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学習面での子供の成長速度

こんにちは、ぞみーです。
昨日書いた「自和自和を考える」という記事の続きを今日は書きたいと思います。昨日は人間性の部分。今日は学習面でのじわじわです。
↓昨日の記事ね

学習面がぐぐっと伸びるとき

多くの親は、子供が学習面で遅れているとちゃんとやらせないといけない、標準に追いつかねばならないと焦ります。でもやらされ勉強で成績が伸びる子なんてごくまれ。成績がぐぐっと伸びるとき、それは「子供が自分で目標を持って勉強しているとき」です。

これは私自身の実体験。
国立小学校の内部進学でずっとやってきたので、小中高と遊び倒し成績は常に下層を漂っていました。内部進学がかかってる時にちょいと頑張ったくらいかしら(笑)お恥ずかしい話ですが、後の大学受験で社会は世界史を取ったために、未だに地理は苦手で日本の白地図を埋めれる自信はありません。
ですが、高校2年生の3月に大好きだった宝塚受験の夢が散り、父から将来を考えなさいと言われたときに、目標が定まりました。
大阪大学文学部にある、演劇学専攻に絶対行く、と。
当時のセンター試験で8割5分、2次試験も必要な難関大学。模試の成績は当然E評価。でも、目標ができたのでそこから合格までに必要なことを洗い出し、いつまでに何をするか計画立てて実行し、最終的には現役合格を勝ち取ったのですよね。

この経験から、子供自身が目標を持って「絶対やる」と決めれば成績は後からいくらでも伸びると思っていました。
そしてこれ、先日のオルタナティブスクールのじわじわ飲み会で確信に変わりました。卒業生の保護者さんに、同じようなことが小学6年生でもできたと聞いたのです。自分で目標を見つけ、先を見据えて計画を立てて実行する。これを12歳の子供ができるようになっていると聞いて、驚くとともに12歳でもできるんだと嬉しくなりました。

12歳までにつけておきたい力

このような爆発的な学習面の伸びを実現するためには、やはりつけておくべき力があります。
それは、「目標、つまり自分の興味あることを見つけられる力」「自分はできるんだという自己肯定感」「自ら学びに向かう主体性」「コツコツやらねばいけないことをやる忍耐力」「自由な発想で学びを続ける創造力」といった、非認知能力の部分。つまり、スクール理念の自和自和の「自」の部分です。
ここの土台がないと、目標を持っても時間が足りずに届かない・・・ということになりかねません。

もちろん、この目標を見つけるというのは12歳で完璧に人生プランを立てるというものではありません。子供のころの夢を大人になって叶えている人はまれですし、変化してOKなものです。
12歳の中学受験というひとつのポイントをみるとしたら、目標を見つけられたなら受験して、まだ分からないというなら公立中学に行ってゆっくりと探すというのでもいいんじゃないかと思うのです。

大人のサポート

もう一つ大事なのが、大人のサポートです。これはつきっきりで勉強を見るというサポートの仕方ではありません。先を見通し、計画を立て、実行し続けられるようにサポートをするというところです。

先ほどの卒業生の担任をしていた先生(今の長男の担任です)が仰っていた話。それは、4月に入って一番最初に、1年間のスケジュールを書き出して話をしたということでした。受験もスクールの学びも両方やるにはどうしたらいいか。それを考えるきっかけを与えたそうなのです。
子ども達はそれを踏まえて自分の学習計画を考えたということなので、もちろん計画を立てる力はすでについている前提。ですが、見通しをつたえるというきっかけは必要なんだなと感じました。

このように、12歳までにいろんな経験を通して自和自和の「自」の部分を伸ばしておけば、学習面が多少遅れていようが挽回できるんですね。
我が家の長男はまだ低学年。これを実感するのはまだ先ですが、きっとできると信じています。

もう一つ、「和」について書きたいことがあるのですが長くなってきたのでまた明日。
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