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脚が悪くても一安心。

ここの所の暑さで忘れられているかも知れないが、私のような障がい者や持病持ちで脚が悪くて痛いとかじゃなく、冷房や梅雨の天候不順時に神経痛で思わず「アタタタタ。。。!」となると、近場にあっても買い物に行くのが億劫だという機会も多かろう。

そんな中、折しも目に留まったのが下記の日経新聞の記事である。
我が家のエピソードや実例などを基に書き綴っていきたい。

うーん、タバコが切れてしまった。今からLINEして帰りに買ってきてもらうにも気が引けるし、、、
近くても我が脚の悪さじゃ行くにも勇気がいるなー
帰り道、マトモに歩けなくなったらどうしようか。

とまぁ、社会の流れに逆行する愛煙家である私にとっては、
在庫管理して適切に夫に「テイクアウト」してもらって「デリバリー」してもらう必要がある。

その「デリバリー」と聞いて思い浮かぶのがピザなどの宅配であろう。
近年では、食事のデリバリーならウーバーイーツ、その他にもAmazonの攻勢が甚だしいと思われる。

そこで出てきたのがローソンの宅配サービスである。
宅配サービスエリアの拡大するべくこの8月に沖縄県の店舗に導入することによって、小売業で初めて47都道府県に拡大。コンビニ店でウーバーイーツ実施店舗数が4000店舗を超えたという。

その内容たるや、食品だけでなく日用品もウーバーイーツの他ウォルトやmenu、出前館と提携して取り扱う事から差し当たりコンビニ版Amazonとでもいう感じか。
ちなみに利用者としては「からあげクン」やお酒、牛乳が人気であり、一部の店舗では一般用医薬品(OTC)や店内の厨房で作られる弁当なども宅配。
ローソンとしての狙いとも合致しているシニア層を中心に幅広い層の支持を得ている。

宅配サービスに力を注ぐことによって、消費者の自宅や職場に商品を届ける「ラストワンマイル」の対応になり、障がい者や高齢者の利用率も高まって競争力強化の一助を担わせるといったところが見受けられる。

その一方で、他のコンビニではどうだろうか。
他の大手2社を比較してみよう。

宅配サービスにおいては、コンビニ最大手のセブンイレブンも参入している。
ただし、業務形態がローソンと異なる。
他社と提携せず、外部の物流会社に委託し独自の物流網を形成しているのである。
専用アプリから商品の注文があると、近隣の店舗から最短30分で自宅などに配送する仕組みだという。この仕組みは、日本に上陸したてのAmazonを思い起こされる。
対応店舗数は、23年度中に12,000店舗、24年度中にはほぼ全店に相当する20,000店に拡大する事を謳っているそうだ。

ファミリーマートは店舗と消費者の関係において真逆の構想を抱いているようで、店舗集約型(?)とも言える。宅配サービスに頼らずして工場やビル、学校など消費者層がある一定数見込める場所に無人決済店を置き、来店してもらう形をとる。この店舗形式は、人件費を大幅に削減出来るため、従来の方式では採算が合わなかった場所でも出店可能であるという。

上記3社とも言えることは、将来的な人手不足または潜在的消費者の掘り起こしに余念がない。中でも、宅配サービスは少子高齢化社会に向け必須条件となるであろう。
どこをどう取っても水面下から出てきた熾烈な争いにしか受け止められない。
今後の展開に期待が持てそうである。

そこで我が家においてはどういう事かというと、いつも主人がしている「テイクアウト」し「デリバリー」するセブンイレブンへはおろか、近過ぎて坂を転がった方が早いという距離のローソンさんからも宅配サービスが頼めるという事になる。これは、主人が長期出張とかでいなくても、坂を転がらずに宅配してもらえるのは脚の悪い私にとっての救いの神だ。Amazonだけじゃなかった!

・・・しかし、玄関から見える位置にある店舗にTELする勇気があれば良いのだが。


気になる詳細については、下記日経新聞の記事を是非ご一読されたい。


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