どっとライブについて雑記その2

 一部項目を追加し一部項目を削除し再投稿。文章も改めて書き直した。長文のため前回の記事同様に好きなところを好きなように読んでもらうのが良いかと思う。

.Liveは終わっていないの続き

下げとまらないどっとライブ

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 上の画像はどっとライブ公式アカウントのTwitterフォロワー数(青)とチャンネル登録者数(赤)の推移である。前回あげた時と同様にほぼ毎日フォロワー数が減り続けている。

 逆に活動中のアイドル部員は総じて上昇傾向にあり、その伸び方に差はあるものの、活動を続けていれば増える状態になってきた。これに関しては演者一人ひとりの努力が実ってきた結果といえよう。ただ、それなのにスケジュールやイベント情報などをツイートする公式アカウントはどんどん解除されていっている。

 アイドル部はただ同企業のグループというわけではなく「私立ばあちゃる学園」という学校に通う生徒という設定が演者全員にあった。それがMMDアニメや創作に活かされ、リスナーの箱推しを後押しするものだったと思う。それがなくなった事や、ホロライブが箱としてアイドル部以上に機能している事などからアイドル部を推すにしても単推しになったりライト層止まりのリスナーが増えたのではないかと推察する。

 こうなると以前までの活気を仮に取り戻せたとしてもアイドル部を見ている層や応援のスタイルは以前とまるで変わる事になる。他と比べると小さい箱でコラボも箱内で行われる事が多いため、箱推しは少しでも増えるに越したことはないし、そもそもアイドル部も電脳少女シロも活発に活動しているのに公式アカウントが減り続けているのは異常。

 今まで確認してきた限りでは、毎日増えていた時期はGWに行われたアイドル部の侵略が連日行われている時くらいだった。またこれをやれとは言わないが、運営主催で大きなイベントを行うようにするなど公式アカウントを見る事で単推しであっても楽しめる何かを用意する必要があるだろう。

花京院ちえり、ホロライブの夏色まつりとコラボする

期待と不安を抱えて行われた外部コラボ

 7月18日、花京院ちえりがホロライブの夏色まつりとAPEX Legendsを使ったコラボ配信を行った。アイドル部にとって外部の箱とコラボ配信をする事は非常に稀で、アイドル部以外の配信は見ないリスナーも多いだけに不安もありながら、ホロライブからリスナーが流れてくる期待もあった。

 コラボの結果は上々。内容自体も1戦目でチャンピオンを取る事ができ、撮れ高を獲得。思わず花京院ちえりが涙ぐみながら「ありがとうございます」と言ったのが個人的にとても印象深かった。配信がどうなるか心配していたリスナーよりも人一倍プレッシャーを抱えていたのではないだろうか。

 コラボ後、夏色まつりは丁寧に花京院ちえりのチャンネル登録とツイッターのフォローを促した。これからも花京院ちえりと仲良くしていくという意味でもあるだろう。それをリスナーも理解したのかチャンネル登録者数はコラボ後に500人増え、チャンネル登録者数が9万人を突破した。花京院ちえりのリスナーは歓喜し、夏色まつりとそのリスナーを温かく受け入れ感謝した。

成功に思えたコラボだったが…

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 上の画像はそのコラボ配信のチャットの分析である。通常配信では"傾向"のホロライブの割合は8%程度なのが通常なため、数十人が夏色まつりのリスナーがチャットに参加していた事になる。新規人数のほとんどがおそらくそれにあたるだろう。

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 こちらはその翌日7月19日に行われた配信のチャットの分析。内容はVTuberチップス開封雑談という新規でも入りやすい内容。様々なVTuberの名前も挙げており、アイドル部という箱というよりも外部を意識した配信だったように思う。

 夏色まつり経由で登録したリスナーはどこへ行ったのかと言いたくなるほど"傾向"はそれまでの配信と全く変わらない。むしろ普段よりも少ないのではと思えるほどだ。その後、チャンネル登録者数もその後に100人減るなど、ホロライブ経由で知った人が配信を見ないまま解除している可能性もある。そうでなくても、見どころがないと思えばいつでも解除される。

 外部コラボはアイドル部にとって大きなチャンスで、それを仮に成功できたとしても、その後の配信で成果を出せなければ定住してくれることはない。もともとアイドル部は特に新規が少ないため、風通しをどんどん良くするために外部コラボもそこそこやっていく必要はあるかもしれない。思っていたよりも外部のVTuberに嫌悪感を抱いているリスナーが少ない事がわかったのも大きい。そこは以前までの活気のあったアイドル部と違う大きな特徴であり利点だといえる。

もこ田めめめと夏色まつりのコラボについて

 こちらについても書きたかったがチャット分析がまだ執筆時点でなされていないため印象のみ軽く触れる。

 時限爆弾を解除するゲームで、かなり真剣に解除して進めており、笑いや2人の掛け合いがゲームプレイ中にあまり見られなかった部分もあるが、逆に真剣味が感じられ配信に集中できた部分もある。その後の雑談を見ている限り本当に仲が良さそうだったし笑える部分も多かった。配信内容が基本真面目すぎたのかあまりコラボによる効果は見られなかったが、この2人のコラボはまた行われるようなのでそちらがどうなるか期待して待ちたい。

「ぴのらぼ キミの町にも恐竜、いる?」を読んだ感想

前作、前前作と変わらず質が高い内容

 今回も知識欲を大いに満たしてくれる非常に良い出来。また、恐竜が町にいたらを題材にしたイラストも添えられていたりと、ロマンと妄想も膨らませる。全体的には小中学生を対象にした本だと思うが、大人であっても楽しめる内容。アイドル部リスナーとかVTuberとか抜きにしてもおすすめできる良い本。

「ぼくがまもってあげる」を読んだ感想

逆にアイドル部リスナーに向いてない本

 今までアイドル部が出版した本はアイドル部リスナーでも楽しめる内容だったが、こちらに関してはアイドル部リスナーにはおすすめできない。八重沢なとりが書かれているだけあって過去にカルロピノ宛に送った絵本「ありのおひめさま」を想像して手に取る人もいるかもしれないが、そう思えば思うほど損をする。対象年齢はそれよりもはるかに低いため、大人のアイドル部リスナーにはそもそも向いていない。

 八重沢なとりがどういうつもりで絵本を書いたか想像を膨らませてみたいとか、彼女のイラストが好きだという人は買っていいかもしれない。

海外向けの切り抜き動画チャンネルができる

 どっとライブの直接的なものではないが気になったので取り上げる。

 2日前、海外向けにアイドル部の配信を切り抜き英訳した動画を配信するチャンネルが解説された(開設自体は5月末だが動画投稿は2日前から)。

 上がチャンネルで最初に公開された動画である。目次もついており、神楽すずがどういう人物なのかを英語の字幕をつけて説明されている。かなり丁寧な編集で、彼女の魅力をあらゆる角度から知ることができる。他の動画についても力の入った動画があるため良ければチェックしてみてほしい。

 海外勢といえばホロライブが相当に強い。海外勢にとってVTuberを見る選択肢の1つとしてアイドル部も挙がってくる事があれば面白くなりそうだ。

任天堂と著作物利用に関する包括契約を結ぶ

 これにより、アイドル部はもちろんのこと電脳少女シロも任天堂が制作・販売するゲームを収益化して配信する事が可能となった。アップランドが配信関係でなにか仕事をすると思わなかったので驚いたし素直に嬉しかった。(任天堂発表のガイドラインはこちらから確認できます。)

 アイドル部に関しては元々ゲーム配信はスパチャを切って配信していたため見た目あまり変わらないように思うが、電脳少女シロが任天堂のゲームを動画や配信で出来るようになったのは非常に大きいのではないか。

 電脳少女シロは現在収益化が可能なAPEXを中心に生放送を行っているが、任天堂のゲーム配信も可能となれば生放送も動画もバリエーションが増えることになる。動画勢に限ればおそらく電脳少女シロのみが任天堂のゲームを動画化できるはず(全く確認してないがおそらく)。少し前に70万人になんとか戻れた様子だったが、フォロワー数を見ている限りかなり乱高下が激しくまた下降気味になってもおかしくはない。これをきっかけに再び増加傾向になる事に期待したい。

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