのかは

臨床的に判断するしかない。

在宅医へは前より相談はしている。

MRIを取るかどうかは

もう少し妻の状態が安定してきてから考えるとのこと。

MRIを撮ったからといって

治療法がないことは理解している。

対処療法しかないことも。

ただ何が原因なのかを把握して

対処するのと、しないのでは

大きな違いがあると思う。

腫瘍の拡大で

徐脈になっているのであれば

それは危険な状態であり時間は残りわずかと思う。

まだ薬の副作用でなっているのであれば

幸いなのかもしれない。

今後も注意して妻の様子は見ていこうと思う。

記事を通じて、少しでも誰かのお役に立てればと思っています。