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フェラーリのハンドル周りのボタンを解説!

今回は、個人的にフェラーリで最も好きなF12ベルリネッタをベースにフェラーリのハンドル周りのボタンについて解説していきたいと思います。(すべてを解説するわけではありません。需要があれば追記していきます。)

少しクルマ好きという方にフェラーリのあまり知られないところをお伝えできればと思います。

①ウインカー

フェラーリの場合、ハンドルを持った親指部分にウインカーが配置されています。手を動かすことなく即座にウインカーを出せるように配慮しているのが流石スーパーカーですね。

カチッと一瞬押すと、右左折時に適したずっとウインカーが点いたままの状態が続き、曲がるかもしくは同じ方向のウインカーボタンを押すと消えます。

すこし長押し気味にすると車線変更用となり3秒程度でウインカーが消える仕様になっています。

②フロントウインドーウォッシャー

ワイパーが動いていない状態で、レバーをダッシュ​​ボードに向けてすばやく押す(押し込む側)と、ワイパーがAUTOスピードで作動します。このAUTOモードでは雨の強さに合わせてスピードが変わります。その状態でダッシュボードに向かってレバーをすばやく押すと、ワイパーのワイパースピードが上がります。変化は以下です。

また、AUTOまたはOFF状態でダッシュボードに向かって長押しすると高速連続運転に直接切り替わります。

<レバーをダッシュボードに向かって押す>
・OFF         → AUTO
・AUTO        → 低速連続運転(1)
・低速連続運転(1) → 高速連続運転(2)

逆に、ワイパーON時にすばやくレバーを引っ張るとフロントガラスのワイパー速度が低下します。変化は以下です。

<レバーを手前に向かって引っ張る>
・AUTO        → OFF
・低速連続運転(1) → AUTO
・高速連続運転(2) → 低速連続運転(1)

③ドライビングモードコントロールスイッチ「Manettino」

「Manettino」は、運転モードを選択することができます。選択された運転モードは、運転者が安全運転のルールを遵守することを免除されません。

運転モードは5つになります。

・WET mode
最大安全運転モードです。 低グリップコンディション時に使われるモードです。

SPORT モード
中〜高グリップコンディション時の日常走行に推奨されるモードです。

RACE モード
高いグリップコンディション時に最大限の安定性とパフォーマンスが期待できるモードです。

CT OFF モード
F1-Tracトラクションコントロールシステムが無効になり、安定制御がアクティブのモードです。、高いグリップコンディションのレーストラックで使用されます。

ESC OFF mode
高グリップコンディション時にトラックでの完全な自由度および制御を可能にする。E-Diff以外の電子システムは、車両の安定制御がOFF状態です。

④エンジンスタート ボタン

エンジンをスタートさせるボタンです。笑
押してエンジンが始動したら、ボタンを放します。

⑤サスペンション ダンピング デリンク ボタン

このボタンを押すと、ドライバーはサスペンションダンピングコントロールを「Manettino」ドライビングモードコントロールスイッチのロジックから切り離すことができます。

ハイビームボタン

ライトがオン時にハイビームを点灯させるには、このレバーをダッシュボードの方に向かって押します。もう一度、ダッシュボードに向かって押すとハイビームがオフになり、ロービームがオンになります。

ヘッドライトは、このレバーを引くことによって点滅することができます。イグニッションキーがIIに設定されている場合は、消灯していても点滅します。パッシング時に使用します。

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