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Right here Right now

学生時代、疫病の流行が世界の歴史だ、と世界史の先生は言っていました。
あの言葉が、まさか生きているうちにピンとくるとは思いませんでした。

「2020年」はきっと教科書にも載るでしょう。僕達は百年後も語り継がれる時代のど真ん中を生きている。どう生きるか、見られている。

フットボールの世界も例外なく影響を受けています。数ヶ月前の熱気に溢れたスタジアムは、本当に帰ってくるのか、残念ながら、今は想像することすらできません。僕たちプレイヤーは「あのスタジアム」を取り上げられた今、何を考え、どこに向かって歩むべきなのだろう。


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僕たち ZISO は長い時間をかけ、ようやくこのステートメントまでたどり着きました。これだけフットボールに人生をかけても、僕達はこの問に対しての解を持っていません。これが解なんじゃないか、と思っても、それが解でいてくれたのは ほんの一瞬で、すぐにフットボールに否定されます。

一人で考えてもわからないので、みんなで考えよう。ということでメンバーで日々議論を重ねています。

ですが、乱暴な言葉を使えば、今はそれどころではないのです。

ZISO として 今、この瞬間できることは何か。皆さまに、何かを発信したり伝えたりするのは もう少し後になる予定でしたが、周りの大人たちが「あのスタジアム」を取り戻してくれるまで、手をこまねいて待っているのは自分たちらしくない。

当初 予定していたような お披露目の仕方ではありませんが、プレイヤーが領域を越えて フットボールを追求していく姿を、皆さまに観てもらいたいと思います。

僕たちは医療従事者でもないし、ワクチンを研究したり、人工呼吸器を作ったりできません。家でじっとしてる以外、この状況下で社会貢献できないのは百も承知です。ほぼすべてのアスリートがこの状態だからこそ、ZISO は、もうひとつのチームとして、オンラインでアクションを起こします。


4月12日(日)20:00〜

井筒 陸也(Criacao Shinjuku)
山田 大記(ジュビロ磐田)
岩尾 憲(徳島ヴォルティ)
小林 祐三(サガン鳥栖)

TALK#1「フットボールは必要か?」


この時間、このメンバーで Youtube生配信をします。様々な角度からフットボールを語りたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いします。

詳細はZISO の Twitter アカウントをご覧ください。


それでは皆さま、日曜日の夜に。


小林祐三

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