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スパルタンレース種目解説/2019・豊田スタジアム

このnoteでは2019年12月21日に豊田スタジアムで行われたスパルタンレースの種目について詳しく説明します。各種目がどんなものなのか、クリアするためのコツ、公式のトレーニング動画を含めて紹介します。

なかなか初見では難しい種目もありますが、知っているだけでクリアできる・クリアしやすくなる種目もありますので、多くの種目をクリアしたい人はぜひ見てみてください!

レース前後については以下のnoteに書いてあるので、ぜひ見てください!

豊田スタジアムのレースでは以下の20種目の障害物がありました。

5f wall
6f wall
A-Frame Cargo
Z-wall
Sandbag Carry
Para cord Crawl
Jump Rope
Box Jump
Jerry Can Carry
Slam ball
Atlas Carry
Plate Drag
Hrcules Hoist
Vertical Cargo
Rope Climb
Monkey Bar
Spear Throw
Slip wall
7f wall
Multi Rig

下の画像は公式のFacebookで公開されたコースの全体図です。

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5f wall&6f wall

この2つは連続してあります。1f=約0.3mなので、1.5m1.8mの壁です。男性は余裕で飛び越えることが出来ていました。女性も勢いをつけて飛べば、問題なくクリアできると思います。

コツとしては、手で体を持ち上げることはかなり力が必要なので、足を先にひっかけて、足で体を持ち上げるイメージでやると簡単です。

A-Frame Cargo

三角形のフレームにロープが張られているので、それロープを使って登るという一見簡単な種目です。ただし!めっちゃ高くて、めちゃめちゃ揺れて、正直かなり怖かったです。動画では前転してますが、そんな余裕はありませんでした(笑)。

降り方については斜面を背にするか前にするかの2通りありますが、自分の降りやすい方で大丈夫だと思います。斜面を背にすると、慣れない動作で降りづらいですが、素早く降りることが出来ます。斜面を前にすると、安定して降りることはできますが、確実に下を見ることになるので恐怖感は増します。

Z-wall

4枚の板に手と足を引っかけることができる角材がついています。ここは序盤で体力もまだあるので、難しくないです。滑って落ちないようにだけ気を付けましょう。

Sandbag Carry

男性は約18㎏、女性は約11㎏のサンドバッグを持ち、規定のコースを移動します。今回は3階まで階段を上り、スタジアム内の観客席の間を移動し、階段で下まで降りるというコースでした。

コツとしては、あるいは背中(首と背中の間)で持ち、体全体に重さを分散させると比較的楽に運ぶことができます。手でサンドバッグを抱っこするように持つこともできますが、握力は後半に必要になってくるので、あまりおススメしません。

Para cord Crawl

有刺鉄線の下を匍匐前進などで進む種目です。他のレースだと有刺鉄線で行われているみたいですが、今回は普通の白い紐でした。ここはただ進むだけなので、難しいことはないです。

Jump Rope

太く重いロープで15回の縄跳びを行います。スタジアムのみの種目です。遠心力で前後に体がもっていかれないように、しっかりとロープをコントロールする必要があります。ゆっくりでもいいので自分のペースで飛ぶと女性でも簡単にクリアできると思います。

Box Jump

箱に飛び乗り、降りるを15回繰り返します。箱の上では、膝を伸ばす必要がありますので忘れないように気を付けましょう。高速で乗って降りてを繰り返しても、膝が伸びていなければノーカウントです。この競技も特に技術が必要というわけではないので、気合で乗り切りましょう!!

Jerry Can Carry

水の入ったウォーターボトルを、男性は2個、女性は1個持ち、規定のコースを移動します。男性は持ち方や運び方の工夫の余地がないので、体力の持つ限りなるべく走って持つ時間を減らすとまだ楽に運べます。女性は、抱っこして運ぶといいと思います。サンドバッグと違い、形が変わるので上手く重さを分散させることが出来ると思います。

私はこのnoteを書くために調べるまで男性2個を知りませんでした…。スタッフさんにはちゃんと説明してほしかった…(´・ω・`)

Slam ball

重いボールを頭の上まで持ち上げて落とすという動作を15回繰り返します。ボールを上げた後は、単純に落とすだけなので、上げる動作だけに集中して頑張りましょう。

コツは腕の力だけで上げず、背中の筋肉を使って持ち上げるということです。全部の種目で同じことが言えますが、なるべく大きい筋肉を使うと楽にクリアできます。

Atlas Carry

男性は50㎏、女性は35㎏の鉄球を持って、短い距離を移動します。他のレースではバービーを間にするみたいですが、今回はなくても大丈夫だったみたいです(もしかしたら知らないだけかもしれないです)。

一見難しそうに見えますが、持ち上げ方を知れば簡単にクリアできます。コツはなるべく体の重心と鉄球の重心を近づけることです。そのために、鉄球を転がして膝の上に置き、体の中心に近づけてから持ち上げます。あとは気合で移動しましょう!この方法は動画の2つ目でも紹介されていますので、ぜひ見てみてください。

Plate Drag

重りのついたロープを自分の手元まで引っ張り、その後重りを元の位置に引っ張って戻します。ここも男性と女性で重さが違います。

コツは腕の力だけでなく、足・背中を使って体全体で引くことです。腕だけで引くとかなり力が必要ですが、体全体を使うことで楽に動かすことが出来ます。動画では木の板が支えとしてありますが、今回のレースはだた杭があるだけで、そこににロープがつながっていました。早くクリアしている人のほとんどが、その杭を支えに、体全体で引いていました。

Hercules Hoist

滑車でつながっている重りをロープを引いて上まで持ち上げる種目です。ルールとして、持ち上げている最中は片足を地面につけておく必要があります。この種目はかなりハードでバーピーしている人が多かった印象です。体重の軽い人はかなり厳しいです。

やり方としては、地面に腰を下ろして、足を柵にかけてやっている人と、立って引っ張っている人の2通りの人がいました。

やってみた感想としては、体を上下させて引っ張ると方が簡単にできると思いました。腰を下ろしてやると背中と腕の力で持ち上げる必要があります。立って行うと、そこに足腰の力も加えて引けるため、まだ簡単にできそうでした。そのため、種目のコツとしては、体を上下させ、全身で持ち上げることだと思います。

また、持ち上げている最中にキープし続ける握力が必要です。これはテクニックでなんとかならない部分でもあるので、事前のトレーニングを頑張りましょう。

Vertical Cargo

3メートル程度のフレームに網が張られているので、そこを上って超えるだけです。特に難しいところはないです。滑って落ちないようにだけ気を付けましょう。

Rope Climb

ロープを登り上についているベルを鳴らす種目です。この種目もかなり難しく、多くの人がバーピーをしていました。ただし、他の種目と違い、経験者らしき方々は簡単そうにクリアされていました。

コツは足を上手く使うということです。足の筋力を使うわけではなく、足を支えとして登るということです。動画を見るとイメージがしやすいのですが、ロープを足で挟むことで、腕だけで登るより楽にクリアすることが出来ます。

Monkey Bar

雲梯を渡り、端についているベルを鳴らす種目です。雲梯は子供のころにやったことがある人も多いと思います。雲梯のバーの間隔が離れているので、身長の低い人や女性は難しい種目です。

コツは、勢いをつけて渡ることです。体を前後に振って、その勢いを利用して、次のバーをつかむことが重要です。また、自信がない人はバーを一本ずつ丁寧に渡ることも大事です。ゆっくりにはなりますが、勢いをコントロールできずに落ちる可能性をなくすことができます。

Spear Throw

シンプルなやり投げです。槍を投げて、的に刺さればクリアです。槍に紐がついているので、投げた時にその紐が絡まらないようにだけ注意しましょう。

コツは、狙う部分の少し上を狙うことです。よっぽど勢いよく投げない限り、槍はまっすぐ飛ばず、弧を描くように飛びます。刺さらない人を見ていると、横にずれている人もいましたが、多くの人が的より手前で下に落ちてしまっていました。そのため、少し上に向かって投げることで、的まで綺麗にに飛ばすことが出来ると思います。目安としては的の上にスパルタンの赤いマークがついているので、そこを狙うように投げてみてください。

Slip wall

滑りやすい壁をロープを使って登ります。壁の後ろは、隙間の大きいはしごみたいな形になっています。滑って落ちないように気を付けましょう。この種目はクリアできない種目ではないので、落ち着いて取り組めば大丈夫です。

コツは重心を後ろにすることです。壁と自分の体が垂直になるイメージで登ると楽にクリアできます。

7f wall

2.1mの壁を超える種目です。最初にあった5f wallと6f wallの高いバージョンです。女性は補助があり、壁の途中に足を置ける板がついいました。コツに関しては前述したwallと同じです。少し高いので、勢いをつけて飛ぶようにしましょう。

ここではゴール前の種目ということもあり、多くの人が足を攣っていました。壁を越えたら、かなりの人が攣った足を伸ばしている光景は面白かったです。私もここで足を攣りました( ;∀;)

Multi Rig

雲梯のバーではなく、リングがついているバージョンです。電車のつり革のようなリングがついていました。動画では複数の手すりがあると紹介されていましたが、今回はリングのみでした。

コツとしては、雲梯と同じで勢いをつけて渡ることです。バーに比べて、前後に移動しやすいので、その勢いを利用して渡っていきましょう。また、リングをつかみ続ける握力は必須です。最後の種目ということもあり、握力が無くなってきていますが、気合で乗り切りましょう!

最後に

以上が2019年12月21日に行われたスパルタンレースの種目とそのコツの紹介でした。これであなたもスパルタンレースのタイムが縮まったと思います!

全種目クリアを目指す人は、日ごろのトレーニングも重要ですので、コツコツと頑張りましょう!

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