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2023年版:データエンジニア向け推薦本リスト

世間ではデータエンジニアリングが流行しており、エンジニアからは人気が出て、企業からはその能力が求められています。
そもそもデータエンジニアは、データの収集、蓄積、分析、活用に必要なデータ基盤を構築・運用する職種です。データエンジニアとして活躍するためには、非常に幅広い知識と以下のような能力が求められます。

  • データベース

  • プログラミング

  • システム開発

  • クラウドサービス

  • データ分析

  • etc…….

私は多少データエンジニアとして経験を積んできており、業務を行う上で読んで良かったと心から思える本があったのでこちらで紹介します。どなたかの一助になれば幸いです。

初学者向け

データマネジメントやデータ基盤について初めて関わる、という方におすすめです。DMBOKというデータエンジニアのバイブル(後述します)がありますが、そのバイブルを非常に噛み砕いて書いてくれています。

中級者向け

こちらは業務をしていく中で具体的にどうやって解決していくかが書かれており、タイトル通り実践的な書籍になっています。
データ基盤の構築・運用を自社だけで行う企業を対象とした実践的な入門書です。データ基盤の設計、データの収集・蓄積、データの処理・分析、データの可視化など、データ基盤を構築・運用する上で必要な知識とスキルを、豊富な図解と具体的な事例を用いてわかりやすく解説しています。

技術の深掘りや理論習得をしたい方へ

データ処理システムの設計に関する書籍です。こちらは、大規模な分散型データシステムを設計するための原則とパターンを解説しています。
以下のような内容が書かれています。

  • データ処理システムの設計原則

  • データ処理システムのパターン

  • データ処理システムのアーキテクチャ

  • データ処理システムのケーススタディ

データ処理システムの設計に必要な知識とスキルを身につけることができる書籍です。データ処理システムの設計に携わるエンジニアや、データ処理システムに関する知識を深めたい人にとって必読の書籍です。

また、IT国家資格のDBスペシャリストに出題されるような知識も習得できます。もし受験される方は、試験問題を解きながら何故その解答になるのかをこちらの本で確認することをオススメします。

業務遂行のためのバイブル

データマネジメントの専門家やデータエンジニアにとって、データマネジメントに関する知識を体系的に理解するための必読の書籍です。「データエンジニア 本」と検索すると上位に表示されるバイブルです。
データマネジメントの知識体系を体系的にまとめた書籍です。DMBOKは、以下の6つの領域から構成されています。

  • データガバナンス

  • データ品質

  • データセキュリティ

  • データアーキテクチャ

  • データモデリング

  • データ統合

  • データウェアハウス

  • ビジネスインテリジェンス

読み進めていくには非常に労力と気力が必要になるくらい分厚い辞書のような本になります。ただし、さすがによくまとまっており、業務で困ったときに都度読み返す本になります。

まとめ

データエンジニアは、データの収集、蓄積、分析、活用に必要なデータ基盤を構築・運用する職種です。データエンジニアとして活躍するためには、非常に幅広い知識とスキルが必要です。
ですが、データエンジニアはデータ活用の担い手として、今後ますます重要になる職種となると思います。私もこれからキャッチアップしていくので皆さんも一緒に頑張りましょう!

そして、いくつか本を紹介してきましたが、どの本も非常に役立ちます。
データエンジニアとして働くためには必要な知識が掲載されており、これらの本で学んだかどうかでアウトプットが変わってくるはずなので、興味があれば読んでみてください。


実践的データ基盤への処方箋を現場で活かすために

紹介した本の1つ、「実践的データ基盤への処方箋」を読んだ感想を書いています。実務で活かすにはどういう考え方・行動をした方が良いのかを綴っています。
読んでみて下さい。


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