すべらない話を提供します。

 はじめまして、ゾンヌーゴというグループに所属しているふへへ丸と申します。
前置きはさておいて、本題のすべらない話を提供したいと思います。これは実際の出来事なのでお友達や彼女に言っても嘘にはならないので、どうぞハードルを上げてからお話しください。

 私が大学に入って、初めてのゼミの授業で起きた出来事です。一回生の頃は20人ほどのゼミがありまして、高校でいうところのクラスですね。実は、私は浪人をしていて、ストレートで入ってきた大学一回生とは歳が1つ上でした。浪人ということを隠すつもりはなかったので、ゼミの人達と仲良くなってきたら打ち明けようと思っていました。しかし、そんな計画を壊したのは意外な人でした。
 最初のゼミの授業は軽い自己紹介からスタートしました。ゼミのクラスには担任的な役割の教授が1人いました。その教授がとても面白い方で、各生徒に対して、『あだ名はなに?』・『好きな花は?』など場を盛り上げてくれていたので、その時はいい教授に巡り会えたと思っていました。私は一番前の席に座っていたので、生徒の自己紹介の後に、『ふへへ丸(私)、あだ名何がいいと思う?』 という質問などを投げかけられた時も、とてもフレンドリーな方だと確信していました。
 一通り自己紹介が終わった後、事件が起こりました。全員の自己紹介が終わったのにも関わらず、教授が府に落ちない顔をしていて、何か言いたげな様子で生徒らを見ていました。私はまた何か変なボケをかましてくるな、と思っていましたが、それ以上に変なことを口にしました。
教授 『ここに、年齢を詐称している者がいます。』
俺『なにぃぃぃぃぃぃ!?!?(心の中)』
今ここで、浪人していることを言わせるのか?しかも、自分から切り出すのではなく、犯罪者や犯人的な悪役として、出させるのか?となりました。
実際、私は浪人をして周りの人と歳が一つ歳上でしたが、それを今ここで言わせる??
教授『はやく、立ってくださいなー』
俺『は?!? 立たせてどぉぉーする!?(心の中)』
私は席が一番前でしたので、後ろの状況が全く見えておらず、周りが挙げた方に手を挙げる方式は使えず、私1人の判断により起立か否かを決めなくてはなりません。
俺『しかたない、嘘はよくない。これ以上長引いただけ出にくくなるだけや。たとう…(心の声)』
諦めたその時、後ろの席から音がしました。振り向くと、3人立っていました。実を言うと、そのクラスには『オリター』という2.3回生の先輩が紛れ込んでいたのです。つまり、年齢を詐称していたのは、その人達で、私を指してはいなかったのです。
俺『ややこしぃ!!!!!(心の声)』

以上、すべらない話でした。すべらない話を文章化するのは困難でした!!!!すべってましたね!