どっとライブについて雑記その3

 書きたくなったので3回目。全体的に期待したりしなかったりする内容。

シロ生誕祭が開催される

 電脳少女シロが3歳になった事を記念して行われたシロ生誕祭。様々な外部Vtuberと電脳少女シロがコラボを行う内容で、3日間にわたって計46時間、演者の健康面に配慮しながら行われた。

 ゲームに頼らずトーク中心に様々な企画を用意したところに運営の楽をしない姿勢を感じた。ただ電脳少女シロがVtuber界隈で大御所にあたることや、関係性が浅いVtuber同士が同じ画面にうつることも多かったために、十分に面白いものを用意できる下地があったとはいえない。ただ内容自体はどの企画もそれなりに見れるものが多かったのでそこは評価できるが、100点をつけられる内容のものを作るには下地の時点で無理があった。

 今後このような大型コラボがあるのであれば、電脳少女シロはMCに徹するか、もしくは同年代にデビューしたキズナアイやミライアカリなどに絞ってコラボするほうが充実度だったり内容が濃くなるように感じた。そのあたりはデビューが早かった事が現在の地位を築けた反面、今のVtuber界隈ではデメリットになってる部分でもありそうだ。

例の騒動がアイドル部に与えた影響を考える

 アイドル部を抜けた例の人(名前は挙げない)が一連の騒動を受け活動休止となった。そうなった事でアイドル部が間接的に評価を上げ、好感度を上げている。

花京院ちえりの場合

 特にその影響を受けて登録者数を大きく伸ばしたのは花京院ちえりだ。例の騒動を受けて好感度が急激に上がり、それを機に乗り換える人、他箱を応援しつつ兼任になる人、騒動をきっかけに名前を知った人などなど、騒動がきっかけではあるが様々な理由で花京院ちえりのチャンネルを登録しているようだ。

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 以下は8月19日に行われたAPEX配信のチャット分析だ。

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 新規人数の棒グラフを見てほしい。普段の新規人数の数は棒グラフの長さで示されていて、普通であれば新規人数は30人前後ということだ。8月19日のAPEX配信では86人と明らかに普段より新規が来ている事がわかる。

 また、傾向を見ても、普段の花京院ちえりの配信ではドットライブの割合が85%程度を占めている事がほとんど。騒動後、大きく躍進した翌日の配信ではホロライブやにじさんじなど他箱からのリスナーが数多く来ていることがこれでわかる。

 ただしその後の配信では以前の傾向に戻っており、外部リスナーの定着には至っていない。また視聴者数も他のアイドル部員と比較すると少ない。直近の配信でも雑談配信が一番人を多く集めており、これだけでもゲームチョイスが足を引っ張っている事がわかる。チャンネル登録者数やTwitterのフォロワー数が増加傾向にあるうちに花京院ちえりは自身に向いたゲームを何か見つけなければ二度と見てもらえなくなる可能性があるだけに何をすべきか改めて考える必要があるのではないだろうか。

神楽すずの場合

 8月23日の夕方に行われたFall Guysの配信で、神楽すずのソロ配信では今年最高となる同時接続者数6827人を記録した。アイドル部全体でも八重沢なとりのQWOPマラソンの7427人に次ぐ人数となり、神楽ずずに限定すれば2019年12月8日のファミコンNS配信の7535人以来となる人数。

 配信前からなぜかFall Guys配信をする彼女という体でファンアートや名言が作られるなど期待値が非常に高い状態ではじまった配信ではあったものの、ゲリラ枠かつ日曜夕方という時間帯でのソロ配信でのこの視聴者数は脱退騒動後では想像を大きく超える数字だ。

 配信内容自体も事前に視聴者が想像していた暴言を超えるものが大量に吐かれ、ゲームとしての見どころも十分にあるなど期待に応える内容だった。

 考えるに、期待されていて内容もそれに応えるものであれば数字は思っている以上についてくるという事。どれだけ質の高い配信をしても4000を超えれば上出来だった少し前の状況を考えるとかなり大きく改善したように思う。

外部コラボが増える

 先日、Mildomで萌実&エトラと花京院ちえり&ヤマトイオリのコラボ配信が行われた。24日、26日には神楽すずがホロライブ所属のアキ・ローゼンタールとアソビ大全コラボを行うようだ。以前にも花京院ちえりやもこ田めめめが夏色まつりとコラボしていたように、外部コラボを積極的に行っている。

 Mildomでのコラボは、以前にエトラのマシュマロ読み配信で「ヤマトイオリちゃんとコラボしてほしい」という内容のマシュマロを読んでいた。エトラもそのマシュマロに同調し「エイレーンに言って頼もう」と言っており、それが理由で実現した可能性がある(実際の経緯は不明)。

 それとは逆に、神楽すずが雑談配信にて「メンテちゃんに外部コラボしたい人います?と時々聞かれる」と言っていた。これら2つや夏色まつりやアキ・ローゼンタールとコラボ配信を行う事になった経緯などを考えると内外どちらからも風通しがよくなっているように感じる。

 外部コラボをきっかけに仲が急激深まった関係といえば八重沢なとりと名取さなが挙げられると思う。コラボ以前から仲が良かった事は間違いないが、コラボを何度も行った事もアイドル部リスナーやせんせえに受け入れられた理由として考えられそうだ。

 また八重沢なとりのリスナー層もアイドル部では珍しくホロライブやにじさんの割合が非常に大きい。ゲーム配信の内容だったり外部Vtuberと積極的に絡む事が多いなども影響があるだろうが、名取さなと仲が良いと周囲から認知されている事も大きいように思う。反対に夏色まつりとコラボしたアイドル部2人はまつりすから仲が良い2人だと思われているだろうか。少なくとも私はそう思わないし2人のリスナー層の割合を見てもホロライブは他のアイドル部員とほぼ変わらない割合でしか見られていない。

外部コラボは最低3回やるべき

 Wなとりが認知されている事を考えるに、コラボは一度や二度だけでなく少なくとも三度は行う必要があると私は考えている。一度ではただの一度きりの特別なコラボ、二度であれば顔見知り程度。三度目は偶然やその場限りではなく仲が良いと認知されてくる頃合いではないだろうか。これは特に根拠があるわけではないが、コラボが3回あれば4回目もあるのではないかと考えるのが自然。事前に2度やると決められているコラボではそれだけの関係でしかないように感じる。おそらくだがそれで視聴者数が増えたりホロライブの割合が大きくなる事はないだろう。

 今後もホロライブとアイドル部はつながりがあるのではないか?と思わせられるよう、比較的高い頻度で外部コラボを行ったり、またはホロライブ数人とアイドル部数人による大型コラボを行うなど箱同士で関係性を深める事が今後視聴者数を増やす上で重要ではないだろうか。あくまでホロライブと今後も仲良くしていくつもりの場合の話ではあるが。

手が自身の動きと連動するようになる

 8月20日のヤマトイオリの雑談配信にて、以前までのマウスによる操作ではなく自身の手と連動して手が動くようになった。以前から手を動かせるようになっていたらしいが、操作が難しいため練習していたようだ。翌日には八重沢なとりも同様に手を動かしながら雑談配信をしており、Twitterでメリーミルクも手を動かす練習をしているとツイートしていた。

 手を動かすといっても手のひらと指だけ動かせる程度のようで、肘や肩までは自由自在に動かせないようだ。ただそういう制約がある中で何ができるか1時間という時間で色々楽しみながら試している様子が伺えるのでもし配信をまだ見ていない人がいれば見ていただきたい。

歌配信でカラオケ音源を使えるようになる?

 8月22日の北上双葉の雑談&歌配信にて、OBSからカラオケ音源を流してもいいように運営に頼んでいるという話をしていた。

 まだ確定ではないようで「そのうちみんなの配信でも出来るようになると思う。わからないけど」と言っており、実現可能かわからないがカラオケ配信ができるように動いているようではある。

 アイドル部でカラオケ配信が映える部員はさほど多くない気はするが、今までのアカペラ配信とはクオリティが段違いになるはずなので配信のクオリティ向上には大きく貢献するだろう。直近のどっとライブは特に演者の活動の邪魔になるような案件は入れずサポートに徹しているように見受けられるのでこれもそう遠くないうちに実現されるのではと期待してしまう。

おまけの小言

 例の騒動の影響についてはもう少し深堀りしたかったがそれだけで記事1つ出来上がるほどになってしまうしそれにしては内容がないので色々省いた。ここで軽く付け加えておくと、マネージャー部のフォロワー数と映画「白爪草」のフォロワー数も着実に増え続けており、アイドル部員の単推しだけでなくどっとライブという箱を追っている人数も増えていると考えていいだろう。

 最後に。マネージャー部はヤマトイオリが手を動かす配信をした事や、カラオケ音源について何も言及していない。こういう情報こそマネージャー部が出すべきで、ヤマトイオリや八重沢なとりの雑談配信を見ていない人にはこれほどわかりやすい配信のクオリティ向上はない。最低でもそれについて発信したリスナーのツイートや動画をRTする程度はすべきだろう。

 今はただゲリラやイベントなどスケジュールの補足をしているのみで基本的に存在意義がない。そういう細かい動きで運営がアイドル部への期待値を下げる事になるので表に出るならそれくらいはやらないと意味がないし、マネージャー部がハマっている食べ物についてツイートする事もそれ以上に意味がない。今は順調なので見過ごされているが落ち気味になった時にやり玉に挙げられる可能性があるので中身があるように改善していってほしい。

 長くなったがこれで終わり。最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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