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「二匹のコウモリ」

ジョーク・バー Vol-7 「動物ジョーク」

かいのどうぶつえん 園長です。
今回は、動物ジョーク「二匹のコウモリ」(Two bats)です。
テキサス州の友人が教えてくれた、大都市オースティンのコウモリをネット動画でみました。夕刻、コロラド川にかかる橋の上空を飛びかう、150万匹の野生コウモリ!!圧倒される光景で、観光名所なっています。
そこで、短いジョークをひとつ。明け方に帰巣(きそう)した二匹のコウモリの、睡眠前の対話です。
「去年の最悪だった日を思いだせる?」「う〜ん。下痢がとまらなかった朝かな」・・・。
それは悲惨ですね。たしかにコウモリは、”後ろ足”で枝や壁につかまって、”逆さ吊り”で眠ります。しかし排泄時は、頭部を上にして”前足”でぶらさがるのです。(ジョークの作者さん、どっち向きなの?)
ただ、飛翔中は垂れ流し。コロラド川の見物客は、空から降る糞尿に閉口しているそうです。
ちなみにコウモリは、れっきとした哺乳類。頭部を上の格好で出産し、翼(皮膜)で赤ちゃんをキャッチ。胸元まで引っ張りあげて授乳します。進化の神秘を感じる、不思議な生態ですね。

後ろ足でぶら下がって睡眠
鳥類ではなく、りっぱな哺乳類

☆オースティンのコウモリ
テキサス州オースティンのコロラド川にかかるコングレス・アベニュー橋(Congress Avenue Bridge)では、毎年夏になると150万匹ものコウモリが営巣します。春にメキシコから渡ってきたメキシカン・オヒキコウモリ(Mexican free-tailed bat)で、夕刻から明け方まで活発に群舞し、大量の蚊や害虫などを捕食します。ほとんどがメスで、6月に赤ちゃんを1匹産み、5週間かけて橋の下で育児。秋になるとメキシコに向けて一斉に旅立ちます。

2003年の開園時より、貝たちとは「割らない」「塗らない」「削らない」と固く約束して制作しています。園長

             <貝の配役>
★頭:ツメタガイ ★耳:フジノハナガイ ★目:スガイ ★胴:ハナマルユキ★翼(皮膜):カコボラ(ふた) ★四肢:ヒメキリガイダマシ 
★指:アカウニ ★爪:フトコロガイ 
★樹木(巣):マキガイの芯 ★地面:アワビ 

☆「オオコウモリ」をごらんください。
http://www.zoo-shell.com/zoo-shell_wild42.html

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